パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法
【LIVE配信】
~保湿効果とSPFと心地よい使用感を高めるファンデーションの開発方法~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
パウダー化粧品【WEBセミナー】
セミナーNo.
210109
開催日時
2021年01月25日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付(PDFデータで配布します)

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。
・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
本講座はセミナー資料でPDFデータで配布します。紙の資料配布はございません。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
趣旨
水分率が高く張りのある肌は素肌感と透明感のある明るい若々しい肌の外観をもたらします。従来よりもツヤを抑え保湿効果をもたらすプレストケーキファンデーションがこのところのトレンドです。肌面水分率計では分からない保湿効果を調べるために切餅に角層を転写した基板面に化粧品を塗布する安価で簡便な試験方法を開発し,ファンデーションの保湿効果を迅速に評価できるようになりました。
紫外線(UV)や近赤外線(NIR),ブルーライトによる肌の光老化や各種ストレスによる肌の老化作用を防ぎつつ,心地よい使用感を与えるパウダー技術も注目されています。化粧品各社は高いSPFやPAと心地よい使用感を与える製品開発に四苦八苦しています。光と色を操るためのパウダーの物性と機能を的確に数値化すれば,新規な商品を生みだす原料と処方設計の構想,そして魅力的な製品キャッチコピーの根拠となるデータの裏付けも完璧です。粉砕機器メーカー(日本コークス工業)との共同研究により開発した1-stepスラリー混合乾燥プロセス技術を具体例として,新たな製品加工技術の創出方法を紹介します。
最近注目を集める人工知能AIを化粧品開発に応用するためにも不可欠なのが,製品の特徴の数値化作業です。化粧品の粉体物性の各種機器分析方法の解説を通し,粉体技術の基礎から応用まで理解を深めます。
プログラム
 1.ファンデーションの粉体技術と市場動向
  (1)日本人の肌環境と消費者が望む透明感のトレンドの変化
  (2)メイクアップ化粧品の使用動作と使用感の知覚要素
  (3)メイクアップ化粧品の粉体技術;体質顔料・着色顔料・光学的微粒子・結合油剤
  (4)化粧品開発における人工知能の応用に不可欠な機器分析データ
 2.粉体化粧品の使用感の官能評価と機器分析の基礎
  (1)素肌のような透明感を演出する粉体技術
  (2)アスペクト比と粉体形状係数
  (3)雲母,タルク,セリサイト,合成マイカの物性と用途の違い
  (4)フワッと軽くのびる粉体の心地よさと嵩密度と動摩擦係数
  (5)均一にのびてピタッとつく付着力と分散性と結合油剤の影響
  (6)隠す効果とぼかす効果の光学的機能の差異と粉体形状と屈折率の関係
  (7)化粧くずれを防ぐ持続性の官能指標と粉体の物性機能
  (8)ファンデーションの皮脂濡れによる外観の変化と撥水撥油効果をもたらす表面処理
  (9)製品開発に用いる機器分析の常用項目
 3.肌の光老化防御と紫外線・近赤外線の遮蔽技術の設計方法
  (1)紫外線・ブルーライト・近赤外線による肌の光老化と防御剤の特徴
  (2)SPFとPA
  (3)紫外線・近赤外線遮蔽複合粉体の設計と使用感の改良
  (4)湿式充填プレス法と乾式粉砕プレス法の特徴
  (5)湿式スラリー複合化と撹拌乾燥・溶媒回収工程の1ステップ連続処理プロセス
  (6)処方を変えずに紫外線・近赤外線防御効果を高め,
          使用感を改善する粉体加工プロセス技術の要点
 4.化粧品の保湿効果評価法を用いた新処方開発
  (1)肌の保湿機能と老化メカニズム
  (2)保湿剤による水分蒸散加速メカニズムの検証
  (3)肌の保湿効果測定の問題点;肌水分率計,経皮水分蒸散量計,ラマン分光計
  (4)角層転写切餅を用いた化粧品の保湿効果試験法による保湿機能の改良法
キーワード
化粧品,メイクアップ,パウダー,ファンデーション,官能,セミナー,講習,Web,LIVE
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