FDA査察の指摘事例500件から見えてくる査察対応のポイントとは?
テキスト郵送の関係上、お申し込みは9月4日(金)PM2時までにお願いします。

製造・ラボにおける
紙・電子データのデータインテグリティ実務講座【LIVE配信】
~ GMP省令改正に対応するためのポイントを解説 ~
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※都合により日程・開催形式が変更になりました。(7/14)
日程:6/12(金) ⇒ 9/8(火)   開催形式:WEBセミナーに変更

※本講座では事前質問を受け付けます。開催前に事務局よりアンケート用紙をメールでお送りします。
 ご要望ご質問などございましたら、ご記載いただき、ご返送をお願いします!

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
データインテグリティ【WEBセミナー】
セミナーNo.
200607
開催日時
2020年09月08日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
データインテグリティの詳細資料、Part 11、Annex 11、CSV関連の解説や邦訳など、200ファイル余のデータをご提供いたします。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
  ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
  テキスト郵送の関係上、お申し込みは9月4日(金)PM2時までにお願いします。
・ご質問については、音声またがチャットでお願いいたします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義終了後、後日のご質問は対応できません。予めご了承ください。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・QC QA 薬事監査(社内監査、委託先監査)
・製造 製造技術 エンジニアリング IT
・CMC 製剤研究 分析研究
データインテグリティは組織をあげて対応しなければならない。上記の様な部門の方々にご参加いただきたいと考えている。
趣旨
FDA査察にけるデータインテグリティ指摘はQCラボに集中していたが、製造における指摘が目立ち始めてきた。また、年次品質レビューにおけるQAのスプレッドシートや供給者監査に対する指摘も散見されるようになってきた。
一方、GMP省令改正が予定されており、パブコメおよびWTO/TBT通報を経て順調にいけば5月に公布されるとのことである。GMP省令改正においては「文書および記録の完全性を確保するように手順書を作成すること」、つまりデータインテグリティ対応を手順書に落としこむことが求められる(図1参照)。
データインテグリティ対応の要素はALCOA+であるとされているが、ALCOA+は従来からGMPに求められていたものと大差ない。そのためALCOA+を深掘りするだけでは現場の手順書に落とし込むべき具体的なデータインテグリティ要件を把握できない。規制当局や業界団体によるデータインテグリティのガイダンスを読んでも、現場に必要とされるデータインテグリティの実務対応レベルや各手順書に落とし込むべきことを把握するのは難しい。また、査察当局の期待、つまり、査察における指摘レベルは技術の普及にともない高まってゆくことにも注意が必要である。
現場における実務対応は、当局査察における指摘から要件を学び取るのが一番確実である。本講座では、米国情報公開法にもとづきFDAから入手し続けているデータインテグリティ査察指摘500件から読み取った具体的要件とその対応方法を解説する。CSVやERESの基礎から説明するので、コンピュータに馴染みがなかった方にも十分理解していただける。

──────────────────────────(手順書) ──────────────────────────
第十一条  製造業者等は、製造所ごとに、次に掲げる手順に関する文書(以下「手順書」という)を作成し、これを保管しなければならない。
一 衛生管理に関する手順
二 製造工程、製造設備及び資材並びに製品等の管理に関する手順
三 試験検査設備及び検体等の管理、その他適切な試験検査の実施に関する手順
四 製品品質の照査に関する手順
五 安定性モニタリングに関する手順
六 原料等の供給者管理に関する手順
七 外部委託業者の管理に関する手順
八 製造所からの出荷の管理に関する手順
九 ~十七 <略>
2 製造業者等は、文書及び記録の完全性を確保するよう、第一項の手順書を作成すること
────────────────────────────────────────────────────────────
  出典:http://www.jpma.or.jp/information/quality/pdf/180925_1.pdf
  図1 改正GMP省令 第十一条(手順書)の条文案
プログラム

■講演内容
 1.データインテグリティとは
 2.ERES対応の基礎
 3.CSV対応の基礎
 4.データインテグリティ用語
 5.FDA指摘トップ10
 6.FDAの査察指摘詳細
  ・国内における指摘
  ・ラボにおける指摘
  ・製造における指摘
  ・年次品質レビュー/QAにおける指摘
  ・供給者監査に関する指摘
  ・スプレッドシートの指摘
 7.PMDAのデータインテグリティ指摘動向
 8.実務対応
  ・紙記録(ラボ、製造共通)
  ・コンピュータ化システム(ラボ主体)
  ・製造装置と検査装置
 9.ポリシーと手順書の策定方針
 10.今すぐ行うべきこと/行えること
 11.良くある質問
 12.主要ガイダンスの概要
 13.MHRAガイダンスの要旨
 14.FDAガイダンスの要旨
 15.PIC/S査察官むけガイダンスの要旨
 16.質疑応答

