1.新製品開発 実験室から量産化へのスケールアップ
1-1.開発のステップ
1-2.実験室サンプルの改善
1-3.パイロット用の塗工液 (粘度の適正化)
1-4.パイロット用の塗工液 (塗工と乾燥のバランス)
1-5.量産テスト段階 (塗工欠陥と主な原因:泡・イブツ・スジ )
1-6.量産テスト段階 (塗工方式の分類)
1-7.量産テスト段階 (スジ対策)
1-8.ハジキ
1-9.レベリング (a) 塗布直後 (b) 風ムラ (C) 基板の凹凸ムラ
1-10.塗工室の気流の数値解析
2.スロットダイの塗工適性と重層塗布
2-1.スロットダイで塗れる領域
2-2.薄塗り(スジが限界現象) (狭いギャップが有利)
2-3.最小膜厚 (Ca数との関係)
2-4.塗布可能領域 (Ca数~h/Hマップ)
2-5.Couette-Poiseuille流
2-6.Couette-Poiseuille流(非ニュートン)
2-7.リップ形状 (厚塗りと薄塗り)
2-8.上リップの渦
2-9.厚塗りの操作
2-10.背面減圧しない操作方法
2-11.より薄く(OverBite)、より厚く(UnderBite)
2-12.ダイヘッドの設置角度
2-13.TWOSD(Kiss Coating/Off Rolled Coating)
2-14.TWOSD (張力と潤滑のバランス)
2-15.TWOSD (ギャップの見積もり)
2-16.TWOSD (ダイ構造)
2-17.TWOSD (塗工Window)
2-18.TWOSD (Ribbingスジの可視化)
2-19.TWOSD (Slot渦)
2-20.TWOSD (Lip形状)
2-21.TWOSD (Lip形状と塗工性)
2-22.同時重層の考え方 (粘度バランス)
2-23.同時重層の考え方(界面の位置)
2-24.同時重層の考え方(流量バランスの概算)
2-25.同時重層の考え方(流量~粘度バランス)
2-26.コーティングロールのギャップ変動
3.スロットダイの設計 マニホールドとスロット形状の意味
3-1.スロットダイを構成する部品
3-2.スロットダイの構造
3-3.スロットダイ内の流動
3-4.マニホールドとスロットの役割り
3-5.配管とマニホールドの違い
3-6.スロットとマニホールドの流動
3-7.マニホールド差圧による流量減少
3-8.マニホールド差圧による流量減少とダイ形状因子
3-9.マニホールド差圧による流量減少(非ニュートン)
3-10.マニホールドの断面形状
3-11.スロットのテーパー化
3-12.テーパー効果の試算
3-13.慣性の影響
3-14.慣性の試算
3-15.スロットギャップ偏差の影響
3-16.スロットギャップ偏差の影響
3-17.スロット内の流動(非ニュートン)
3-18.スロットギャップ偏差の影響(非ニュートン)
3-19.シムとマニホールドのレイアウト
3-20.シムとマニホールドの幅位置と厚み分布
3-21.シム出口の形状
3-22.傾斜シム
3-23.シムの位置ずらし
3-24.マニホールド端の形状
4.ダイ付帯設備
4-1.バックアップロール(ベアリング)
4-2.バックアップロール(ジャーナル軸受)
4-3.バップアップロールたわみ対策
5.ワイヤーバー塗工の高精度化と欠陥対策
5-1.塗工部(ワイヤー有無)
5-2.塗工部(ワイヤーレスバー)
5-3.塗工部(バーの真直度)
5-4.塗工部(受け座)
5-5.駆動部
5-6.カップリング
5-7.実験室の手引きバー
5-8.回転の塗布量への影響は?
5-9.量産と同様の回転方式
5-10.手塗布の回転しない方式
5-11.ワイヤレスバーの塗工量
5-12.塗工量の計算
5-13.塗工量の計算値と公知データ
6.グラビア塗工(リバース)
6-1.ダイレクト方式 (正転)
6-2.リバース方式 (逆転)
6-3.キスリバース方式 (バックアップなし)
6-4.ドクターチャンパー方式 (密閉型)
6-5.ダイレクト方式の液だまり (ギャップと粘度の寄与大)
6-6.ダイレクト方式の膜分断 (渦は周速比に依存)
6-8.リブ発生条件(ダイレクトの場合)
6-9.リバースの膜転写箇所の流動
6-10.リバース方式の塗布可能領域
6-11.セルの過充填と部分充填
6-12.ブレード後のセル残液
6-13.ドクターブレード当て角
6-14.ドクターブレード形状
6-15.ドクターブレード当て板
6-16.端部の厚塗り対策
7.ブレード塗工(コンマ・コーター)
7-1.液ダム内の流動
7-2.ダム液面と底面
8.非ニュートン粘性の見積もり方
8-1.非ニュートン粘性
8-1-1.非ニュートン粘性(指数則)
8-1-2. 指数則(非ニュートン係数の一般範囲)
8-2.ビード内の物質収支と剪断速度のオーダー
8-2-1.ビード内の流動と物質収支
8-2-2.ビード内のCouette-Poiseuille流
8-2-3.ビード上流のCouette-Poiseuille流
8-2-4.ビード下流のCouette-Poiseuille流
8-2-5.ビード内の剪断速度
8-3.ブレード塗工の剪断速度
8-2-1.ビード加速部の剪断速度
8-2-2.境界層理論(Blasius)
8-2-3.境界層理論(Sakiadis)
8-2-4.Sakiadisの境界層で計算したビードの剪断速度
8-4.非ニュートン粘性でを加味したスロット流動掲載
8-3-1非ニュートン流動の見積もり方法
8-3-2.スロット内のPoiseuille流
8-3-3.スロットギャップ偏差への非ニュートンの影響
8-3-4.マニホールド圧損による流量減少への非ニュートンの影響
8-3-5.リップ近傍の速度分布
9.塗工プロセスは今後どうなっていくのか?
9-1.塗工方法の比較(三種しかないダイ方式)
9-2.リチウムイオン電池:正極製造工程 ~ WetからDryへ~
9-3.全固体電池における固体電解質の課題
9-4.ドライプロセスによる複合膜形成
9-5.蒸着からWetプロセスへ(静電噴霧)