2014年06月12日(木)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
高性能・高品位のフィルムを作るためには、各工程において発現する現象を理解し、ポリマー、プロセス両面の適正条件を設定しなければならない。特に、光学用途では要求品質が厳しいため、フィルムの品位に関わる対策が重要となる。また、製膜・延伸技術はマクロな特性付与だけでなく、表面特性にも関係するため、表面の分析・評価技術の知識も大切となる。本講座では事例を紹介しながらそれぞれの対策につき解説する。
1.はじめに
2.プラスチックフィルムを知る
2-1 フィルムの種類と用途
2-2 フィルムの作り方
2-3 フィルム成形のレオロジーの基礎
2-3-1 せん断流動域のレオロジー
2-3-2 伸長流動域のレオロジー
3.製膜過程で何が起きる?
3-1 ダイス出口までの問題
3-1-1 ポリマーの熱分解、ゲル化、未溶融物など
3-1-2 せん断流動不安定性
3-2 ダイス出口後の問題
3-2-1 フィルム表面の欠点
3-2-2 結晶化に伴う表面特性と課題
3-2-3 ドローレゾナンス現象とフィルム厚み変動
①ドローレゾナンスとは?
②理論解析により本質を知る
③ドローレゾナンスの低減策は?
4.延伸過程で何が起きる?
4-1 延伸による複屈折の発現
4-2 二重配向性と分子構造の関係
4-3 延伸発熱と高次構造の関係
4-4 一軸延伸と配向結晶化、高次構造発現
4-5 二軸延伸、多段延伸と高次構造変化
4-6 ボーイング現象とフィルム幅物性の均一化
5.製膜・延伸技術によりフィルム表面はどう変わる?
5-1 成形過程における表面加工技術は?
5-2 表面の分析・評価技術は?
6.どんなトラブル事例? その解決策は?
6-1 主にポリマーに起因する例
6-2 主にプロセスに起因する例
7.質疑応答
7-1 自由な質疑応答
7-2 個別相談
8.その他