容器の包装や自動車・電子部品など用途が広がるプラスチックフィルム!
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フィルム成形技術と高機能化

商品概要
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略称
フィルム成形技術と高機能化
商品No
bk3443
発刊日
2025年08月31日(日)
ISBN
978-4-86043-980-4 C3058
体裁
B5 456頁
価格
59,400円 (本体価格:54,000円)
送料
当社負担(国内)
発行
(株)エヌ・ティー・エス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
監修
金井 俊孝  KT POLYMER 代表
著者
金井 俊孝  KT POLYMER 代表

箕島 亘   レオ・ラボ株式会社 アプリケーションマネージャー

田村 幸夫  株式会社日本製鋼所 広島製作所樹脂加工機械部 技術アドバイザー

酒井 忠基  静岡大学 イノベーション社会連携推進機構 客員教授

中野 勝之  住友重機械モダン株式会社 技術部

横田 新一郎 アクスモールディング株式会社 代表取締役社長

串﨑 義幸  株式会社日本製鋼所 樹脂機械事業部企画管理部企画グループ 担当課長

神田 敏満  株式会社KANDA 代表取締役社長

浜本 伸夫  AndanTEC 代表

永井 健一  フィルモールド・ラボラトリー株式会社 管理部 部長

細田 覚   SHテクノリサーチ 代表/元・京都工芸繊維大学

小田 奈穂子 東洋紡株式会社 コーポレート研究所先進高分子創発ユニット リーダー

山下 敦志  UBE株式会社 ラクタム・ナイロン営業部ナイロングループ(宇部) 主席部員

田村 聡   出光興産株式会社 先進マテリアルカンパニー機能化学品部機能材料研究所
       機能化学品グループ 主任部員

武藤 正容  大八化学工業株式会社 大阪技術開発センター技術開発部門商品開発部
       商品開発一課 主査

岡本 敏   東京科学大学 総合研究院フロンティア材料研究所 特任教授

佐々木 靖  東洋紡株式会社 フィルム開発部 技術アドバイザー

撹上 将規  群馬大学 大学院理工学府 准教授

髙澤 彩香  群馬大学 大学院理工学府 助教

上原 宏樹  群馬大学 大学院理工学府 教授

佐藤 徹雄  TOPPAN株式会社 生活産業事業本部グローバルパッケージ事業営業推進本部バリア販促部 部長

森川 圭介  株式会社クラレ ポバール研究開発部 主管

平島 健吾  三菱ケミカル株式会社 アドバンストフィルムズ&ポリマーズビジネスグループ
       アセチルポリマーズ本部戦略企画部開発管理グループ

大浦 滉平  三菱ケミカル株式会社 アドバンストフィルムズ&ポリマーズビジネスグループ
       R&D本部アセチルポリマーズテクノロジーセンターソアノール研究開発グループ

寺岡 浩太  三菱ケミカル株式会社 アドバンストフィルムズ&ポリマーズビジネスグループ
       R&D本部アセチルポリマーズテクノロジーセンターソアノール研究開発グループ

高見 達也  三菱ケミカル株式会社 アドバンストフィルムズ&ポリマーズビジネスグループ
       アセチルポリマーズ本部ソアノール事業部ビジネス開発グループ

山田 和志  京都工芸繊維大学 繊維学系先端ファイブロ科学専攻 教授/専攻長

杉本 昌隆  山形大学 大学院有機材料システム研究科 教授

谷藤 眞一郎 株式会社HASL 相談役・技術顧問

依藤 大輔  株式会社HASL 代表取締役

江越 顕太郎 エバー測機株式会社 代表取締役
書籍の内容

序 章 フィルム成形技術と高機能フィルムの動向
  〈金井 俊孝〉
1. はじめに 
2. 環境対応フィルム(減容化・モノマテリアル・リサイクル・ハイバリア化)
3. Li イオン電池用フィルムおよびコンデンサフィルム 
4. ディスプレイ用フィルム
5. 高周波特性の優れたフレキシブルプリント基板 
6. 加飾フィルム 
7. 太陽電池用フィルム・シート


第1章 レオロジー基礎
第1節 レオロジーとフィルム成形
  〈金井 俊孝〉
1. はじめに
2. 高分子溶融体の流動性 
3. 剪断流動の構成方程式
4. 成形性とは
5. 剪断流動性の評価法
6. 伸長流動特性
第2節  レオロジー(伸長粘度)の測定技術
  〈箕島 亘〉
1. はじめに
2. 現在の市販伸長粘度測定装置
3. 分子構造と一軸伸長粘度特性(歪硬化性・歪速度依存性)他


