量子ドットの基本構成から物性、合成法、特性評価などの基礎知識から応用まで総合知識を解説!

量子ドットの基礎と耐久性向上技術、各応用展開における課題と展望【WEBセミナー】
~応用展開:ディスプレイ・太陽電池・医療用診断薬~
~ガラスカプセル化・非カドミウム系材料の動向・長期信頼性/耐久性~

本セミナーは都合により、【LIVE配信】のみに変更になりました。

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セミナー概要
略称
量子ドット【WEBセミナー】
セミナーNo.
st230517w
開催日時
2023年05月26日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
会員:  37,620円 (本体価格:34,200円)
学生:  39,600円 (本体価格:36,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,620円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料は開催日の4~5日前に、お申込み時のご住所へ発送いたします。
※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
〇量子ドットの研究開発者
〇発光材料、発光デバイス・モジュールの研究開発者
〇ナノテクノロジー関連技術の研究者・開発者
〇新規事業/新規技術テーマの調査・探索担当者 など。
必要な予備知識
大学教養課程の知識があると、より理解が深まります。
習得できる知識
〇量子ドットの基本・概要、特徴
〇コロイド量子ドットの作製方法、サイズの制御技術、各種の評価法、ガラスコート技術
〇量子ドットの耐久性向上に関わる技術情報
〇量子ドットの各分野への応用・最新動向と将来展望
趣旨
 コロイド法で作る量子ドットは、新しいタイプの蛍光体として知られるようになった。この10年間で発光効率などの特性が飛躍的に向上して価格が劇的に低下し、実用化が本格的に始まった。
 本講演では、量子ドットの合成や評価といった基礎事項を概説するとともに、実用化を考えた際に必ず直面する耐久性、特に耐光性の問題と解決法を解説する。量子ドットは、表面の割合(体積に対する表面の比率)が大きく、表面の僅かな欠陥で発光特性が変化する。この表面の状態をより深く理解し、耐久性を上げるために蓄積してきた手法を、他の最新の研究とも比較しながら、講師独自の見解を加えて解説する。
プログラム

1.量子ドット研究の経緯と基本的な構造・特徴
 1.1 量子ドット合成法と研究の経緯
 1.2 ドープされた量子ドットの構造・特徴

2.量子ドットの基本的な物性と粒成長メカニズム
 2.1 物理的、化学的性質(量子サイズ効果など)
 2.2 エネルギー準位の計算方法と留意点
 2.3 量子ドットのサイズと濃度の求め方
 2.4 粒成長メカニズムと発光効率

3.各種量子ドットの合成法・特徴と留意点
 3.1 親水性CdTeの合成法
 3.2 親水散性ZnSeと光化学反応を利用したシェルの付加
 3.3 疎水性CdSeの合成と発展
 3.4 疎水性InPの合成と最近の進展
 3.5 ハロゲン化鉛ペロブスカイト、硫化鉛およびカルコパイライト

4.量子ドットのガラスマトリックスへの各種分散法
 4.1 バルク体への量子ドット分散:その方法と留意点
 4.2 薄膜への分散およびファイバー形成の方法と留意点
 4.3 微小ガラスカプセル中への分散・安定化

5.量子ドットの各種特性評価の方法
 5.1 単一分子検出法の発明の経緯とノーベル賞
 5.2 単一粒子検出とブリンキング
 5.3 発光効率(量子収率)の計算法
 5.4 耐光性の測定・評価法

6.耐久性向上の具体策
 6.1 ポリマーを用いる方法
 6.2 イオン結晶による閉じ込め
 6.3 アルミナ薄膜による被覆
 6.4 ガラスカプセル化

7.量子ドットの各応用分野と今後の課題・展望:先行事例も踏まえて
 7.1 ディスプレイ用蛍光体としての量子ドット:その課題と展望
 7.2 量子ドットの太陽電池応用:その課題と展望
 7.3 量子ドットを用いた医療用の診断薬

8.量子ドットを巡るよくある質問と回答
 8.1 量子ドットディスプレイと有機ELディスプレイの違い
 8.2 ガラスカプセルの具体的使用法、量産性と価格
 8.3 非カドミウム系材料の候補やカドミウム使用量低減・代替技術は?
 8.4 長期信頼性や熱的な耐久性は?

9.まとめ

  □質疑応答□

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