~降伏現象のメカニズムと強度・耐衝撃性の改善~
GFRPやCNT分散樹脂等などを例示しながら解説

高分子複合材料の強度と耐衝撃性
高分子複合材料の降伏条件とそれを影響を及ぼす因子について解説
GFRPやCNT分散樹脂等などを例として強度・耐衝撃性改善手法も紹介します

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セミナー概要
略称
複合材料 強度・耐衝撃性
セミナーNo.
st170918
開催日時
2017年09月28日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 6階 中会議室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
高分子複合材料に関する研究開発に携わる若手企業研究者
習得できる知識
・高分子複合材料の降伏条件とそれを左右する因子
・ノッチ付衝撃試験で得られる力学特性とその計算方法
・短繊維強化高分子複合材料の耐衝撃性を予測する理論
・ナノコンポジットの降伏条件とその耐衝撃性に関する理論
・高分子複合材料の強度および耐衝撃性改善手法
趣旨
 高分子複合材料に関しては国内外を問わず多種多様な研究が展開されている。力学特性は高分子複合材料に求める最たる物性であり,今も年間1万報以上の論文が発表されているが,実験的検討と定性的な考察でまとめられた論文が大多数を占める。講師はこの現状を払しょくするべく,現在高分子材料のカタログによく掲載されている引張強さや衝撃強さなどを求める理論の構築に従事してきた。本講義では,現在までに講師が構築してきた理論とその使用方法について解説し,これらの理論に基づいた高分子複合材料の力学特性改善例を数件紹介する。
プログラム
1. 解析に必要な高分子材料の物性に関する評価方法
 1.1 1軸引張試験
 1.2 3点曲げ試験
 1.3 ノッチ付衝撃試験
 1.4 示差走査熱量解析

2. 高分子複合材料の降伏条件-1 界面剥離
 2.1 成形品内部に生じる熱ひずみ
 2.2 短繊維強化高分子複合材料のウエルド強さ

3. 高分子複合材料の降伏条件-2 充填材の引抜け
 3.1 充填材に生じる締付応力
 3.2 充填材/母相間に生じる摩擦力
 3.3 ガラス短繊維強化高分子複合材料の引張強さ
 3.4 ガラス短繊維強化高分子複合材料の曲げ強さ
 3.5 ガラス短繊維強化高分子複合材料のノッチ付衝撃強さ

4. 高分子複合材料の降伏条件-3 充填材の破断
 4.1 引張負荷による破断
 4.2 ポアソン収縮による破断
 4.3 カーボンナノチューブ分散ポリプロピレンの強さ
 4.4 カーボンナノチューブ分散ポリプロピレンのノッチ付衝撃強さ

5. ガラス繊維強化高分子複合材料の強度改善手法
 5.1 反応性添加剤による強度改善
 5.2 無機微粒子添加による強度改善
 5.3 カーボンナノチューブ添加による強度改善

6. ガラス繊維強化高分子複合材料の耐衝撃性改善手法
 6.1 無機微粒子添加による耐衝撃性改善
 6.2 カーボンナノチューブ添加による耐衝撃性改善
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