リグニンの利用に向けて理解しておきたい構造や生合成から、分析・可視化技術、分離・抽出や高機能化、機能性材料への変換、リグニン利用の課題と展望までを詳しく解説します。

リグニンの構造と分析・可視化技術および分離・抽出、高機能化、利用技術【WEBセミナー】
~リグニン利用の妨げとなる複雑かつ不均一な構造を徹底解説~
~化学修飾による高機能化や機能性材料への変換などの利用技術~

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セミナー概要
略称
リグニン【WEBセミナー】
セミナーNo.
st220617
開催日時
2022年06月23日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
会員:  37,620円 (本体価格:34,200円)
学生:  39,600円 (本体価格:36,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,620円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
技術系の方を対象とします。リグニンに関する予備知識は必要ありません。
習得できる知識
リグニン分析方法、リグニン分子構造の可視化技術、リグニン利用の課題と将来展望
趣旨
 木質バイオマスの利用の鍵はリグニンにあるといってよい。木質を基盤とするバイオリファイナリーを発展させるためには、リグニンとセルロースの効率的な分離技術、そしてリグニンの選択的な抽出技術が必須である。しかしながら、リグニンは他の天然高分子と異なり、その構造は極めて複雑かつ不均一であるため、分離・抽出の妨げとなっている。 
 ここでは、リグニンの不均一な構造をその形成過程から解説する。そして、リグニンをどのようにして使えばよいかを解説する。
プログラム

1.木質とは
 1.1 日本は森林大国
 1.2 木質バイオマス利用による二酸化炭素削減効果
 
2.細胞壁中のリグニン
 2.1 分布
 2.2 呈色反応
 
3.植物の進化とリグニンの構造

 3.1 裸子植物
 3.2 被子植物
 3.3 異常材(あて材)
 
4.リグニンの生合成

 4.1 モノリグノールの生合成
 4.2 モノリグノール配糖体の役割
 4.3 モノリグノールの重合
 
5.リグニンの不均一形成の可視化
 5.1 紫外線顕微鏡法
 5.2 ミクロオートラジオグラフィー
 
6.リグニン化学構造の分析法
 6.1 アルカリニトロベンゼン酸化
 6.2 チオアシドリシス
 
7.TOF―SIMS(2次イオン質量分析)によるリグニンケミカルマッピング
 7.1 原理
 7.2 化学構造の可視化
 7.3 水溶性化合物の分布の可視化(Cryo TOF-SIMS)
 
8.リグニンの利用
 8.1 工業リグニンと天然リグニンの差異
 8.2 分離・抽出技術
 8.3 リグニンの化学修飾による高機能化
 8.4 機能性材料への変換とその例
 
9.今後の展望

 
□質疑応答□

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