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メイクアップ化粧品の処方設計のポイントと機器評価方法

~保湿効果とSPFと心地よい使用感を高めるメイクアップ化粧品の開発方法~

セミナー概要

略称
メイクアップ化粧品
セミナーNo.
開催日時
2020年01月23日(木)10:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
講師
近畿大学 生物理工学部生物工学科 教授 農学博士 鈴木 高広 氏

《専門》
 化粧品の使用感の機器評価による製品機能開発
《略歴》
 1988年3月 名古屋大学大学院農学研究科 博士課程修了
 1988年4月 マサチューセッツ工科大学 博士研究員
 1989年4月 工業技術院名古屋工業技術研究所
 1992年9月 英国王立医学大学院 留学
 1996年4月 東京理科大学基礎工学部生物工学科 准教授
 2000年12月 トピー工業(株)マイカ部 化粧原料開発リーダー
 2004年10月  日本ロレアル(株)メイクアップ化粧品開発室マネージャー 
 2010年 4月 近畿大学生物理工学部生物工学科 教授 
《活動等》
 日本香粧品学会、日本化粧品技術者会、粉体工学会、人間情報学会
価格
非会員: 55,000円(税込)
会員: 49,500円(税込)
学生: 11,000円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付

講座の内容

趣旨
ファンデーションや口紅などのメイクアップ化粧品の使用感や機能を高めるための各種機器評価方法を、講義と共に毎回大好評の雲母、タルク、合成マイカ、セリサイト、酸化チタンの実際の化粧料を用いた実習を通し習得します。
最近注目を集める人工知能AIを応用するためにも、製品の使用感の数値化が必要です。たとえば、紫外線(UV)や近赤外線(NIR)、ブルーライトによる肌の光老化や各種ストレスによる肌の老化作用を防ぐ配合剤は凝集性や粘性が強いため、肌に不快な塗布感を与え不均一な仕上がりになる問題があります。機器評価法を用いて複合粉体の製法を改良した結果、UV遮蔽剤の配合量を低下しても高いSPF効果をもたらすことに成功しました。この実践事例として、粉砕機器メーカー(日本コークス工業)との共同研究により開発した1-stepスラリー混合乾燥プロセス技術を紹介します。
また、パウダーファンデーションは肌の水分を蒸散し乾燥すると思われていますが、実際には保湿効果を高めることができます。肌の角層を転写した切餅で化粧品の保湿効果を評価する方法は、化粧品業界が注目する安価で的確な最新技術です。
プログラム
 1.ファンデーションの粉体技術と市場動向
  1.1 日本人の肌環境の変化とファンデーション人気復活の兆し
  1.2 使用動作と使用感の知覚要素
  1.3 メイクアップ化粧品と粉体技術;体質顔料・着色顔料・光学的微粒子・油剤
  1.4 化粧品開発における人工知能AIの応用に不可欠な機器分析データ
 2.ファンデーションや口紅の使用感の機器分析の基礎
  2.1 テカリ感と透明感のある明るい肌のツヤとマットな隠ぺい力をもたらす粉体の違い
  2.2 アスペクト比と粉体形状係数
  2.3 フワッと軽くのびる心地よさと嵩密度と動摩擦係数
  2.4 均一にのびてピタッとつく付着力と分散性と結合油剤の影響
  2.5 隠す効果とぼかす効果の光学的機能の差異と粉体形状と屈折率の関係
  2.6 化粧くずれを防ぐ持続性の官能指標と粉体の物性機能
  2.7 ファンデーションの皮脂濡れによる外観の変化と撥水撥油効果をもたらす表面処理
  2.8 肌水分率計を用いた保湿効果の盲点と切り餅評価試験法の特徴と応用
  2.9 製品開発に用いる機器分析の常用項目
 3.肌の光老化防御と紫外線・近赤外線の遮蔽技術の設計方法
  3.1 紫外線・ブルーライト・近赤外線による肌の光老化と防御剤の特徴
  3.2 SPFとPA
  3.3 紫外線・近赤外線遮蔽複合粉体の設計と使用感の改良
  3.4 湿式充填プレス法と乾式粉砕プレス法の特徴
  3.5 湿式スラリー複合化と撹拌乾燥・溶媒回収工程の1ステップ連続処理プロセス
  3.6 処方を変えずに紫外線・近赤外線防御効果を高め、
           使用感を改善する粉体加工プロセス技術の要点
 4.実験実習:粉体物性の機器評価と官能評価
  (1) 粉体原料と製品ケーキの嵩密度
    【実習】雲母、タルク、合成マイカの3種類の粉と、製品ケーキを解した粉を目盛
        付き試験管に詰めてタッピングした充填体積から嵩密度を計算します。
  (2) 落下強度試験
    【実習】ケーキ状のサンプルを30cmの高さから落とし、強度を調べます。
  (3) 粉体の色(L*, a*, b*)と光沢と隠ぺい力
    【実習】両面テープに粉を塗布し、光沢度計と測色計で測定します。
  (4) 粉体の濡れ性
    【実習】粉をコップの水に分散し、濡れ性を比較します。
  (5) 肌スコープを用いる粉体表面の接触角測定による撥水度と撥油度の評価
    【実習】両面テープにした粉面に水滴または油滴を置き、
         肌スコープで画像を取り込んで液滴の角度を測ります。
  (6) 化粧品の保湿効果
    【実習】化粧品を肌に塗布し水分率計で測定し、測定値と接触角の関係を解説
        します。切り餅面に化粧品や保湿剤や粉体を塗布し、保湿効果を評価
        する方法を実演します。肌スコープで肌理構造の改善効果を調べる
        方法を実演します。
  (7) 粉体の滑らかさ
    【実習】動摩擦係数が既知の粉の滑らかさを指で比較してもらいます。
  (8) 粉体表面処理による複合化と評価方法
    【実習】乳鉢と乳棒で粉体の表面処理を行う試作試験方法を実演します。
キーワード
化粧品,メイクアップ,パウダー,ファンデーション,官能,セミナー,講習

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