~吸着剤や反応場としての応用についても解説~

金属-有機構造体(MOF)の合成と用途展開
金属―有機構造体((Metal organic Framework, MOF)の特徴や合成を基礎から教えます
一次構造や集積状態の精密制御、用途展開に関しても解説!

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セミナー概要
略称
有機金属構造体
セミナーNo.
st171021
開催日時
2017年10月25日(水) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4階 第1グループ活動室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
・自己集合や超分子形成により構築されるナノ空間材料の創製
・金属―有機構造体(MOF)の研究開発状況
・超分子化学、錯体化学、高分子化学を駆使した新しい材料設計と解析
・吸着、分離、反応場などへのMOFの応用
・新規高分子材料創製に向けたMOFの応用
趣旨
 最近、ゼオライトや活性炭に代わる新たな多孔性材料として、有機配位子と金属イオンとの自己集合反応によって合成される金属―有機構造体(MOF)が注目を集めている。この材料が有する規則性空間は、配位子と金属イオンとの様々な組み合わせにより、そのサイズや形状、表面状態を合理的に設計できる。
 本講演ではこのナノ空間材料の合成や特徴を述べ、吸着剤や反応場としての応用についても今後の見通しも含め解説する。特に、新規高分子材料創製の場として利用した際に、高分子の一次構造(分子量、立体規則性、反応位置など)や集積状態(粒子化、配向化、アロイ化)を精密に制御できる技術について詳細に述べる。
プログラム
1.ナノ空間材料とは
 1.1 従来型ナノ空間材料(ゼオライトや活性炭)
 1.2 次世代型ナノ空間材料としての金属―有機構造体(MOF)
 1.3 MOFの特徴
 1.4 MOFの歴史と広がり
 1.5 他の分子性ナノ空間材料(COFや多孔性有機ケージ)

2.MOFの一般的性質と企業開発
 2.1 MOFの耐性、安全性、価格
 2.2 特許出願数推移
 2.3 企業開発状況

3.MOFの設計・合成法
 3.1 基本的な合成法
 3.2 様々な合成法
 3.3 材料評価法

4.ガス貯蔵と分離
 4.1 ガスの有用性
 4.2 一般的なガス貯蔵と分離法
 4.3 MOFを使った貯蔵・分離
 4.4 MOFによるガス吸蔵・分離

5MOFの様々な機能
 5.1 蛍光性MOF
 5.2 磁性MOF
 5.3 導電性MOF
 5.4 イオン伝導性MOF
 5.5 バイオ応用
 5.6 結晶スポンジ
 5.7 MOF触媒

6.多孔性金属錯体による高分子材料創製
 6.1 高分子とは
 6.2 一般的な高分子合成と生産
 6.3 多孔性錯体を反応場とする有用性
 6.4 分子量制御
 6.5 立体規則性制御
 6.6 反応位置制御
 6.7 配向制御
 6.8 ブレンド・アロイ化
 6.9 ナノ複合体形成

□ 質疑応答 □
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