繊維強化プラスチック(CFRP、CFRTP、GFRP)の最新情報を紹介し、強度向上のための具体的な方法を明示する!

CFRP/CFRTPおよびGFRPの開発動向と強度向上の具体的方法【大阪開催】

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セミナー概要
略称
FRP強度向上【大阪開催】
セミナーNo.
170610
開催日時
2017年06月06日(火) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
滋慶医療科学大学院大学 11F 講義室3(JR新大阪駅前)
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・プラスチック成形加工の技術・開発に携わる方
・化学・自動車・家電等メーカーの技術・開発に携わる方
・繊維強化プラスチックの最新情報と強度向上に関心の深い方
 
習得できる知識
・繊維強化プラスチックの材料・成形加工の開発動向
・繊維強化プラスチックの弾性率・強度・破壊に関する実用的知識
・繊維配向と界面接着力強化による強度向上の実用的知識・応用
 
趣旨
 軽量化による燃費向上の期待から、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の自動車分野への本格的な適用が検討されており、量産車への採用も現実的になってきている。量産には熱可塑性樹脂を母材とするCFRTPが向くが、強度の問題からエポキシによる熱硬化がまだ中心となっている。このような現実を背景に、本セミナーではプラスチック・化学・自動車・家電等の技術・開発に携わる方々を対象として、繊維強化プラスチックの最新情報を紹介し、強度向上を目指す。本セミナーの特長は、(1)図示やデータによるやさしい解説、(2)強度向上の具体的な方法の明示、(3)X線CTによる3次元観察例にある。
 
プログラム
1.繊維強化プラスチックの開発動向
 1-1 自動車におけるCFRPとCFRTPの適用可能箇所
 1-2 NEDOの「ハイサイクル一体成形」
  1-2-1 超高速硬化エポキシ樹脂の開発
  1-2-2 多点注入による高速樹脂含浸
 1-3 CFRTPの成形加工技術の開発動向
  1-3-1 高速スタンピング成形と内圧成形
  1-3-2 射出成形(直接成形、ハイブリッド成形)
  1-3-3 Bond Laminates 社の技術開発
  1-3-4 現場重合ナイロン6を用いた連続繊維強化CFRTP
 1-4 NEDOの「サステナブルハイパーコンポジット技術」
  1-4-1 CFRTP中間基材の開発
  1-4-2 一方向性基材と等方性基材の曲げ強度
  1-4-3 高速成形と接合技術
  1-4-4 ダブルベルト・プレスを用いた連続含浸

2.繊維強化プラスチックの弾性率
 2-1 一軸配向材料の弾性率:縦引張・横引張・せん断・曲げ
 2-2 繊維長増加による引張弾性率の向上
 2-3 繊維の配向による引張弾性率の向上
 2-4 一軸配向と二次元・三次元にランダム配向材料の比較

3.繊維強化プラスチックの強度
 3-1 強度は何で決まるか
 3-2 一軸配向材料の強度:縦引張・横引張・せん断・曲げ
 3-3 繊維の配向と引張強度・曲げ強度の向上
 3-4 繊維に加わる引張応力とせん断応力の分布
 3-5 臨界繊維長とは
 3-6 界面せん断強度(IFSS)の測定法
 3-7 破壊モード:樹脂/界面破壊と繊維破断
 3-8 破壊モードに及ぼす繊維長の影響

4.強度向上の具体的方法
 4-1 繊維長・界面の接着力・繊維配向
 4-2 界面接着性の向上
 4-3 シランカップリング剤:ガラス繊維
 4-4 樹脂と炭素繊維の相互作用
 4-5 樹脂と炭素繊維の表面・界面エネルギー
 4-6 マレイン化PP/酸化処理CFの相互作用
 4-7 変性PP/炭素繊維の界面せん断強度
 4-8 一軸配向材料の繊維方向と直角方向曲げ強度
 4-9 樹脂自身の強度・弾性率が及ぼす影響

5.射出成形と長・短繊維の配向
 5-1 キャビティー内の速度分布と流線
 5-2 高分子の配向と繊維の配向
 5-3 成形品厚み方向の繊維配向分布
 5-4 メルトフロントでの繊維配向の観察(X線CT)
 5-5 ウェルド部における繊維配向の観察(X線CT)
 5-6 コンピューター・シミュレーションの予測との比較
 5-7 X線CT画像から繊維の配向分布関数を求める

【質疑応答・名刺交換】
 
キーワード
CFRP、CFRTP、GFRP、炭素繊維、強化、プラスチック、強度、研修、講座、セミナー
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