★本セミナーでは、自動車用センサ開発の第一線で多くの実績のある技術士が、磁気の学問的理解を踏まえたうえで、
失敗例や失敗しないコツなど経験を交えて実践的で使える”磁気センサの開発手法”を解説します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1.センサの基礎と各センサの特徴
1-1.センサとは
1-2.各種センサの主な原理と特徴
温度センサ/ひずみ応用センサ/光センサ/化学センサ/磁気センサ
2.磁気設計の基礎
2-1.磁石と磁性体
2.1.1 磁性体の基礎
2.1.2 磁気の源は
2.1.3 強磁性体の構造(磁区、磁壁)
2.1.4 初期磁化曲線
2.1.5 磁化と磁気異方性
2-2.電磁気の基礎知識
2.2.1 磁界と磁束
2.2.2 電流による磁界
2.2.3 磁界中の強磁性体とその関係式
2-3.磁石設計技術
2.3.1 磁石技術データの読取り方と減磁曲線
2.3.2 減磁曲線の解釈と設計の仕方
【J-H曲線】【B-H曲線】【最大エネルギー積】【反磁界】
【動作点とパーミアンス係数】【可逆減磁と不可逆減磁】
2-4.各磁石の材質と特徴
2.4.1 各磁石材質の特徴
2.4.2 各磁石の減磁曲線
2.4.3 磁石製造工程と磁気異方性
2-5.磁性体と磁気回路の設計知識
2.5.1 磁性材料に求める特性とは
2.5.2 各種軟磁性材料と特徴
2.5.3 磁気回路の設計
2.5.4 磁気回路設計時や使用時における注意点と対策
2.5.5 磁気シミュレーションと実機確認
2.5.6 センシングにおける磁気回路の例
3.磁気検出デバイスの種類と特徴
3-1.リードSW
3-2.電磁ピックアップ
3-3.ホール素子/IC
3-4.強磁性磁気抵抗素子(AMR)
3-5.半導体MR
3-6.GMRとTMR
3-7.MI素子
3-8.渦電流式センサ
3-9.レゾルバ
4.代表的な磁気センサに使われる素子と活用設計
4-1.ホールICの活用設計
4.1.1パルス 出力ホールIC⇒近接スイッチ、位置、回転センサ
4.1.1.1 回転センサの不具合要因
4.1.1.2 不具合の設計対処とホールICの選定
4.1.2 リニア出力ホールIC
4.1.2.1 角度検出ホールICと不具合要因
4.1.2.2 電流センサ用リニアホールIC/不具合要因と設計対処
4-2.MR系ICの活用設計
4.2.1 パルス出力MRIC
4.2.1.1 AMR回転センサの磁気設計課題と対処
4.2.1.2 GMR回転センサの磁気設計
4.2.1.3 MR系回転センサの不具合要因と留意点
4.2.2.角度検出MRIC(AMR,GMR,TMR)
4.2.2.1 ホール式&MR式角度センサ設計上の留意点
4-3.まとめ:回転角度センサ、電流センサと他方式との性能比較
5.構造設計で考慮すべきポイント
5-1.環境条件と品質設計
5-2.信頼性試験
5-3.主な構成部品の設計留意点
6.まとめ