「査察現場における生のデータインテグリティ要件」とその対応方法とは?
テキスト郵送の関係上、お申し込みは7月5日 PM2時までにお願いします。
■講演内容
1.GMP省令改正とPIC/S
2.データインテグリティとは
3.ERES対応の基礎
4.CSV対応の基礎
5.データインテグリティ用語
6.FDAのデータインテグリティ査察指摘
・指摘トップ10
・国内における指摘
・ラボにおける指摘
・製造における指摘
・年次品質レビューおよびQAにおける指摘
・COA(分析証明書)に関する指摘
・供給者監査に関する指摘
・SAPなどERP関連の指摘
7.スプレッドシートのFDA指摘とCSV対応/DI対応
8.PMDAのデータインテグリティ指摘動向
9.主要ガイダンスの概況
10.実務対応
・手書き記録(ラボ、製造共通)
・コンピュータ化システム(ラボ主体)
・製造装置と検査装置
11.ポリシーと手順書の策定方針
・DIの是正措置と予防措置
12.良くある質問
13.MHRAガイダンスの要旨(英国医薬品庁)
14.FDAガイダンスの要旨
15.PIC/S査察官むけガイダンスの要旨
16.質疑応答
※開催後日のご質問はお受けできません。予めご了承ください。
■良くある質問
以下をはじめとする質問、および事前に提出いただいた質問にお答えする。
1)監査証跡の定期的レビュ-をどのようなタイミングで行えばよいのか
2)監査証跡の定期的レビュ-をどのような方法で行えばよいのか
3)監査証跡機能がない場合どのように対応すればよいのか
4)監査証跡機能がないと査察で指摘されるのか
5)監査証跡はどのようにバリデートすればよいのか
6)試験関係者がシステム管理者になるとなぜ指摘を受けるのか
7)HPLCのプリントアウトを生データとすると指摘を受けるのか
8)データインテグリティはどのように査察されるのか
9)工程内検査のインテグリティは査察されるのか
10)個別のアカウントを設定できない器機/システムは更新が必要か
11)電子生データはどのように管理・運用すればよいのか
12)スタンドアロン機器のデータインテグリティ対応はどの程度必要か
13)ハイブリッドシステムはどのように対応すればよいか
14)FDA査察をのりこえるにはどのような対策が必要か
15)治験薬における対応はどの程度必要か
16)リスク対応はどのように行えばよいのか
17)OOS処理の査察指摘はどのようにすれば回避できるのか
18)LIMS導入はデータインテグリティ対応となるか
19)Empower 3等のCDS導入はデータインテグリティ対応となるか
20)バックアップの定期的リストアテストは必要か
21)ALCOAをベースにGAPチェックリストを作ろうとしたが難しい
22)試験実施者に解析メソッド作成・変更の権限を与えて良いか
23)同じ分析装置にGMP試験とGMP適用外の試験を混在させてよいか
24)電子記録バックアップの隔離保管は必要か
25)システム管理を行うIT職員にGMP教育は必要か
26)OSへの共通IDログインは許容されないのか
27)スプレッドシートのデータインテグリティ留意点
28)LIMSやSDMSへデータを吸い上げたら分析機器のデータを削除してよいか
29)デジタル画像を生データとする場合、何に注意すればよいか
30)機器使用台帳(機器使用ログ)に何を記載しなければならないのか
31)AIの使用は認められるか
32)コンピュータ化システムの再バリデーション頻度はどの程度が適切か
33)バリデーション資料はどの程度の期間保存する必要があるか
34)CDやDVDの劣化確認方法
35)バックアップHDDの点検頻度
36)アジャイル型開発は認められるか
37)サーバーのシステム管理者アカウントを共有してよいか?
38)崩壊試験や呈色滴定などのDI対応方法は?
39)装置や機器のエラーをQAに報告すべきか?
40)ミラーリング(RAID1)はデータバックアップになるか?
41)業者保守作業における監査証跡のレビューは必要か?
42)検量線と面積計算のバリ資料を査察で求められた時の対応は?
43)監査証跡の定期レビューを査察で求められた時の対応は?
44)CMCなど研究開発におけるDI対応は?
45)バックアップ/リストアの要件とその対応方法は
46)旧システムのデータが新システムで異なる結果となる場合の対応方法は
47)見読性の長期維持方法は
48)電子署名した電子記録をシステムから取り出してよいか
49)電子署名した電子記録のプリントアウトに手書き署名は必要か
50)PDFを編集できると査察指摘を受けるか
51)装置バリデーションにおけるURS必要性の指導方法は
■別冊付録
各極データインテグリティガイダンスの邦訳や解説資料を電子ファイルにてご提供する。600スライドを超える講演資料では説明しきれなかった詳細を習得していただける。
1)データインテグリティ入門
2)HPLC試し打ち指摘とその対応
3)MHRAガイダンス(GMP) 意訳(対訳)
4)WHOガイダンス・ドラフト 要旨訳
5)FDAガイダンス・ドラフト 意訳(対訳)
6)FDAガイダンス・ドラフト 解説
7)PIC/Sガイダンス・ドラフト 要旨と解説
8)データインテグリティの是正 FDA WLの常とう句
9)WHOガイダンス Appendix 1 邦訳
10)MHRAガイダンス(GXP)対訳と補足
■付録データ
データインテグリティの詳細資料、Part 11、Annex 11、CSV関連の解説や邦訳など、200ファイル余のデータをテキストと共にご提供する。
■質疑応答■
CSV、ERES、データインテグリティ、スプレッドシートなど日常の業務において困っていることや疑問などにお答えします。事前質問は大歓迎ですが、準備の都合上、可能であれば2週間前までにご提出いただけると助かります。
※講義終了後の後日のご質問はお受けできませんので、事前質問をご活用ください。