2021年05月19日(水)
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分析業務に携わっており、
まだ十分な知識を持ち合わせない新人から若手中堅クラスの技術者の方まで
特に予備知識は必要ありませんが、化学の基礎知識をお持ちであることを推奨します。
分析業務を担当する上で、熱分析に関わる正しい測定方法とそのデータの解釈方法や装置の保守管理を取得できる。できるだけ幅広いアプリケーションを紹介することで、扱うサンプルのケーススタディーに役立ちます。
熱分析データは一見単純そうに見える場合でも、測定や解析の仕方によって様々な情報をもたらします。また、複雑なデータを正しく解釈するには、各種熱分析の特徴と測定法の基礎を正しく理解しておくことが必要です。
本講座では、初心者のための熱分析の基礎と応用を中心に、代表的な汎用3機種(示差熱天秤分析TG-DTA、示差走査熱量測定DSC、熱機械分析TMA)についての具体的なサンプルの準備から装置への設置、さらには応用事例まで幅広く解説します。熱分析に関する基本的な知識および実践の場で役立つノウハウを平易に解説します。
1. どうやって熱分析の測定を行うか?
1-1. 熱分析の基礎(種類,定義,原理など)
1-2. DSCの条件(測定条件の設定、測定条件の影響など)
1-3. TG-DTAの測定(測定条件の設定、測定条件の影響など)
1-4. TMAの測定(測定条件の設定、測定条件の影響など)
2. 必要な情報をどのように得るか? ~データ解釈の基礎と知っておくべきポイント~
2-1. DSCの解析(解析の基本、解析例など)
2-2. TG-DTAの解析(解析の基本、解析例など)
2-3. TMAの解析(解析の基本、解析例など)
3. 測定条件の設定ノウハウ
(測定温度範囲、試料容器、サンプリング、
試料量、基準試料、昇温速度、測定雰囲気)
4. 変化の内容と,より多くの情報を得るための最新熱分析法の活用
4-1. 試料観察熱分析(原理と解析例など)
4-2. 複合熱分析手法(TG-MS, TG-FTIR, XRD-DSCなど)
4-3. 湿度制御熱分析
4-4. 温度変調DSC法
5. 装置を使用する際の注意点と保守管理
5-1. 装置校正(キャリブレーション)
(1) 装置校正と装置チェック
(2) 装置校正用標準物質
(3) 熱分析装置のトレーサビリティー
5-2. トラブルシューティング
(1) 各装置における異常データの原因と解決法
6. 熱分析ケーススタディ
【質疑応答】
熱分析,DSC,TG-DTA,TMA,測定,解析,装置,WEB,セミナー,講演,研修