その選択が大きな利益と損失につながる。材料の発明:特許出願だけが戦略ではない。製造法の発明:ブラックボックス化だけが戦略ではない。出願するか、ブラックボックス化するかの判断フローを複数の視点を絡めて解説します。
無駄な出願を減らしたい、ノウハウとしてブラックボックス化した時の技術漏洩の対策を見直したい、といった時の参考にも。
1.概要 ~特許出願だけではない、技術開発・研究開発成果の扱い方~
1.1 自社技術のブラックボックス化とは何か
1.2 ブラックボックス化した場合のメリット
1.3 ブラックボックス化によって莫大な利益が得られるパターン
1.4 ブラックボックス化した場合に生じるリスク
1.5 ブラックボックス化するために必要なこと
2.ブラックボックス化するか否かの判断基準
(オープン&クローズの分岐点について、重要となる8つの視点を中心に解説)
3.ブラックボックス化に必要な社内体制
3.1 特許検討の場
3.2 教育体制
3.3 退職者対策(秘密保持契約と競業避止義務契約)
3.4 職務発明制度の改良
4.ブラックボックス化した自社技術について他社が特許権を取得した場合への備え
4,1先使用権とは何か
4.2先使用権の理論と問題点
4.3先使用権を立証するための資料
4.4実例
5.技術漏洩した場合の救済措置
5.1 最近の事例
5.2 どのような場合に不競法によって救済されるのか
5.3 救済を阻むもの
□質疑応答・名刺交換□