超分子架橋構造を駆使した高分子材料の近年の動向と、学術的基盤から産業界への応用展開までを俯瞰的に学ぶ

超分子架橋による機能高分子材料【アーカイブ配信】
~強靭で長寿命・リサイクル可能な自己修復性材料および超分子添加剤の基礎から応用・実装まで

こちらは2026/9/28実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます。

セミナー概要
略称
機能高分子材料【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2026年09月29日(火)
配信終了日
2026年10月09日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)ユシロ
 コーポレート部門 イノベーション推進部
 先端技術開発兼新規原料管理担当 博士(理学) 大﨑 基史 氏

【ご専門】
超分子科学、高分子科学、材料科学

【ご経歴】
2009年3月
 大阪大学 大学院理学研究科 高分子科学専攻 博士後期課程 修了,博士(理学)
2009年4月
 同 大学院理学研究科, 特任研究員
2017年6月
 同 大学院理学研究科, 特任助教
2018年7月
 同 大学院理学研究科
 「大阪大学・ユシロ化学工業 ポリマーゲル共同研究講座」 (兼任)
(2019年4月より,
 同 産業科学研究所 「大阪大学・ユシロ化学工業 ポリマーゲル共同研究部門」)
2019年4月
 同 大学院理学研究科, 特任講師
2021年6月
 ユシロ化学工業(株)入社(2025年4月(株)ユシロに社名変更),
 技術本部 研究開発部1課,主査
現在
 同 コーポレート部門 イノベーション推進部,先端技術開発兼新規原料管理担当
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
非会員の方は1名につき55,000円(税込み)です。
会員の方もしくは新規会員登録していただいた方の受講料は以下の通りです。
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)に割引になります。
 ★2名以上同時申込の場合、1名につき半額の27,500円(税込)に割引になります。
  ※参加者全員の会員登録が必要です。登録料や年会費などは一切かかりません。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは2026/9/28実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをご案内いたします。
 セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
職歴問わず高分子素材開発者の方。ほか、技術・営業・企画等々の職域を問わず、高分子材料技術の動向に御興味をお持ちの方。業種も高分子産業の方に限らず、周辺部材としての高分子や新素材・新材料に御興味をお持ちの方。
必要な予備知識
特に制限はございません。中等・高等教育レベルの化学の知識があれば好ましいですが、高分子に関する高度な予備知識等は特には無用です。
習得できる知識
・ホストゲスト相互作用等の分子間力を駆使した架橋構造
 (可逆的架橋・可動性架橋)を用いた高分子材料(超分子材料)に関する基礎的な知見
・超分子材料の最新の研究動向
 (材料接着、自己修復、強靭化、複合材料化等)
・超分子材料の社会実装に向けた各種動向
 (超分子材料の応用例、汎用樹脂向けの機能向上添加剤としての展開)
・具体的な適用例・実装化ノウハウ
趣旨
 電子デバイスや電気自動車、医療機器・器具、産業用素材、社会インフラ、生活周辺製品などの各分野で技術革新が進むなか、これらの急激な性能向上に対して、それを支える高分子素材(ポリマー素材)の性能向上は社会的急務である。高強度、高靭性、高耐久性、高追従性、高復元性、自己修復性など、高分子素材にはさらなる性能向上や抜本的な新機能付与が求められている。また、SDGsのような社会要請や、原料確保などの世界動向の観点からも、高分子材料の高耐久化、長寿命化、メンテナンスフリー化への対応も重要となってきている。これらの要求性能を満たすには、従来にはない分子設計・材料設計が必要であり、高分子鎖ネットワークの可逆性架橋化/可動性架橋化といったアプローチ(非共有結合による架橋)が近年盛んである。これにより、力学特性の向上のほか、自己修復性や選択的接着、異種材料接合、刺激応答性といった、これまでにない機能が実現されてきている。
 本講演では、超分子架橋構造を駆使した高分子材料の近年の動向に触れつつ、学術的な基盤から具体的な産業界への応用展開(汎用材料への添加剤としての超分子)まで、俯瞰的に超分子材料の知識・ノウハウを習得することを目的とする。
プログラム

1.高分子の新材料について
 1-1 重合反応とその制御
 1-2 共有結合による高分子の架橋
 1-3 分子間相互作用を利用した機能化
  (1)選択的接着による高分子材料の自己組織化
  (2)異種材料間の接着

2.超分子材料 ~ ホストゲスト相互作用による高分子ネットワーク
 2-1 可逆性架橋構造
 2-2 可動性架橋構造
 2-3 ホストゲスト架橋の複合ネットワーク化
 2-4 異種材料との複合化

3.自己修復材料開発について概観
 3-1 マイクロカプセルを用いた自己修復性材料
 3-2 光刺激を用いた自己修復性材料

4.可逆的結合を用いた自己修復性高分子材料の動向
 4-1 Deals-Alder反応を用いた自己修復性材料
 4-2 水素結合を用いた自己修復性材料
 4-3 金属配位を用いた自己修復性材料
 4-4 動的共有結合を用いた自己修復材料

5.ホスト-ゲスト相互作用の自己修復性材料への展開 ~ 強靭化も見据えて
 5-1 ホスト-ゲスト相互作用を用いた自己修復材料の材料設計
 5-2 ホストポリマーとゲストポリマーを用いた自己修復材料
 5-3 ホスト-ゲストポリマーによる自己修復性機能
 5-4 犠牲結合が拓く力学特性
 5-5 ゲルからバルク材料へ ~ あらゆるポリマーへの展開
 5-6 架橋点が自由に動く材料の力学特性

6.超分子材料研究の機能化最前線
 6-1 超分子によるハイブリッド材料化
 6-2 刺激応答性素材
 6-3 超分子添加剤としての萌芽

7.超分子材料の産業界への展開
 7-1 新規事業を成功させるまで
 7-2 自己修復材料の市場ニーズ

8.超分子材料の開発 ~モノマー合成から超分子材料ができるまで~
 8-1 ホスト、ゲスト分子の量産化
 8-2 自己修復性ゲル「ウィザードゲル」の開発
 8-3 自己修復性エラストマー「ウィザードエラストマー」の開発
 8-4 使用環境への配慮 ~ 無毒劇物化・疎水化

9.超分子材料の良さをあらゆる材料へ
 9-1 汎用樹脂の機能性向上 ~ 機能性添加剤「ウィザードプラス」の開発
 9-2 超分子材料のニーズと取り組むべき方向性
 9-3 今後の展望

キーワード
高分子,架橋,接着,自己修復,超分子,ポリマー,エラストマー,ゲル,添加剤,講演,研修
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