【ヘルスケア、金融、不動産、小売等、X-Tech変革が迫られる既存業界】
FinTechに代表される金融業界のみならず、インターネットの登場を起点としたデジタルイノベーションに対して変革を求められる既存の業界は少なくありません。 AI、IoTなど技術を軸としたバズワードが次から次へと登場する中、大手企業の経営陣・事業戦略担当者はそれらのトレンドの見極めと実行力ある対応が求められています。 戦略コンサルティングを実施する傍らスタートアップをキーワードに複数の組織への所属を通して事業創造を行なうコンサルタントが、デジタルビジネスを前提とした事業立ち上げの手法について説明いたします。1.デジタル時代のバズワードの本質と捉え方
近年、金融のFinTechを始め、ReTech(RealEstateTech)、RetailTech、FoodTech、HealthTech、EduTechなど所謂X-Techと呼ばれるビジネストレンドが注目されています。このようなX-Tech系のビジネスを立ち上げていこうとした場合、リーンスタートアップ、グロースハック、オープンイノベーションなどの方法論も注目を浴びていますが、そもそもこれら方法論のインプットとなるビジネスモデルを描く上でX-Techならではのセオリーや留意点はどのようなものがあるのでしょうか? 本講座では、コンサルティング現場で活用している実践的な手法を交え、X-Techのビジネスモデルを描くセオリーと、成功のポイントの手掛かりを掴んで頂けるよう御説明いたします。1.X-Tech(ネットビジネス)ならではの事業特性