2017年10月30日(月)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
問い合わせフォーム
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
1. 自動車の熱マネジメント技術
2. 排熱回収技術
3. 自動車の駆動源変遷(48Vを含む)とその課題
地球環境保護や資源枯渇のため,自動車の燃費改善がさらに要求されている。自動車用ガソリンエンジンの熱効率は
せいぜい40%で,大半が熱などとして捨てられている(冷却損失と排気損失)。エンジン単体の改良が限界を迎えつつある
状況では,これらの損失を回収したり,損失そのものを低減する技術が求められている。
本セミナーでは,自動車の駆動源変遷を説明するとともに,今後,ますます重要になる熱マネジメントについても解説する。
1.地球環境からの要請とは?
1.1. 地球温暖化 … 地球温暖化の状況,その原因,太陽の黒点活動,CO2排出量増加
1.2. 資源枯渇 … ピークオイル理論,種々の化石燃料の可能年数,米国第四艦隊
1.3. シェールガス/シェールオイル … 状況,OPEC動向,ルーブルの下落,ピークオイル理論の修正
1.4. 原発停止 … 3.11,CO2排出量変化,円の流出
2.駆動源の変遷
2.1. IEAブルーマップ … 駆動源変遷予測,IEAマップの読み方
2.2. 軽自動車 … 軽自動車燃費競争,搭載技術,各社の比較,燃費改善効果の分析
2.3. 内燃機関の効率 … ガソリンとディーゼルの効率改善,WTI原油先物チャート
2.4. クリーン・ディーゼルの魅力 … ガソリンエンジンとの比較(3原理),従来の課題,その解決方法(SKY-D)
2.5. 欧州流ダウンサイジング … どうして日本では過去のターボ車は消えたか? どうして復活したか? 本当の目的は?
2.6. 電気自動車 … どうして市販されたか? 課題は?
2.7. ガソリン車 対 電気自動車比較 … 走行時のエネルギ効率は? いろいろ考慮したエネルギ効率は? 国別の違い
2.8. 燃料電池自動車 … 構造は? 目的は? 将来性は?
2.9. エネルギ効率と実用性 … 走行時のエネルギ効率→Well to Wheel→ライフ→実用性(充電時間×回数)
2.10. 48V(ボルト)ハイブリッド … どうして出てきたのか? 何が48Vになるのか?
3.自動車を取り巻く環境変化とは?
3.1. WLTP 燃費規制 … 何が変わるか?
3.2. エミッション規制 … 何が厳しくなるのか?
4.自動車に使われる熱交換器とは?
4.1. エンジン冷却系
4.2. 空調系
4.3. モータ,インバータ冷却系
4.4. 駆動用電池用
5.電気自動車用エアコンとは … ヒートポンプの特徴は?
5.1. 方式と現行空調システムとの比較
5.2. 低外気温への対応 … 可能か?
5.3. 廃熱利用の可能性は
6.ハイブリッド車用エアコン … ハイブリッド車とプラグイン・ハイブリッド車で違いは?
7.クリーン・ディーゼルエンジン車用暖房とは … 空調の課題は?
8.アイドルストップ対応車の空調 … 快適な空調を維持するには?
9.熱マネジメント … 可能性がある熱マネジメントとは?
9.1. 排熱回収システム(ランキンサイクル,冷却水加熱)
9.2. 蓄冷/蓄熱システム
9.3. 新しい冷凍サイクルの可能性 … 冷媒動向
10.エアコンシステムの改善 … エアコンの改善とは?
10.1. 空調シート
10.2. 内部熱交換器
10.3. 換気熱回収
10.4. デシカント空調
11.空調システムの変化による部品,内装材の動向は?
11.1. ガラス
11.2. 断熱材
11.3. 真空断熱材
12.自動運転車での課題は?
12.1. 課題
12.2. 求められる技術
13.駆動用電池の温度管理は?
13.1. 方式比較
13.2. 選定
□質疑応答□