★バリアフィルムの概要、ガス透過性メカニズム、ガスバリア性評価、バリアフィルム作製法と各種用途の最新技術動向まで詳細解説!

バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズム・評価技術および最新技術動向【アーカイブ配信】

こちらは9/25実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

セミナー概要
略称
バリアフィルム【アーカイブ配信】
セミナーNo.
250999A
配信開始日
2025年09月29日(月)
配信終了日
2025年10月03日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
ソメイテック 代表 大薗 剣吾 氏

<資格等>
技術士(金属、機械部門)、一級機械保全技能士、応用情報技術者

<学協会>
日本技術士会(金属部会幹事)、加飾技術研究会(理事)

<ご略歴>
 2003~2005 東京大学大学院マテリアル工学修了
 2005~2016 凸版印刷株式会社
 2017~2025 技術士事務所ソメイテック
 2020~2025 BISAI株式会社
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは9/25実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日までに、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・バリアフィルムの開発・評価・製造・利用に関わる技術者
習得できる知識
・バリアフィルムの基本とガス透過性メカニズムを理解できる
・ガスバリア性の評価技術を理解できる
・バリアフィルム設計・製造のポイントを学ぶことができる
・各種用途の最新のバリアフィルムの技術動向を把握できる
趣旨
 バリアフィルムは、食品等の包装材料から、産業用パッケージ、電子部品の保護など、様々な分野で活用されています。バリア性を発現させる技術としては、バリア性高分子材料、アルミ蒸着、透明セラミック膜、有機無機ハイブリッドなど、様々な方式が用いられています。
 バリアフィルムの作製には、各種基材、コーティング、フィルムハンドリングなどの技術的な理解が必要となります。また、ガス透過のメカニズムと、ガスバリア測定技術を理解しておくことも大変重要です。さらに、近年ではバリア性だけでなく各種機能の複合化が進み、各種特性、信頼性の確保、量産性など、技術的な要求が高まっています。
 本講座では、バリアフィルムの技術に関わる方を対象として、バリアフィルムの概要、ガス透過性のメカニズム、ガスバリア性の評価、バリアフィルム作製について分かりやすく解説します。またバリアフィルムの各種用途の最新技術動向について紹介します。バリアフィルムに関わる技術者が押さえておくべき知識を身につけることができます。
 
プログラム

1.バリアフィルムの基本とガス透過性メカニズム
 1-1.バリアフィルムの用途と市場
 1-2.バリアフィルムの種類
  (1)高分子系バリア性素材
  (2)アルミ蒸着バリアフィルム
  (3)金属酸化物透明バリアフィルム
  (4)有機無機コンポジットバリアフィルム
  (5)積層ハイバリアフィルム
 1-3.ガス透過のメカニズムとパラメータ

2.ガスバリア性の評価技術
 2-1.差圧法(圧力センサー法)の原理と測定方法
 2-2.Mocon等圧法の原理と測定方法
  (1)酸素電解センサー法
  (2)赤外センサー法
  (3)五酸化二リンセンサー法
 2-3.各種等圧法の原理と測定方法
  (1)API質量分析法
  (2)Lyssy法(感湿センサー法)
  (3)カップ法
  (4)カルシウム腐食法
 2-4.ガスバリア性測定の精度・信頼性向上のポイント

3.バリアフィルム作製のポイント
 3-1.バリアフィルム作製の要素技術
  (1)基材(押出、延伸)
  (2)ウェットプロセス(ウェットコーティング、ラミネート)
  (3)ドライプロセス(真空蒸着、スパッタリング、CVD)
 3-2.バリアフィルム製造のポイント
  (1)バリアフィルムの設計(要求機能、基材と層構成、工程、品質保証)
  (2)バリアフィルムの品質(バリア性能、光学特性、外観、信頼性、巻き品質)
  (3)バリアフィルムの生産性(リードタイム、コスト、稼働率)
 3-3.複合機能フィルムとしてのバリアフィルム開発のポイント

4.バリア技術の用途別新技術動向
 4-1.パッケージ(レトルト・パウチ、医薬・医療用、モノマテリアル・リサイクル)
 4-2.ディスプレイ(有機EL、マイクロLED、フレキシブルディスプレイ)
 4-3.電子部品(ぺロブスカイト太陽電池、半導体工程フィルム、IC封止・保護)

キーワード
ガス、バリア、フィルム、透過性、評価、設計、作製、パッケージ、太陽電池、ディスプレイ、包装
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