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耐磨耗性・耐疲労性・耐腐食性・耐熱性など、鉄鋼材料に高機能を付与する浸炭処理と窒化処理。
希望者にはセミナー終了後に個別相談を受けつけます。

浸炭焼入れ・窒化処理の基礎と品質トラブル・対策
および他技術との組み合わせによる高機能化

~浸炭焼入れ・窒化処理を最適に使いこなすための基礎と実践技術、トラブル対策~

セミナー概要

略称
浸炭窒化
セミナーNo.
st200101  
開催日時
2020年01月21日(火)10:00~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
講師
エア・ウォーターNV(株) 顧問 工学博士 冨士川 尚男 氏

 元住友金属工業株式会社 専門部長。研究所にて腐食防食の研究および新耐食・耐熱材料の開発研究に携わり、その後、自動車材料専門部長として自動車材料全般の開発の支援を行ったので、この分野の全般的な知識を備える。また定年退職後、2年間アイルランドのリムリック大学の材料及び表面科学学部の客員教授。帰国後現在のエア・ウォーター株式会社で浸炭・窒化などの表面硬化にかかわる技術支援のため顧問に就任し、現在に至る。この間、日本金属学会、鉄鋼協会、腐食防食学会、日本熱処理協会及び海外の拡散関係の国際会議などで、論文賞、功績賞など多くの表彰を受けている。
専門:金属材料工学及び表面科学
価格
非会員: 49,500円(税込)
会員: 47,020円(税込)
学生: 49,500円(税込)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 47,020円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,750円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

講座の内容

受講対象・レベル
部品開発担当の技術者・現場技術者などで、実際に問題を抱えている方、これから担当する方、知識として知っておく必要のある技術者の方々に役立つ、現場の課題解決に応えられるようなセミナーを提供する。
習得できる知識
金属材料の硬さを高める方法及び種類等を理解し、それに基づいて、適正な処理方法の選択が可能になる。
特に今回は浸炭焼入れ及び窒化とはどんな処理か、処理方法と適用部品との関係、品質面で安定した品質を得るための知識などの知識が得られる。
趣旨
 浸炭処理は、鉄鋼材料の表面層の炭素濃度を高めることで、焼入れ硬化する処理で、耐摩耗耗性と靭性を両立できる特長及び疲労特性も向上できることから、自動車部品をはじめ多くの機械部品に古くから利用されています。窒化処理も主に鉄鋼材料の表面から窒素原子を拡散浸透させ、表層に硬度の高い層を形成させ、素材の耐摩耗性や疲労強度を向上は勿論、防錆対策にも用いられる処理です。
 これらの処理に複数の処理方法があり、それぞれ利点と欠点を有しており、適用する機械部品の仕様に応じて最適な処理方法を選択する必要があり、これらの点についても分かりやすく説明します。また、最近では耐摩耗性、疲労強度あるいは防錆能などについて、更なる高い性能が要求されるようになってきていることから、両技術の特徴を利用する新たな方法、別の表面硬化技術やPVD,CVDなどの新たな表面改質技術などと組み合わせることで、さらなる高機能化が行われています。これらの技術についても分かりやすく説明します。
 最後に、これらの処理の際の品質問題と対策についても触れ、また受講生の現状持っている問題点についても相談を受付けて問題の解決の手助けをします。
 自動車を始め、種々の分野に用いられる部品の耐摩耗性、疲労強度及び防錆能の向上を必要としている技術者がこれらの知識を習得するための助けとなるようなセミナーを行います。
プログラム
1.表面改質・硬化処理の目的と意義
 
2.表面硬化の主な特徴

 2.1 磨耗に及ぼす影響
 2.2 疲労強度への影響
 2.3 腐食への影響
 
3.各種表面硬化処理技術
 3.1 表面焼入れ
 3.2 ショットピーニング
 3.3 浸炭焼入れ
 3.4 窒化処理 
 3.5 拡散処理
  (クロマイジング、カロライジング、シリコナイジング、ボロナイジング)
 3.6 溶射
 3.7 めっき
 3.8 PVD, CVDなど
 
4.浸炭焼入れ処理とは
 4.1 浸炭処理の際の材料側の基礎
 4.2 浸炭処理の種類と適用鋼種・用途
   (1)固体浸炭 (2)塩浴浸炭 (3)ガス浸炭 (4)真空浸炭 (5)プラズマ浸炭
 4.3 ガス浸炭の際の炉内反応
 4.4 各浸炭処理法の詳細と特徴
 
5.窒化処理とは
 5.1 窒化処理の基礎
 5.2 窒化処理の種類と適用鋼種・用途
   (1)塩浴軟窒化 (2)ガス窒化・軟窒化 (3)プラズマ窒化 (4)NV窒化
 5.3 窒化のメカニズム
 5.4 窒化層の特性
 
6.浸炭焼入れ及び窒化処理の特徴と欠点
 
7.金型への窒化処理の適用例
 
8.浸炭・窒化を利用した高機能化技術の応用

 8.1 浸炭焼入れ+ショットピーニング
 8.2 浸炭焼入れ+高周波焼入れ
 8.3 浸炭窒化焼入れ
 8.4 浸窒焼入れ
 8.5 窒化+PVD/DLC処理
 
9.浸炭・窒化を用いた高硬度化と耐熱性・耐食性の優れた表面改質技術
 9.1 低温浸炭・窒化による拡張オーステナイト相(S相)の生成条件と特徴
 9.2 低温浸炭処理材の特性
 9.3 低温窒化処理材の特性
 9.4 窒化+Cr拡散浸透処理材の特性
 
10.浸炭焼入れ及び窒化処理の品質問題例
 10.1 出来栄え品質
 10.2 品質トラブルとその対応策

 □質疑応答・名刺交換□
 

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