☆油圧の「なぜ?」を徹底解剖! 豊富な図解と丁寧な解説で、油圧の仕組みを根本から理解!

基礎から学ぶ油圧機器(バルブ・ポンプ・アクチュエータ)の仕組みと作動原理【LIVE配信】

※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
 また、見逃し配信(アーカイブ配信)はございませんので予めご了承ください。

セミナー概要
略称
油圧技術【WEBセミナー】
セミナーNo.
260442
開催日時
2026年04月21日(火) 10:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
西海 孝夫 氏(元 防衛大学校 システム工学群機械システム工学科 教授)

【ご専門】
 油圧工学、流体力学、制御工学、機械要素、機構学、工業力学

【ご略歴】
1953年10月東京生まれ。青山学院高等部を経て、青山学院大学理工学部機械工学科卒業、成蹊大学工学研究科博士前期課程機械工学専攻修了、成蹊大学助手、防衛大学校助手、講師、助教授、教授、芝浦工業大学教授を歴任、博士(工学)、油圧をはじめ流体力学など機械工学の教育研究に従事。

【関連著書】
小波倭文朗・西海孝夫:油圧制御システム, 東京電機大学出版局, 297頁 (1999)
西海孝夫: はじめて学ぶ「流体の力学」, 日刊工業新聞社,341頁 (2010)
西海孝夫:絵とき「油圧」基礎のきそ, 日刊工業新聞社 271頁 (2012)
西海孝夫・一柳隆義: 演習で学ぶ「流体の力学」入門、秀和システム, 505頁 (2013)
S. Konami, T. Nishiumi, Hydraulic Control Systems, World Scientific, pp.316 (2016)
西海孝夫:油圧の基礎知識 https://www.ipros.jp/technote/basic-hydraulic/(2018)
西海孝夫:流体力学の基礎知識(内部流れ編)https://www.ipros.jp/technote/basic-fluid-mechanics/(2019)
西海孝夫:油圧バルブのメカニズム、秀和システム、239頁(2020)
西海孝夫:油圧ポンプとアクチュエータのメカニズム、秀和システム、303頁(2021)
西海孝夫:演習で学ぶ「流体の力学」、秀和システム、321頁(2022)
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名49,500円(税込)に割引になります。
・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。
備考
・資料付(紙媒体での配布)※データの配布はありません。
・ご自宅への送付を希望の方はコメント欄に送付先住所をご記入ください。
 ⇒お届け先のご指定がない場合は、お申し込み時の住所宛に送付いたします。

----------【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】----------
1)Zoomを使用されたことがない方は、→こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては→こちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

----------【注意事項】----------
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・油圧機器・システムを製造している若手の設計技術者
・油圧機器・システムを販売している営業マンの方
・油圧機器・システムの保全業務に携わっている方
・そのほかの製造業において油圧を利用されている方
習得できる知識
・油圧の特徴や油圧システム・装置の構成を一通り習得できる。
・様々な油圧バルブ・ポンプ・アクチュエータなどの油圧機器の仕組みと作動原理を容易に習得できる。
・油圧機器内の可動部品の動きや作動油の流れを豊富なカラーの図解を用いてメカニズムを習得できる。
趣旨
 油圧は、多くの可動部品とともに高低圧の油で満たされて流れ、まるで、精密な『絡繰り人形』のように振る舞います。油圧で利用されている機器は、幾多の製品分類があり、個々が様々な役割を持ちつつ、複雑な機構や構造を有しているため、作動原理を理解することはなかなか容易ではありません。従来からの書籍などの図版では、白黒印刷のために、可動部品の動きをはじめ油の流れ方向や圧力の高低は、断面図を見る機会の多い熟練の設計技術者の方々ですら困難とされていました。
 本講座では、フルカラーの図版を用いて、入門者にも容易に理解できるように心がけ、まるで可動部品の動きや油の流れを動画で見るように解説します。油圧に触れて間もない初学者や学生の方から、日々現場で実際に油圧を取り扱う設計者・技術者の方まで、多様な「油圧のメカニズム」が分るよう可視化に配慮してテキスト資料が作成されています。油圧は、ポンプ、バルブ、アクチュエータの主要機器に加え、そのほかの付属機器と要素に分類できますが、本講座では、油圧の仕組みと作動原理に重点を置き、丁寧に分かりやすく解説します。
プログラム

1.油圧とは?
 1-1 液圧の歴史
 1-2 パスカルの原理と動力伝達
 1-3 油圧の仕組み
 1-4 油圧の特徴
 1-5 油圧の応用分野と技術動向

2.作動油と流れ
 2-1圧力の性質
 2-2作動油の種類と性質
 2-3作動油の流れ

3.油圧ポンプ
 3-1容積式ポンプの構造と作動原理
 3-2定容量形ポンプ
  (1)ギヤポンプ
  (2)ねじポンプ
  (3)ピストンポンプ
 3-3可変容量形ポンプ
  (1)可変容量形ベーンポンプ
  (2)可変容量形ピストンポンプ

4.油圧アクチュエータ
 4-1シリンダ
  (1)シリンダの構造と作動原理
  (2)流体クッション
  (3)シリンダの強度と取付け
  (4)シリンダの座屈
 4-2油圧モータ
  (1)油圧モータの構造と作動原理
  (2)ベーンモータ
  (3)ギヤモータ
  (4)ピストンモータ
 4-3揺動形アクチュエータ

5.油圧バルブ
 5-1ポペット弁とスプール弁
 5-2 方向制御弁
  (1)方向切換弁
  (2)チェック弁
 5-3 圧力制御弁
  (1)リリーフ弁
  (2)減圧弁
  (3)シーケンス弁
  (4)アンロード弁
  (5)カウンタバランス弁
 5-4 流量制御弁
  (1)絞り弁
  (2)流量調整弁
  (3)分流弁
  (4)デセラレーション弁
 5-5 電気操作弁
  (1)比例制御弁
  (2)サーボ弁
  (3)油圧サーボシステム
 5-6 弁体に働く流体力

6.そのほかの油圧機器と要素
 6-1 アキュムレータ
 6-2 フィルタ
 6-3 熱交換器
 6-4 油タンク
 6-5 圧力変換器
 6-6 配管
 6-7 電動機 

【質疑応答】

キーワード
油圧,作動油,ポンプ,アクチュエータ,バルブ,アキュムレータ,フィルータ,熱交換器,講演
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