滅菌バリデーションの実務担当者が、基礎からノウハウまで解説いたします!
【習得できる知識】
・滅菌法
・EOG滅菌国際規格のポイント
・EOG滅菌バリデーションについて
・単回使用医療機器に関する薬事申請
・今後の動向
【プログラム】
1.EOG滅菌法の概要
2.EOG滅菌に関する国際規格の経緯・動向(ISO11135)
3.EOG滅菌に関する国内規格の経緯・動向
4.QMS省令及び滅菌バリデーション基準の要求及びポイント
5.薬事申請の実務について
6.国際規格の最新情報と滅菌バリデーション基準の改定
【習得できる知識】 ・最適な滅菌法の選択 ・放射線滅菌の概要 ・滅菌バリデーション概要、滅菌線量設定方法や定期監査のポイント ・放射線滅菌における材質への影響、材質劣化対策および材料選択 【趣旨・ポイント】 放射線滅菌は優れた滅菌法ですが、滅菌バリデーションの運用や放射線照射による樹脂の劣化など、実務担当者が直面する課題がいくつかあります。放射線(電子線・ガンマ線)滅菌の受託滅菌業者(製造業)として培った多彩な分野、製品における経験、および製造販売業者の滅菌バリデーション責任者として苦労した再バリデーション、汚染菌の同定や樹脂劣化対策について、理論(法令、原因とメカニズム)と経験(製品実例)の両面を交えて分かりやすく解説いたします。併せて、放射線滅菌の概要として、照射施設、電子線滅菌とガンマ線滅菌の使い分け、コストダウンや、どのような視点で最適な滅菌法を選べば良いかも、基準、各滅菌法に向いている製品例をあげて解説いたします。 これから滅菌を検討・担当される方、放射線滅菌で課題解決が必要とされている方、ぜひ、ご参加ください。
【プログラム】
1.放射線滅菌概要
1-1.滅菌法比較および最適な滅菌法の選択
1-2.電子線滅菌とガンマ線滅菌の使い分け
1-3.照射施設概要(電子線およびガンマ線照射施設)
1-4.滅菌対象事例
1-5.滅菌コスト低減策
2.放射線滅菌バリデーションおよび再バリデーション、汚染菌同定・活用の事例
2-1.適用規格および薬機法
・ISO 11137-2:2013
・ISO/TS 13004:2013
・JIS T 0806-2:2014
・滅菌バリデーション基準
2-2.滅菌バリデーション概要(進め方・試験ポイント)
2-3.滅菌線量設定方法の選択基準
2-4.製品ファミリーを代表する製品の指定
・検体数を減らすための工夫事例
2-5.プロセス有効性の維持
・定期監査
・再バリデーションおよび汚染菌同定・活用の事例
・自主回収事例
3.放射線照射による樹脂劣化対策
3-1.放射線照射による材質への影響(強度低下・着色)
3-2.放射線劣化のメカニズムと原因(架橋・分解・酸化)
3-3.材質劣化克服策(具体的な処方)
3-4.放射線滅菌における材料選択のポイント