量子コンピュータの基礎から最新研究開発動向まで非専門家向けにわかりやすく解説!
量子超越性、超伝導量子コンピュータ、中性原子量子コンピュータ、シリコン量子コンピュータ、光量子コンピュータなどの最先端トピックスに加えて、実用化に向けた技術課題やビジネス展開の可能性についても紹介!

量子コンピュータ入門~基礎から最新研究開発動向まで~【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※日程が変更になりました。(9/14更新)
10月30日 → 11月2日(木)
※日程が変更になりました。(8/30更新)
9月7日 → 10月30日(月)

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
量子コンピュータ【WEBセミナー】
セミナーNo.
230937
開催日時
2023年11月02日(木) 10:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  55,000円(1名当たり 27,500円)(税込)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
お申込みご希望の方は こちらからお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・量子コンピュータに興味のある方。
・量子コンピュータ分野への参入を検討されている産業界
 〔特に中小企業、ベンチャー〕の方。
・量子コンピュータの基本を理解したい方。
必要な予備知識
数学(複素数、微分積分、ベクトル、行列)
物理(力学、電磁気学、熱力学、電気回路、量子力学)
情報科学(論理回路、アルゴリズム、プログラミング)
などの知識があると望ましいが、非専門家を対象に可能な限りわかりやすく基礎から解説いたします。
習得できる知識
・量子コンピュータの基礎知識。
・量子コンピュータの最新研究開発動向。
・量子コンピュータの適応可能なビジネス領域。
・量子コンピュータ商用化のための技術課題。
・今後注目すべき量子コンピュータ関連技術分野。
趣旨
 内閣府は2023年に新たな量子戦略「量子産業創出戦略」を策定しました。また、2023年3月に理化学研究所が国産量子コンピュータの開発に成功し、クラウド公開を開始しました。さらに、2023年5月に主要7カ国(G7)の科学技術相らは、量子技術の産業化に向けた国際協力に合意をしました。このように量子コンピュータ業界が歴史的な転換期を迎えています。
 量子コンピュータとは、量子力学原理を情報処理に利用したコンピュータのことです。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算、金融等の限られた数学的問題を古典コンピュータよりも指数関数的に高速に解くことが可能となります。そのため、Google, Intel, IBM, Microsoft, Amazon, Alibabaといった国際的大企業やRigetti Computing, XANDU, IonQ, IQM、OQC、本源量子, QunaSys, Blueqatなどのスタートアップが量子コンピュータハード・ソフト開発やビジネス展開に向けた取り組みを行っています。しかしながら、誤り耐性機能を搭載した実用的大規模量子コンピュータを実現するためには、多くの技術的課題があるため少なくとも20〜30年以上の長い時間が必要であると考えられています。
 本セミナーにおいては、量子コンピュータの基礎から最新研究開発動向まで非専門家向けにわかりやすく解説を行います。また、量子超越性、ノイジーな中規模量子コンピュータ(NISQ)、量子誤り訂正、超伝導量子コンピュータ、中性原子量子コンピュータ、シリコン量子コンピュータ、光量子コンピュータ、クライオCMOS制御回路,大型希釈冷凍機、フレキシブル高密度低温ケーブルなどの最先端トピックスに加えて、実用化に向けた技術課題やビジネス展開の可能性についても紹介を行います。
プログラム

1. 今何が起こっているのか?
   1) 超伝導量子コンピュータの急激な技術進展と野心的ロードマップ
   2) 新興勢力の台頭(イオン、光、シリコン、中性原子)
   3) 国産量子コンピュータの登場

2. 量子コンピュータ入門:初級編
   1) 量子力学のための数学基礎(ベクトルと行列) 
   2) 量子力学の基礎
   3) 量子コンピュータの歴史
   4) 量子ビット
   5) 量子チューリング機械
   6) 量子論理回路
   7) 量子アルゴリズム
   8) 量子コンピュータハードウェア
   9) 量子コンピュータのエラー

3. 量子コンピュータ入門:中級編
   1) 量子誤り訂正と実証実験
   2) 量子超越性と実証実験
   3) NISQ(ノイジーな中規模量子デバイス) 
   4) NISQ向け量子/古典ハイブリッドアルゴリズム
   5) 量子化学計算への応用

4. 最新研究開発動向と最先端トピックス
   1) 世界の国家プロジェクト
    (米National Quantum Initiative、EU Quantum Flagship、仏量子国家戦略など)
   2) 日本の政策と国家プロジェクト
    (量子技術イノベーション戦略、量子未来社会ビジョン、量子産業創出戦略、
     量子技術イノベーション拠点、Q-LEAP、ムーンショットなど)
   3) 超伝導量子コンピュータ
   4) シリコン量子コンピュータ
   5) イオントラップ量子コンピュータ
   6) 光量子コンピュータ
   7) 中性原子量子コンピュータ
   8) 量子クラウド
     (IBM Q, Alibaba Quantum Cloud, Amazon Braket, Microsoft Azure Quantumなど)
   9) 量子コンピュータソフトウェア開発環境・プログラム言語
   10) 企業による量子コンピュータ活用事例
    (量子化学計算、機械学習、物流、金融など)

5. 課題と展望
   1) 実用的量子コンピュータ実現のための技術課題
   2) 今後注目すべき重要技術
    (大型希釈冷凍機、3次元実装、クライオCMOS制御回路、大規模集積化プロセス、
     低温オートプローバ、フレキシブル低温高密度ケーブルなど)
   3) 量子産学官連携
    (量子ICT フォーラム、QII, Q-STAR, QED-C)
   4) 量子人材育成


【質疑応答】

キーワード
量子コンピュータ,計算,量子力学,研究開発,WEBセミナー
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