見える化に特化したスケルトンモデルで、粉体挙動を疑似体験できます!
業務で抱えるトラブルの解決策も、挙動がわかれば対応法も導き出せる!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
━━━━━ 1日目:11月14日(木)13:00~16:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
【プログラム】
1.はじめに、粉体技術を俯瞰する。
・粉・粒に関わる単位操作全体を、俯瞰し、その影響を再確認する。
・業界で扱われている粉体技術の影響、機能性粒子の活躍の状態を紹介する。
・なぜ、粉を扱うプロセスにトラブルが多いのか?
・粉粒の「形状による分離現象」はなぜ発生し、それらの原因の分類は?
・コストを抑えたトラブル対策は、 どのような方法で構築するのか?
・IoTの手法が発展することによって 粉体プロセスはどうなってゆくのか?
2.乾燥操作 湿った粉体は(微粒子固体と液体・気体の)混相流体である)。
2-1 乾燥操作の基本
2-1-1 乾燥原理の分類 ~物性による適性乾燥原理の選定~
2-1-2 乾燥カーブと主たるパラメーター
~スケールアップには乾燥曲線が必須~
2-1-3 乾燥装置の分類 ~どの原理を利用した装置か理解する~
2-1-4 乾燥装置選定の考え方。
2-2 乾燥操作の実際
2-2-1 スケールアップ;直接乾燥分野
2-2-2 スケールアップ;間接乾燥分野
2-2-3 その他の乾燥分野 ~スケルトンモデルでの体験:
(流動層乾燥機、気流乾燥機、充填層乾燥機、振動流動層乾燥機など。)
━━━━━ 2日目:11月15日(金)10:00~16:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━
【プログラム】
3.粉砕操作
3-1 粉砕操作の基本
3-1-1 粉砕原理の分類 ~新しい粉砕装置の出現~
3-1-2 粉砕機のパラメーター
3-1-3 粉砕装置の分類
3-1-4 粉砕装置選定の考え方
3-2 粉砕操作の実際 ~粉砕式の歴史的経緯~
3-2-1 回分式粉砕分野 ~スケルトンモデルでの体験:(ボールミル、ピンミル)
3-2-2 連続式粉砕分野
3-2-3 その他の粉砕分野
4, 混合操作・造粒操作 生成粒子の機能によって、造粒原理を選択する。
4-1 造粒操作の基本
4-1-1 混合操作・造粒原理の分類
4-1-2 造粒終点と 主たるパラメーター優先順位
4-1-3 造粒装置の分類 ~スケルトンモデル:
(転動、混合、押し出し、流動層造粒)
4-1-4 造粒装置の選定。 (球形化装置)
ダマにならず溶けやすい粒の造粒。硬くしっかりした粒の造粒は?
目的部位で分散し、粒子機能を発揮するための柔らかい造粒は?
4-1-5 機能性粒子の創成。表面改質、複合化。
4-2 造粒操作のスケールアップ。回分から連続操作。
4-2-1 造粒とバインダー
4-2-2 歩留まり向上と整粒
4-2-3 造粒操作をシステムとして考える
5.粉体機器のトラブル対応
5-1 トラブルの原因、(複雑な事象ほど、シンプルに分解する)
5-2 トラブルの分類、実際の例を挙げて一緒に考える。
5-3 トラブル解決例、答えは一つでは無いが、実例を紹介する。
5-4 トラブルを予測し対策、エスケープルートの考え方。
5-5 IT化にともなうトラブルの新しい可能性。
6.まとめ (ケミスト+データー・サイエンティスト+プロセス・エンジニア)
・これから求められる「粒子挙動の見える化」。 数値シミュレーションの役割。
・体験したことを分類して応用が利くようにする為には?
・この分野で、技術者が学べること。失敗から学ぶこと。
・粉・粒を扱う技術に求められるもの ~IoT.AI.VR、AVの応用の始まり~