1.量子ドット研究の経緯と基本的な構造・特徴
1.1 量子ドット合成法と研究の経緯
1.2 ドープされた量子ドットの構造・特徴
2.量子ドットの基本的な物性と粒成長メカニズム
2.1 物理的、化学的性質(量子サイズ効果など)
2.2 エネルギー準位の計算方法と留意点
2.3 量子ドットのサイズと濃度の求め方
2.4 粒成長メカニズムと発光効率
3.各種量子ドットの合成法・特徴と留意点
3.1 親水性CdTeの合成法
3.2 親水散性ZnSeと光化学反応を利用したシェルの付加
3.3 疎水性CdSeの合成と発展
3.4 疎水性InPの合成と最近の進展
3.5 ハロゲン化鉛ペロブスカイト、硫化鉛およびカルコパイライト
4.量子ドットのガラスマトリックスへの各種分散法
4.1 バルク体への量子ドット分散:その方法と留意点
4.2 薄膜への分散およびファイバー形成の方法と留意点
4.3 微小ガラスカプセル中への分散・安定化
5.量子ドットの各種特性評価の方法
5.1 単一分子検出法の発明の経緯とノーベル賞
5.2 単一粒子検出とブリンキング
5.3 発光効率(量子収率)の計算法
5.4 耐光性の測定・評価法
6.耐久性向上の具体策
6.1 ポリマーを用いる方法
6.2 イオン結晶による閉じ込め
6.3 アルミナ薄膜による被覆
6.4 ガラスカプセル化
7.量子ドットの各応用分野と今後の課題・展望:先行事例も踏まえて
7.1 ディスプレイ用蛍光体としての量子ドット:その課題と展望
7.2 量子ドットの太陽電池応用:その課題と展望
7.3 量子ドットを用いた医療用の診断薬
8.量子ドットを巡るよくある質問と回答
8.1 量子ドットディスプレイと有機ELディスプレイの違い
8.2 ガラスカプセルの具体的使用法、量産性と価格
8.3 非カドミウム系材料の候補やカドミウム使用量低減・代替技術は?
8.4 長期信頼性や熱的な耐久性は?
9.まとめ
□質疑応答□