2021年03月24日(水)
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〇サイズ公差と幾何公差による最適な図面を作成できる。
〇データム及び幾何公差の指示方法。
〇製図・測定の視点も考慮した図面を作成する。
〇グローバルな製造展開、取引先とのトラブル発生を未然に防止できる。
ものづくりは多種多様化の一途をたどっています。その流れもあってか、量産ラインにおいては生産拠点や生産体制がどんどん変わったり、部品加工の現場においては、次々に新しい企業からの依頼が発生しています。そこで重要性がより一層増していることの一つに、「設計意図を明確に伝える図面ができるかどうか」があると思います。もちろん新製品の開発にとっても、これは重要な要素です。幾何公差は、設計者の意図を明確に伝えるための欠かせない道具の一つであり、世界各国で積極的に利用されています。ですが、この幾何公差の利用に関しては、日本は残念ながら世界に出遅れているのが現状です。
設計者がその部品に求めている機能とは何なのか、加工時に精度を求める場所はどこか、測定者がその部品をどう測れば品質保証できるのか…図面に込められている様々な意図を誤解なく伝えられるようになる…その最初の一歩になればと思っております。
1.幾何公差適用の目的
1-1.幾何公差方式適用の実態
近年、工業試験場などの公的測定機関への問い合わせが急増している。
1-2.世界で通用している図面の現状
ISOやASME等の図面と日本の図面と比較してみると…?
1-3.幾何公差方式に対する誤解
設計者だけが知っていれば良いのか…?そうではない!
1-4.誤った解釈・あいまいさの排除
設計者の意図通りの解釈をするには寸法公差だけでは足りない。
1-5.経済的効果・品質向上
幾何公差を入れることで、加工を効率的に行うことも可能になる。
1-6.グローバルスタンダードへの対応
海外では、幾何公差が入っていなければ図面として認められない。
つまり、海外と図面のやり取りをするなら幾何公差は必須!
2.データムと6つの形状公差
2-1.データム
加工・測定・組立…そのすべてを行う際の基準を定義する記号。
この基準の指示の仕方、描き方について講義します。
2-2.形状公差
平面度、真直度、真円度、円筒度、線の輪郭度、面の輪郭度の6種類があります。
単独で使える幾何公差の意味、使い方、測定方法について講義します。
3.5つの位置公差と2つの振れ公差
3-1.位置公差
位置度、同軸度、同心度、対称度、線の輪郭度、面の輪郭度の6種類があります。
データム基準を必要とする幾何公差の意味、使い方、測定方法について講義します。
3-2.振れ公差
円周振れ、全振れについて、意味、使い方、測定方法について講義します。
4.総合演習
演習問題を通して、講義で学んだことを実際に使ってみましょう。
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