スラリーをどうすれば適切に評価できるのか?
スラリーの分散状態は製品特性にどのような影響を及ぼすのか?
本セミナーでは、スラリーを制御するために必要な考え方と粒子分散・凝集状態評価技術を解説する

スラリー調製・分散評価の要点【WEBセミナー】
~スラリー中の粒子分散・凝集状態を的確に評価し適切に制御するためには?~

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セミナー概要
略称
スラリー【WEBセミナー】
セミナーNo.
st221002
開催日時
2022年10月06日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
会員:  37,620円 (本体価格:34,200円)
学生:  39,600円 (本体価格:36,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,620円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
特典
・『基礎スラリー工学』(著者:椿淳一郎・森隆昌・佐藤根大士 出版:丸善出版)
 ※サブテキストとして開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
 ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
備考
・PDFテキスト(印刷可・複製不可)

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・スラリーに関心がある方であればどなたでも
習得できる知識
・スラリー中の粒子分散・凝集現象に関する基礎知識
・スラリー中の粒子分散・凝集状態評価技術
・スラリー中の粒子分散・凝集状態と製品特性の関係
趣旨
 スラリーは、セラミックス、電池材料、化粧品、医薬品、食品など幅広い産業分野で使われている。スラリー中の粒子分散・凝集状態を適切に制御することではじめて所望の特性を有する製品を製造することができる。しかしながら、スラリー調製条件の最適化は未だに技術者の勘と経験に頼る試行錯誤的な方法で行われていることが多い。スラリー調製を難しくしている根本的な要因の1つは、スラリー中の粒子分散・凝集状態を適切に評価できていないことがあげられる。
 そこで、本講座では、スラリー中の粒子分散・凝集状態を適切に制御するために必要な考え方の基礎と、粒子分散・凝集状態を的確に評価できる技術を解説し、それらを実プロセスに応用した例を紹介する。
プログラム

1.イントロダクション
 1.1 スラリー評価の前に知っておきたいこと
 1.2 なぜスラリー評価が必要なのか?

2.液中粒子の分散・凝集を支配する因子
 2.1 DLVO理論
 2.2 非DLVO力

3.スラリーの流動性評価
 3.1 流動挙動の種類
 3.2 流動性評価法
 3.3 流動性評価の実例
 3.4 見かけ粘度の測定で注意すべきこと

4.スラリー中の粒子集合状態評価技術
 4.1 重力沈降,遠心沈降試験
  4.1.1 測定原理及び実験方法
  4.1.2 測定結果の実例
 4.2 静水圧測定法
  4.2.1 測定原理及び実験方法
  4.2.2 測定結果の実例
 4.3 ナノ粒子の分散・凝集状態評価(浸透圧測定法)
  4.3.1 測定原理及び実験方法
  4.3.2 測定結果の実例
 4.4 希薄系での直接観察
 4.5 粒子の濡れ性評価と分散試験結果の比較

5.スラリー評価の実プロセスへの応用例
 5.1 噴霧乾燥(スプレードライ) 
   中実球形顆粒を作るにはスラリーはどう調製すればよいか?
 5.2 チタン酸バリウム(シート成形)
       最も緻密な成形体は最も見かけ粘度が低いスラリーから得られるのか?
 5.3 シート成形と鋳込み成形の比較
       同じ湿式成形、同じスラリーを使えばよい製品が得られるのか?
 5.4 スラリーの経時変化
   スラリーは作ってすぐ使うのか、それとも、しばらく置いておくのか?
 5.5 リチウムイオン電池正極用スラリー
         多成分粒子スラリーの分散・凝集をどのように考えたらよいのか?
 
6.まとめ

 質疑応答 □

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