■良くある質問
 以下をはじめとする質問、および事前に
 提出いただいた質問に対し時間の許す限りお答えする。
 Q.監査証跡の定期的レビュ-をどのようなタイミングで行えばよいのか
 Q.監査証跡の定期的レビュ-をどのような方法で行えばよいのか
 Q.監査証跡機能がない場合どのように対応すればよいのか
 Q.監査証跡機能がないと査察で指摘されるのか
 Q.監査証跡はどのようにバリデートすればよいのか 
 Q.試験関係者がシステム管理者になるとなぜ指摘を受けるのか
 Q.HPLCのプリントアウトを生データとすると指摘を受けるのか
 Q.データインテグリティはどのように査察されるのか
 Q.工程内検査のインテグリティは査察されるのか
 Q.個別のアカウントを設定できない器機/システムは更新が必要か
 Q.電子生データはどのように管理・運用すればよいのか
 Q.スタンドアロン機器のデータインテグリティ対応はどの程度必要か
 Q.ハイブリッドシステムはどのように対応すればよいか
 Q.FDA査察をのりこえるにはどのような対策が必要か
 Q.治験薬における対応はどの程度必要か
 Q.リスク対応はどのように行えばよいのか
 Q.OOS処理の査察指摘はどのようにすれば回避できるのか
 Q.LIMS導入はデータインテグリティ対応となるか
 Q.Empower 3等のCDS導入はデータインテグリティ対応となるか
 Q.バックアップの定期的リストアテストは必要か
 Q.ALCOAをベースにGAPチェックリストを作ろうとしたが難しい
 Q.試験実施者に解析メソッド作成・変更の権限を与えて良いか
 Q.同じ分析装置にGMP試験とGMP適用外の試験を混在させてよいか
 Q.電子記録バックアップの隔離保管は必要か
 Q.システム管理を行うIT職員にGMP教育は必要か
 Q.OSへの共通IDログインは許容されないのか
 Q.スプレッドシートのデータインテグリティ留意点
 Q.LIMSやSDMSへデータを吸い上げたら分析機器のデータを削除してよいか
 Q.デジタル画像を生データとする場合、何に注意すればよいか
 Q.機器使用台帳(機器使用ログ)に何を記載しなければならないのか
 Q.AIの使用は認められるか
 Q.コンピュータ化システムの再バリデーション頻度はどの程度が適切か
 Q.バリデーション資料はどの程度の期間保存する必要があるか
 Q.CDやDVDの劣化確認方法
 Q.バックアップHDDの適切な点検頻度
 Q.アジャイル型開発は認められるか
 Q.サーバーのシステム管理者アカウントを共有してよいか
 Q.崩壊試験や呈色滴定などのDI対応方法は
 Q.装置や機器のエラーをQAに報告すべきか
 Q.ミラーリング(RAID1)はデータバックアップになるか 
 Q.業者保守作業における監査証跡のレビューは必要か
 Q.検量線と面積計算のバリデーション資料を査察において求められた時の対応は
 Q.監査証跡の定期レビューを査察で求められた時の対応は
 Q.CMCなど研究開発におけるDI対応は

■付録資料(ダウンロード)
 各極データインテグリティガイダンスの邦訳や解説資料を電子ファイルにてご提供する。
 尚、ダウンロード方法は当日お伝えする。講演では説明しきれなかった詳細を
 習得していただける。
 1)データインテグリティ入門 19ページ
 2)HPLC試し打ち指摘とその対応 3ページ
 3)MHRAガイダンス(GMP) 意訳(対訳) 28ページ
 4)WHOガイダンス・ドラフト 要旨訳 11ページ
 5)FDAガイダンス・ドラフト 意訳(対訳) 32ページ
 6)FDAガイダンス・ドラフト 解説 27ページ
 7)PIC/Sガイダンス・ドラフト 要旨と解説 42ページ
 8)データインテグリティの是正 FDA WLの常とう句 9ページ
 9)WHOガイダンス(TRS_996)Appendix 1 邦訳 28ページ
 10)MHRAガイダンス(GXP)対訳と補足

■付録CD:1口につき1枚配布させていただきます。
 データインテグリティの詳細資料、Part 11、Annex 11、CSV関連の解説や邦訳など、
 200ファイル余を収載したCDもご提供する。
 500スライドを超えるテキストともにご活用願いたい。

■質疑応答■
 CSV、ERES、データインテグリティ、スプレッドシートなど日常の業務において困って
 いることや疑問などにお答えします。事前質問は大歓迎ですが、準備の都合上、
 可能であれば2週間前までにご提出いただけると助かります。
※講義終了後の後日のご質問は講師企業との契約で別料金になります。予めご了承ください。

スケジュール
※多少前後する可能性がございます。
 10:30~12:00 講義1
 12:00~13:00 昼食・質疑応答
 13:00~14:00 講義2
 14:00~14:05 休憩
 14:05~15:05 講義3
 15:05~15:10 休憩
 15:10~16:10 講義4
 16:10~16:30 質疑応答
キーワード
Data Integrity,FDA,査察,Warning Letter,483,セミナー
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