第2章 成形機の開発
第1節 フィルム成形用押出機
  〈田村 幸夫〉
1. はじめに 
2. 単軸押出機の基本構造 
3. 各種単軸押出機の構造と機能
4. 単軸押出機に必要とされる副機能 
5. 押出機下流の装置に関する注意事項 
第2節 二軸スクリュ押出機
  〈酒井 忠基〉
1. はじめに 
2. 二軸スクリュ押出機の種類 
3. 二軸スクリュ押出機の性能向上 
4. 二軸スクリュ押出機におけるプラスチックの混練・分散機構 
5. 二軸スクリュ押出機の押出特性に対する操作因子
6. 二軸スクリュエレメントを用いた混練・分散の調整
7. 二軸スクリュ押出機における低温押出し技術 
8. ベント部の設置
9. ギアポンプの設置
10. おわりに
第3節  T ダイ押出成形機の開発(キャスト&ラミネータ)
  〈中野 勝之〉
1. はじめに
2. キャスト,押出ラミネータ成形概要
3. 省エネ型押出機 
4. 空圧式自動制御T ダイシステム(SMART FLIPPER)
5. 多層押出成形用コンバイニングアダプタ 
6. 高速化対応と環境対応(押出ラミネータ)
7. ニーズに応じた機種開発(軟包装用押出ラミネータ) 
8. おわりに
第4節 多層技術(T ダイ・フィードブロック)
  〈横田 新一郎〉
1. はじめに
2. 共押出の問題点 
3. フィードブロック付T ダイの基本的な特徴 
4. マルチマニホールドダイの特徴
5. フィードブロックとマルチマニホールドダイの比較表
6. 特殊多層成形
7. 金属3D プリンタによる多層金型の製作
8. おわりに 
第5節  インフレーション成形機の開発
  〈中野 勝之〉
1. はじめに
2. インフレーション成形概要
3. 押出機の能力向上 
4. 膜厚偏差修正の自動制御システム
5. 内部冷却システムによるバブルの安定化と自動立ち上げ機能
6. 自動インフレーション成形機の展望 
7. おわりに
第6節 二軸延伸機の開発
  〈串﨑 義幸〉
1. はじめに
2. 逐次二軸延伸装置と同時二軸延伸装置の比較
3. フィルム物性の比較
4. おわりに
第7節 フィルムの巻取理論とその活用
  〈神田 敏満〉
1. はじめに
2. 巻取不良とロール内部状態の関係
3. 巻取理論
4. 不具合と巻取ロールの内部状態の関係
5. 巻取理論の活用
6. おわりに 
第8節 Roll To Roll (ラボから量産へのスケールアップ)
  〈浜本 伸夫〉
1. はじめに
2. 塗工方式の分類
3. グラビア塗工
4. バー塗工 
5. 塗工方式の選定
6. 乾燥工程の膜挙動(定率と減率)
7. 乾燥の3要素
8. 乾燥方式と乾燥能力
9. スケールアップ
10. おわりに 
第9節  FILMOLD によるフィルム成形技術
─知られざるプラスチックフィルムのもう1つの成形法「FILMOLD」─
  〈永井 健一〉
1. はじめに 
2. FILMOLD の概要 
3. 他の成形法と比較した位置づけ
4. 装置構成
5. 成形方法の種類とプロセス 
6. 成形可能な素材 
7. 成形品の特徴
8. コストパフォーマンス
9. 周辺技術
10. 応用事例
11. フィルムの開発動向について
12. 今後の展開
13. おわりに


第3章 フィルム成形用材料
第1節  ポリオレフィン樹脂の分子設計と評価
  〈細田 覚〉
1. 高性能化の基本的考え方
2. 構造制御と物性との関係
3. 高性能化の分子設計 
4. まとめ
第2節  PE およびPP のフィルム成形性・物性
  〈金井 俊孝〉
1. はじめに
2. PE 
3. PP
第3節 PET 樹脂とフィルム成形用グレード
  〈小田 奈穂子〉
1. ポリエチレンテレフタレート(PET)の歴史と概要
2. PET 樹脂の製造 
3. フィルムグレードの制御要素
4. 環境への配慮 
第4節 PA6 樹脂とフィルム成形用グレード
  〈山下 敦志〉
1. はじめに
2. PA樹脂のフィルム成形加工について
3. フィルム用成形材料について
4. 新規PA樹脂材料 
5. おわりに
第5節  水添石油樹脂によるポリオレフィンフィルムの改良
  〈田村 聡〉
1. はじめに 
2. 水添石油樹脂配合によるPP改質
3. 水添石油樹脂配合によるPE改質
第6節 PLA 樹脂用生分解性可塑剤
  〈武藤 正容〉
1. はじめに
2. 加工方法
3. おわりに 


