★手戻りをなくすための設計プロセスと、設計検証を考慮した3DCAD本来の実践的な活用方法が学べます!

設計検証に生かす3DCADの実践的活用方法【アーカイブ配信】

こちらは6/7実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
3DCAD【アーカイブ配信】
セミナーNo.
220666A
配信開始日
2022年06月09日(木)
配信終了日
2022年06月30日(木)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは6/7実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・設計業務に関わる方。
・3DCADを使用されている方。これから使用されようとしている方。
・営業や技術管理などの業務で、設計の進め方に関心のある方。
 
習得できる知識
・手戻りのない設計の進め方を理解できます。
・3DCAD本来の実践的な活用方法が習得できます。
・「3DCADを導入してはみたけれど…」という悩みを解決できます。
 
趣旨
 「3DCADを導入してはみたけれど…」という悩みを聞くことも多いですが、CADやCAEはあくまでもツールであり、導入することが目的ではなく、目的へ至る手段に過ぎません。「設計の手戻りを撲滅する」という目的のためには、3DCADを単なるモデリングツールではなく、設計検証ツールとして活用することが重要となります。
 「設計」とは何らかの目的を実現するために、具体的な手段や方法を考えながら、全体を統合していく作業です。本セミナーでは、まず最初に(1)機械・製品の目的やコンセプトを明確にしながら、それらを達成するために必要な仕様(設計の目標値)を設定することから始め、(2)仕様を満たす具体的な構造や機構を考えて、(3)設計結果を検証する、という「手戻りのない設計プロセス」について理解します。
 ひと口に「設計」といっても、設計には白紙の状態から始める「新規設計」と、既存の機械や製品に部分的な機能を追加したり変更したりするだけの「流用設計」があります。どちらも進め方は同じですが、「流用設計」の場合は「早く・安く」「従来と同じで」「マニュアル通りに」などに主眼をおくあまり、設計の目標値である「仕様」を軽視した設計になりがちです。仕様を曖昧にしたままで具体的な構造や機構を考えても、仕様に対する検証が不十分となり、手戻りを発生させる原因となります。
 設計検証では「少ない手数で、手戻りの原因となる問題点を早く見つける」ことが重要となるので、3DCADを効果的に活用するには単に完成形状をモデリングするのではなく、「物の形を決めてゆく過程(設計プロセス)を3DCADの中で再現する」ことを意識する必要があります。
 本セミナーでは3DCADの操作は行いませんが、講義とモデリング事例を通じて、手戻りをなくすための設計プロセスと、設計検証を考慮した3DCAD本来の実践的な活用方法について、その基本的な考え方を学ぶことができます。
 
プログラム

1.仕様の明確化
 1-1.要求仕様および設計仕様
  (1)場面を想定した上で設計課題を解決するための条件や機能
  (2)コンセプト(場面)の設定
    ・設計を進める上での合意事項
    ・使用場面や目的などを6W3Hで記述
  (3)上位の仕様から優先順に考える
  (4)定義した条件や機能の目標値を工学単位系で決定
 1-2.仕様の上下関係
  (1)下位の仕様は理由なく上位の仕様に反しないこと
  (2)仕様で抜けているものは設計部門が責任を持って決定
 1-3.順序立てて考える
  (1)仕様に基づき具体的な構造や機構を考える
  (2)仕様(設計目標値)の曖昧な構造や機構は無意味
  (3)3DCAD・CAEは設計検証を効率化するためのツール
 1-4.【演習】簡単な事例を使って、仕様項目の設定に関する演習があります

2.機能の具現化
 2-1.構想設計
  (1)仕様を満たす具体的な構造や機構を全体から個々へと考える
  (2)構造や機構が仕様を満足しているか検証
 2-2.樹系図の活用
  (1)設計内容を機能別に分類・ツリー状に系統化
  (2)機能分類と系統化
    ・適切に分類・系統化された樹系図(階層が深く分木が少ない)
    ・分類・系統化されてないフラットな樹系図(階層が浅く分木が多い)
    ・設計検討の組み合わせ数
  (3)樹系図3ヶ条
    ・設計で重要な機能から分類
    ・ひとつの階層は4分木以内
    ・アセンブリと部品は混在させない
  (4)製造順と設計順
    ・工作機械、バルブ・油圧回路の例
    ・設計部品表(EBOM)と製造部品表(MBOM)
 2-3.樹系図の応用
  (1)鋳物部品などの複雑形状
  (2)モジュール化設計
 2-4.【演習】簡単な事例を使って、樹系図の考え方と作成に関する演習があります

3.設計検証
 3-1.構造や機構が仕様を満たしているかをチェック
 3-2.3DCAD・CAEなどツールの活用方法
  (1)少ない手数で早く問題点を見つける
  (2)モデリング3ヶ条
    ・設計で重要な部分から作成
    ・フィーチャを設計機能に対応させる
    ・設計基準を明確にする
 3-3.チェックリスト
  (1)3DCAD活用自己診断シート
  (2)3DCAD活用べし・べからず集
 3-4.【事例紹介】3DCADの操作は行いませんが、事例紹介があります
  (1)モデリング3ヶ条、設計基準と加工基準
  (2)定石コマンド、順序変更、挿入、2D断面スケッチ
  (3)解析(CAE)のタイミング

キーワード
3次元、CAD、CAE、機械、設計、仕様、ツール、検証、基準、研修、講座
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