☆熱処理は、鉄鋼材料の特性を引き出すうえで重要な技術である一方、歪み・割れ・脆化などの不具合にも関わるため、材料や組織の変化を理解しておくことが重要です。
本講座では、鉄鋼材料の基礎と熱処理に伴う組織変化を踏まえ、代表的なトラブルの発生要因について材料の観点からわかりやすく解説します。

鉄鋼材料の熱処理の基礎とトラブル対策【LIVE配信】
~歪み・割れの原因を材料から理解する~

Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。

セミナー概要
略称
熱処理【LIVE配信】
セミナーNo.
2607103
開催日時
2026年07月13日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)ワールドテック 講師 博士(工学) 土屋 能成 氏

【講師プロフィール】
1977年、京都大学大学院工学研究科金属加工学専攻修士課程特殊鋼講座修了。同年(株)豊田中央研究所入社。セラミックコーティング(TD処理、DLC-Si)の金型への適用に関する研究や転造加工熱処理による高強度歯車の開発に携わる。同時にトヨタグループ各社の金型寿命向上や自動車部品の品質向上に取り組む。
1996年、京都大学より工学博士号授与。
2011年、定年を機に岐阜大学奉職。熱間鍛造用潤滑剤の挙動解析に関する研究などに従事。
2022年、岐阜大学退職。現在に至る。

・元岐阜大学スマート金型技術研究センター特任教授。
・元日本塑性加工学会プロセストライボロジー分科会主査。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名49,500円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
鍛造や板成形など塑性加工にかかわる設計、生産技術、品質保証、金型技術にたずさわっている機械系技術者(初心者~中堅技術者)の方
習得できる知識
・鉄鋼材料の熱処理の種類と特徴が鉄鋼材料の組織変化から理解できます。
・鉄鋼材料の焼入れ性からみた鋼材の選び方が整理できます。
・熱処理に伴う変形の考え方が理解できます。
・熱処理に伴う応力発生のしくみがわかり焼き割れへの対処法が整理できます。
・熱処理に伴う鉄鋼材料の脆化について理解が深まります。
趣旨
 鉄鋼材料は熱処理によってその強度レベルを大きく変えることができるため、低い強度で容易に成形したのち熱処理によって強靭化し、耐久性のある製品として使用できる非常に使い勝手の良い材料です。
 本講座では各種鉄鋼材料について組成や熱処理条件を紹介する一方、それぞれの特性を引き出すために重要な熱処理技術について材料組織の変化から説明します。また熱処理の過程で生じがちな熱処理変形や熱処理応力の発生についてその原因を述べるとともにその軽減策や対処法について述べます。また不適切な熱処理によって生じる材料の脆化についても整理してお伝えします。
 熱処理技術者の知識のブラッシュアップのほか設計や生産、品質保証などにたずさわっている方のスキルアップに役立つことを目指します。
プログラム

1.鉄鋼材料の特徴と種類
 1-1 鉄鋼とは
 1-2 鉄鋼材料の分類
 1-3 各種鉄鋼材料
 1-4 自動車の鍛造部品に用いられる鋼材
 1-5 代表的な自動車部品に見る熱処理、表面処理

2.熱処理のいろいろ
 2-1 熱処理とは
 2-2 焼なまし
 2-3 焼ならし
 2-4 焼入れ
 2-5 サブゼロ処理
 2-6 焼戻しと時効処理

3.熱処理に伴う金属組織の変化
 3-1 金属の微細構造と機械的性質
 3-2 炭素鋼の標準組織
 3-3 冷却速度による組織変化
 3-4 焼入れ組織、マルテンサイト
 3-5 熱処理特性に及ぼす合金元素の影響 
 3-6 焼戻しに伴う組織変化

4.鋼の焼入れ性
 4-1 焼入れ性と質量効果
 4-2 焼入れ性の測定方法
 4-3 焼入れ性に及ぼす合金元素の影響

5.熱処理変形
 5-1 熱処理によって生じる変形
 5-2 熱処理による体積変化
 5-3 モデル形状の変形
 5-4 熱処理変形の軽減と矯正
 5-5 経時変形

6.熱処理応力と焼割れ
 6-1 残留応力の発生
 6-2 焼入れにおける熱処理応力
 6-3 表面硬化による熱処理応力

7.加熱や熱処理に伴う脆化
 7-1 青熱脆性と赤熱脆性
 7-2 焼戻し脆性
 7-3 ステンレス鋼の脆性

8.まとめ 

 【質疑応答】

キーワード
熱処理,変形,応力,歪み,焼割れ,脆化,セミナー
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