第4章 機能材料および機能性フィルムの開発
第1節  ポリエチレンの逐次二軸延伸条件および装置
  〈串﨑 義幸〉
1. はじめに 
2. ポリエチレンの逐次二軸延伸装置(BOPE 装置)
3. おわりに
第2節  溶液キャスト法によるスーパーエンプラフィルムの高機能・高付加価値化
  〈岡本 敏〉
1. はじめに 
2. 溶液キャスト法によるスーパーエンプラフィルムの高機能化
3. スーパーエンジニアリングプラスチックの溶液キャスト法による
フィルム化
4. 環境負荷低減に向けた取り組み 
5. おわりに
第3節 LCPフィルムの開発
  〈串﨑 義幸〉
1. はじめに
2. LCPの特徴
3. 成形試験 
4. おわりに
第4節 超複屈折ポリエステルフィルム
  〈佐々木 靖〉
1. はじめに
2. 開発の背景 
3. 虹ムラ解消の原理
4. 成形技術 
5. 適用例と効果
6. おわりに
第5節  高分子延伸技術を活かした高性能フィルムの作製
  〈撹上 将規,髙澤 彩香,上原 宏樹〉
1. はじめに 
2. 溶融二軸延伸によるUHMW-PE薄膜の作製
3. 溶融二軸延伸によるPTFEフィルムの作製
4. PA6多孔質膜の作製 
5. POM多孔膜の作製
6. おわりに 
第6節 蒸着技術によるハイバリア化
  〈佐藤 徹雄〉
1. はじめに 
2. バリアフィルムについて
3. 透明蒸着フィルムについて
4. 当社の取り組み 
5. おわりに
第7節  PVOH コーティングにおけるバリア性向上
  〈森川 圭介〉
1. はじめに
2. 食品包装材料を取り巻く状況
3. PVOHの基礎物性
4. 疎水基変性PVOH〈エクセバール®〉
5. おわりに
第8節  高機能性EVOHによる延伸・成形・リサイクル技術
  〈平島 健吾,大浦 滉平,寺岡 浩太,高見 達也〉
1. はじめに 
2. ポリエチレン/EVOH多層包材におけるリサイクル性の改善
3. MDO技術によるハイバリアフィルム 
4. おわりに
第9節 フィルム接合技術
  〈山田 和志〉
1. はじめに 
2. フィルム接合に用いるプラスチックフィルムの特徴 
3. 各種シール方法の原理と特徴
4. 各技術の比較と実用上の考慮点
5. 環境・資源問題との関連性 
6. 将来展望と今後の課題 
7. おわりに


第5章 フィルム成形シミュレーション・評価技術
第1節  フィルム成形性の少量評価と可視化技術
  〈杉本 昌隆〉
1. はじめに
2. レオメータによる検討 
3. 少量押出機による多層押出評価
4. 少量押出機による流動の可視化 
5. 少量押出機による超多層フィルム成形 
6. おわりに
第2節 押出成形・フィルム成形のCAE 技術
  〈谷藤 眞一郎,依藤 大輔
1. はじめに
2. 多層流動状態の解析的表現 
3. フィードブロックタイプ多層ダイ内の流動解析 
4. おわりに
第3節 フィルム成形性の評価技術
  〈金井 俊孝〉
1. はじめに
2. T ダイキャスト法
第4節  フィルム延伸過程中の応力と配向性の可視化技術
  〈江越 顕太郎〉
1. はじめに 
2. 延伸応力と配向特性の同時計測技術
3. 二軸延伸複屈折位相差測定装置での延伸中の応力と配向測定技術
4. 延伸プロセスによる延伸応力と配向特性の試験測定例 
5. 固定端一軸延伸のモデルと延伸フィルム写真
6. おわりに
第5節 フィルムの延伸評価技術とその応用
  〈金井 俊孝〉
1. はじめに
2. 二軸延伸成形

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