★散乱法による構造解析の基本と適用限界を知り、測定対象に合わせて適切な計測手法を選定できるようになる!

静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用【アーカイブ配信】
散乱法を用いた構造解析について、基本的な事項を中心に解説《演習付》

こちらは12/17(火)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

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セミナー概要
略称
動的光散乱法【アーカイブ配信】
セミナーNo.
241273A
配信開始日
2024年12月18日(水)
配信終了日
2024年12月31日(火)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
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備考
・こちらは12/17(火)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日以降にセミナー資料(PDF形式)、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
高分子やコロイド分散液などの粒径計測に携わる・興味のある技術者の方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
Excelを用いた解析を紹介するため、Excelの基礎知識があるとより望ましいです。
習得できる知識
散乱法による構造解析の基本と適用限界を知り、測定対象に合わせて適切な計測手法を選定できるようになる。
特に動的光散乱法について、得られるデータの信憑性について判断できるようになる。
趣旨
数nm~数百nmサイズの物体の形状測定は、ナノテクノロジーの根幹を成す基礎技術である。高精度な形状測定法として広まっている技術として電子顕微鏡が挙げられ、実際に多くのナノスケール構造解析において中心的役割を果たしている。これに対し、特に高分子やコロイド分散液中の溶質の構造測定法として広く使われている手法に、散乱法が挙げられる。実用面から見た散乱法の最大の利点は、試料を真空中に置く必要がないため、溶液状態のまま計測できる点にある。溶媒に分散している分子や粒子は、溶媒がなくなるとその構造を変えるため、溶液状態での構造測定は大変重要である。

 本セミナーでは、散乱法を用いた構造解析について、基本的な事項を中心に解説を行う。その中でも、溶液中の粒子の粒径分布計測法として広く知られている動的光散乱法について詳しく解説を行う。動的光散乱法は散乱法の中では特殊で、散乱光強度のゆらぎから粒径を推定する。そこで、散乱光強度のゆらぎの起源について干渉を基に解説し、ゆらぎの解析法について演習を交えて紹介する。
プログラム


1.はじめに
 1-1. 顕微鏡法と散乱法
 1-2. 散乱法の分類

2.散乱の基礎理論
 2-1. 波の数学的記述
 2-2. 2点からの波の干渉
 2-3. 粒子内干渉:形状因子
 2-4. 粒子間干渉:構造因子
 2-5. 光源による散乱の違い
 2-6. 非弾性散乱

3.動的光散乱
 3-1. 粒子のブラウン運動
 3-2. 散乱光強度のゆらぎ
 3-3. 時間相関関数
 3-4. アインシュタイン–ストークスの式
 3-5. 粒径分布関数への変換
 3-6. 動的光散乱の計測装置
 3-7. 電気泳動光散乱によるゼータ電位計測

4.動的光散乱の解析演習

5.最近の研究内容
 5-1. ソフトウェアベース動的光散乱
 5-2. 動的ラマン散乱
 5-3. 顕微動的光散乱

キーワード
微粒子,分散,粒径計測,散乱法,セミナー,講演
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