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電気自動車(EV)への関心が高まる中、様々な分野で大規模電池システムの設計や製造が検討されている。これらのシステム化は電池メーカーが中心になって開発されてきたが、 最近では新規に参入するメーカーにおいても開発が行われている。
ハイブリッド車(HEV)やEVなどの電動車両において、エネルギーマネジメント技術は、重要な位置付けにある。力強い走りや、環境を配慮した低燃費を実現するエネルギーマネジメント技術に加え、長期に渡り安心して使える技術とするには、更なる取組みが必要である。それゆえに、バッテリーのエネルギーマジメント技術の基本的を押さえ、リチウムイオン電池(LiB)など二次電池のバッテリーマネジメント技術は必須である。
本セミナーでは電池の特性を理解し、電池の「長寿命化」「安全性向上」「高効率化」を支えるバッテリーマネージメントシステム(BMS)の要素技術や次世代電池について解説する。
1.HEV/EVにおけるエネルギーマネジメント技術
13:00~14:50
1. バッテリーの等価モデル
2. バッテリー状態の推定
3. バッテリー最大出力の推定
4. バッテリーの充電制御
5. バッテリー状態の均等化
6. バッテリーマネジメントの技術構築と実際
2.EVに適したLiBの開発とそのBMS及びアクティブCellバランサ
14:50~16:30
1. EVに適したLiBの開発
1.1 電気自動車の課題
1.2 LiBに求められる性能機能
1.3 課題の対応策
1.4 蓄電装置の設計の考え方
2. LiB組電池のBMSの開発
2.1 BMS必要性
2.2 BMS機能の構成
3. LiB組電池のアクティブCellバランサ(ACB)の開発
3.1 各種セル容量バランサ方式
3.2 各種方式によるACB作動原理
3.3 効果
※ プログラム充実のため内容が変更になることもあります。