発現タンパク質群の動態を包括的に分析することによって生命現象の全体像をつかむ! 
質量測定を基盤としたプロテオーム分析実験の原理やノウハウを解説!

「質量分析を駆使したプロテオミクス」基礎講座
分析の原理、手順、およびデータ解析のポイント【LIVE配信】

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
プロテオミクス【WEBセミナー】
セミナーNo.
230199
開催日時
2023年01月27日(金) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
本セミナーを受講すると、次に挙げる事項の理解が容易になります。
・プロテオミクスに用いられる質量分析
・タンパク質同定計量情報の構造
・タンパク質の翻訳後修飾の分析
・プロテオームデータの解析と視覚化の要領
・医学や生物学におけるプロテオミクスの活用
・分析計画の立て方
・論文投稿の注意点
趣旨
プロテオミクス (Proteomics) は、発現タンパク質群の動態(プロテオームProteome)を包括的に分析することによって生命現象の全体像をつかむ学問です。分析技術の発展とともに、現在のプロテオミクスは基礎研究ばかりでなく医療の分野にもインパクトを与え続けています。本セミナーでは、プロテオミクスのことを一通り理解したい方々を対象に、質量測定を基盤としたプロテオーム分析実験の原理やノウハウを解説します。データ解析の実例も織り交ぜながら、分析の一連の流れを把握していただけるような構成にしました。
プログラム

0. プロテオミクスを始めよう(序論として)
 0.1. 「プロテオーム」「プロテオミクス」とは?
 0.2. プロテオミクスでわかること、わからないこと
 0.3.  プロテオミクスの歴史
 0.4.  一般的な分析手順

1. 質量分析を基盤としたプロテオミクス
 1.1. 質量分析の威力
 1.2. ペプチド断片を測る
 1.3. 液体クロマトグラフィーとタンデム質量分析を連結した分析系 (LC-MS/MS)
 1.4. 試料調製における注意点
 1.5. 標識法と非標識法
 1.6. 翻訳後修飾の分析: リン酸化とNグリコシル化を中心に

2. プロテオミクスで使われている質量分析計
 2.1. 質量分析部のいろいろ: イオントラップ、三連四重極、qTOF、他
 2.2. 測定データの取得方法: DDA、DIA、選択イオンモニタリング
 2.3. 測定データ取得の高速化と高深度化: プロテオームの「ビッグデータ」

3. プロテオームデータの処理と解析
 3.1. 一般的な処理手順: 同定情報と計量情報の統合
 3.2. ペプチド/タンパク質の同定
 ・アミノ酸配列データベース検索の原理
 ・偽陽性ヒットの検証: Target-Decoy検索とFalse discovery rate (FDR)
 ・複数のタンパク質におけるペプチド同定情報の共有
 3.3. タンパク質組成の試料間計量比較
 ・計量値の正規化
 ・比較計量値の散布図: MAプロットとボルケーノプロット

4. おもな情報解析の手法
 4.1. 膜結合タンパク質の予測
 4.2. Gene ontology (GO) の活用: 尤度解析
 4.3. クラスター解析(階層クラスタリング)
 4.4. 主成分分析

5. 分析実験と情報解析の実例

6. プロテオームの分析計画から論文投稿まで
 6.1. 計画策定に当たっての注意点
 6.2. 選択肢としての分析の外注
 6.3. 公共リポジトリへのプロテオームデータの登録


※上記の講演項目と内容は一部変更する場合があります。あらかじめご了承いただけると幸いです。

キーワード
タンパク質、プロテオミクス、プロテオーム、質量分析、ペプチド、情報解析、研修、セミナー
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