熱膨張の基礎とその制御・評価法【LIVE配信】
~熱膨張制御に必要とな材料学的基礎から負熱膨張性微粒子の開発と応用まで~

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

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セミナー概要
略称
熱膨張制御【WEBセミナー】
セミナーNo.
211098
開催日時
2021年10月28日(木) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
・1名38,500円(税込)に割引になります。
・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
・3名以上同時申込は1名につき24,750円(税込)です。
・10名以上で申込される場合は大口割引あり。info@rdsc.co.jpへお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
材料開発やデバイス開発の現場で熱膨張評価や制御の必要を感じているが、
その経験のない方。あるいは、その材料学・物理学的な基礎知識を再確認したい方。
負熱膨張材料について興味のある方。
習得できる知識
・固体材料の物理的性質
・負熱膨張の機構と材料
・固体材料の熱膨張評価手法
・複合材料の熱膨張設計・解析法
・負熱膨張材料を含有する複合材料の合成法
趣旨
 固体材料の熱膨張制御を行う際に必要となる材料学的基礎を修得します。無機固体を中心に、固体の成り立ちや熱膨張をはじめとする物理的性質、熱膨張の評価法を解説します。金属や樹脂など様々な材料の熱膨張を制御する目的で、「温めると縮む」負熱膨張材料を熱膨張抑制剤として含有する複合材料が検討されています。この負熱膨張材料については、近年進展がめざましく、従来材料の数倍から十倍大きな負熱膨張を示す新規材料も見つかっています。これら負熱膨張材料について、その材料群とメカニズムを詳しく紹介します。また、これら負熱膨張材料を熱膨張抑制剤として含有する熱膨張可変複合材料について、実例をもとに、材料設計に必要な複合則や複合化で実現される機能、今後の課題などを解説します。とりわけ、近年関心が高い負熱膨張性微粒子の開発と応用を紹介します。
 本講演は、特別な前知識なしで受講できます。この講習では、様々な例題を解き、歪ゲージによる熱膨張評価の手法を学ぶことで、熱膨張の評価を経験していない受講者に対しても、知識が研究開発の現場で応用できるよう配慮します。
プログラム

1.固体の熱膨張
 1-1.固体の成り立ちと物理的性質
  (a) 結晶とその電子状態
  (b) 固体の物理的性質
 1-2.格子振動と熱膨張
  (a) 格子振動の非調和性と熱膨張
  (b) 熱膨張の評価

2.負の熱膨張: その機構と材料
 2-1.負の熱膨張
  (a) 物質と機構
  (b) 従来型負熱膨張: 共有結合性固体
  (c) 相転移型負熱膨張-電荷移動転移, 強誘電転移, 磁気転移, 金属絶縁体転移-
 2-2.材料組織効果
  (a) Ca2RuO4: セラミック体における材料組織効果の再認識
  (b) β-Cu1.8Zn0.2V2O7

3.固体材料の熱膨張制御
 3-1.複合材料の熱膨張
  (a) 熱膨張制御の重要性
  (b) 熱膨張評価式
 3-2.負熱膨張材料による熱膨張制御
  (a) 複合材料における熱膨張制御の実例
  (b) 金属複合材料
  (c) 樹脂複合材料
 3-3.負熱膨張性微粒子による局所領域制御
  (a) 負熱膨張性微粒子の開発
  (b) 負熱膨張性微粒子による電子デバイスのサーマル・マネジメント

キーワード
熱膨張,制御,評価,複合,樹脂,微粒子,負熱膨張,セミナー,講座,研修
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