顔料分散技術の基礎と利用・応用技術【LIVE配信】
§1 顔料分散技術の基礎とトラブル対策
§2 顔料分散法と具体的利用法・応用技術

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
顔料分散【WEBセミナー】
セミナーNo.
2601107
開催日時
2026年01月16日(金) 10:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
第1講 郷司技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 郷司 春憲 氏
 元日本ペイント(株) 生産技術研究部長
 (色材協会ほかで色材,顔料分散,塗料生産技術などに関する講演・執筆多数あり)
 <専門> 粒子分散技術 界面化学 塗料生産技術

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第2講 堂道技術士事務所 所長 技術士(化学部門) 堂道 剛 氏
 ・近畿化学協会 化学技術アドバイザー
 ・前近畿大学理工学部 非常勤講師
・前徳島大学理工学部、前生物産業資源学部 非常勤講師
定年退職後、上記の大学で講義する傍ら、各化学メーカー、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)など対象に技術士として活動している。顔料などの微粒子分散技術、筆記具インキ、インクジェットインキ、機能性フィラーの分散などを特に専門とし、化学メーカー技術顧問、各種依頼等に対応している。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
・3名以降は一人当たり定価の半額となります。
<※2名以上でお申込の場合は1名につき27,500円(税込)>
会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料(PDF)は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
・顔料分散の基礎知識
・分散剤の種類・最近の動向・設計の考え方・選択方法と使い方
・顔料表面性質の評価方法
・分散剤の特性評価方法
・ナノ粒子の分散とトラブル対策
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・分散に適した顔料粒子調整法の基礎
・顔料分散技術の基礎とその品質管理方法
・すぐに役立つ分散応用技術知識(筆記具用インキ、カラーフィルター、インクジェットインキ等)
・分散における最近のトピックス
趣旨
<第1講>
 顔料など微粒子の分散方法や安定化について基本的な考え方を紹介する。
 高分子系の顔料分散剤を題材にして、顔料粒子の表面性質に応じた最適な分散剤の選択方法と利用技術を解説する。分散剤を利用した応用事例としてナノ粒子分散ペーストの設計などを題材にして、分散配合の設計ノウハウや分散トラブル対策について解説する。

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<第2講>
 顔料分散技術は、社会の各分野に応用され進化してきた。カラーフィルター分野では、ナノ粒子分散までに至っている。一方、有機EL素子の実装化、製品化がなされ、次世代方式としてマイクロLED素子、量子ドット素子が開発され、実用化されつつある。この場合、光拡散用粒子が必要である。インクジェットインキでは、環境面で水性化顔料インキが主流となりつつあり、フィルム印刷、捺染、サイネージ、カタログ印刷に応用されつつある。これらの分野では、顔料や微粒子分散技術、微粒子表面処理と分散技術の複合化等が必須である。一方、AIによるDX等の手法は現行において導入しにくく、経験的知見や摺り合わせが主流である。
 そこで、最近の情勢なども含めて、すぐに役立つ顔料分散技術の基礎的な部分や応用技術知識、最近のトピックス(特に、最近のインクジェット用カプセル化顔料の動向、インクジェット顔料捺染など)を解説する。
プログラム

第1講 顔料分散技術の基礎とトラブル対策
(郷司先生 10:00~12:45)

1.分散とは
 1-1 さまざまな分散系
 1-2 顔料の種類・構造・機能
 1-3 発色のメカニズム

2.上手に顔料を分散するコツ
 2-1 顔料分散の単位過程とポイント
 2-2 分散安定化 粒子間引力を弱めるには?
 2-3 分散安定化 粒子間反発力を高めるには?
 2-4 粒子表面の特性と分散への影響、評価方法

3.顔料分散剤を利用した微粒子化と安定化技術
 3-1 顔料分散剤の種類と機能・特長
 3-2 分散剤の変遷と最近の開発動向
 3-3 分散剤の選択方法と使い方

4.顔料分散剤の応用事例とトラブル対策
 4-1 ナノ分散を達成するには
 4-2 ナノ分散でのトラブルと対策

 


第2講 顔料分散法と具体的利用法・応用技術
   ~最適な分散選択方法・評価法・利用技術~

(堂道先生 13:30~16:00)

1.顔料と微粒子化
 1-1 顔料合成
 1-2 表面処理
 1-3 シナジスト
 1-4 顔料微粒子化

2.顔料分散技術基礎編
 2-1 分散機溝
 2-2 分散剤
 2-3 分散とビーズ
 2-4 分散機

3.顔料分散応用編
 3-1 樹脂分散
 3-2 筆記具用分散
 3-3 カラーフィルター用分散
  3-3-1 どのようにカラーフィルター用分散を行うのか
  3-3-2 カラーフィルター用分散体
 3-4 インクジェットインキ用分散
  3-4-1 インクジェット用白インキとその応用について
  3-4-2 捺染用インクジェットインキとその応用について
  3-4-3 サイン用インクジェットインキとその応用について
 3-5 分散における品質管理

4.分散技術分野における最近のトピックス
   
5.まとめ
 

スケジュール
10:00~12:45 第1講
12:45~13:30 昼食休憩
13:30~16:00 第2講
キーワード
顔料,分散,安定化,微粒子化,トラブル対策,カプセル化,インキ,カラーフィルター,セミナー
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