~VDA19.2 現場で使える異物対策を中心に ~

ドイツ自動車工業会(VDA)規格に学ぶ先端クリーン化技術【京都開催】
※会場が変更になりました(11/24時点)
"和魂洋才"で自社のクリーン化技術をもう一段上へ!ドイツ自動車工業会(VDA:Verband der Automobilindustrie e.V.)におけるクリーン化の規格を日本企業のクリーン化実務に落とし込み、その真髄を解説します。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
クリーンルーム【京都開催】
セミナーNo.
st161203
開催日時
2016年12月06日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
京都リサーチパーク 1号館 4F AV会議室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
受講対象・レベル
クリーンルーム管理経験者 

※ 大変恐縮ですが、これからクリーンルームに取り組もう、というお客様はご遠慮く下さい。金属工、自動車関係、電子部品、光学関係などの業界向きのお話をさせて頂きます。
習得できる知識
・異物対策(金属異物、繊維くず、人由来の異物、外界からの異物)
・クリーンルームでは解決できない微小異物の諸問題
・VDA規格によるクリーン化
・最新のクリーン化技術動向
趣旨
 我が国を「モノづくり大国」と未だに考えている人たちはかなり減ってきているのではないでしょうか?現実にはクライアントから要求される様々な条件は日々厳しさを増し、対応が遅れると容赦のない指導が現場に飛んできています。クリーン化技術の場面においても然りで、我が国の産業界では「品質管理がウリである」という自負だけがひとり歩きし、気が付けば我が国のクリーン化技術と他国との差は開きつつあります。

 VDA((ドイツ自動車工業会:Verband der Automobilindustrie e.V.))というドイツの団体が発行した「自動車業界におけるクリーン化技術」に関する本を読むと、日本で言われるクリーン化技術と中身が全く違うことに驚かれると思います。この規格自身は日本自動車工業会では採用されていません。

 しかし、この本に書かれていることは現実に工場で起こっていることと重なることが分かります。まさにクリーン化を進めるには欠かせない内容となっています。一言で言えば、「クリーンルーム」では異物を排除することはできないし、「クリーンルーム」では異物は溜まる一方となります。

 それではどうすればよいのでしょうか? 本セミナーの内容は講師が以前から公表してきたクリーン化技術に関する内容を改めてドイツ規格に沿って解説するものです。実験や事例紹介も大半は書き直しました。現場でクリーン化に取り組む方々にはぜひお聞きいただきたい内容となっております。
プログラム

1.クリーン化のニーズと日本の取り組み
 1.1 クリーン化は日本のモノづくりのあちこちに活かされている
  1.1.1 クリーンルームの4原則とは?
  1.1.2 日本人の気性に合うクリーン化技術(外国人にはできないクリーン化)
      (インバウンドはそのせいなのか?)
  1.1.3 A・I+ロボットは日本人よりもクリーン化向き
  1.1.4 クリーンルーム技術もガラパゴス技術?
 1.2 半導体時代に作られたクリーン化技術の復習
  1.2.1 サブミクロン粒子の特徴
  1.2.2 半導体プロセスで問題となるその他の問題
  1.2.3 クリーンルームの規則とは?(ISO14644シリーズについて)
  1.2.4 クリーンルームの作り方(一方向流・垂直・水平方式)
  1.2.5 ほとんどのクリーンルームがこの作り方で作られる!(非一方向流式クリーンルーム)
 1.3 目には見えないが重力の影響を強く受ける粒子について
  1.3.1 重力の影響と粒子の大きさ
  1.3.2 粒子の付着原因とそれを除去する方法
  1.3.3 クリーンルームライトによる観察
 
2.VDAの考えるクリーンルームについて
 2.1 ドイツの考え方と日本の考え方の違い~インダストリー4.0
 2.2 洗浄による異物の除去と非洗浄工程でのクリーン化
 2.3 VDAの考えるクリーンゾーン
  2.3.1 CG0 非管理ゾーンでのクリーン化
  2.3.2 CG1 清浄度ゾーンでのクリーン化
  2.3.3 CG2 清浄度ルーム(クリーンブース)
  2.3.4 CG3 クリーンルーム(半導体クリーンルームとの違い)
  2.4 CGゾーンの選定
    2.4.1 対象となる「繊維くず」「金属粒子」「水滴」の挙動
    2.4.2 CGゾーンとレイアウト
 2.5 スタッフについて
  2.5.1 要員からの発塵と衣類
    2.5.2 要員の教育・指導
    2.5.3 要員を通じた汚染対策
    2.5.4 容器の扱い
  2.6 物流について
  2.6.1 梱包物への付着と除去
  2.6.2 静電気による付着防止について
    2.6.3 物流からの汚染防止
 
3.VDAクリーンルームのコンセプトの受け入れ方
  3.1 繊維くず対策
  3.2 金属対策
  3.3 VDAの評価方法
 3.4 前室の作り方
 3.5 EVEエアシャワー
 3.6 新型クリーンルームライト

□ 質疑応答 □

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