低コスト・高効率・高純度の水素製造が可能等の優位性から、近年急速に注目を集めるアニオン交換膜を用いた水電解技術。
その技術概要から、他の水電解との比較、実用化に向けた各国の動向、アニオン交換膜の基礎物性と評価、高耐久アニオン交換膜・非貴金属触媒・水電解セルの開発動向、今度の展開・課題などについて解説します。
1.アニオン交換膜型水電解の概要
1.1 アニオン交換膜型水電解の特徴・各種水電解との比較
1.2 アニオン交換膜型水電解の実用化に向けた各国の研究開発動向
2.アニオン交換膜の基礎物性及びその評価方法
2.1 市販アニオン交換膜の概要
2.2 アニオン交換膜の構造評価
2.3 アニオン交換膜のイオン交換
2.4 アニオン交換膜のイオン伝導特性
2.5 アニオン交換膜の機械特性
2.6 アニオン交換膜のガスバリア特性
2.7 アニオン交換膜の.耐熱性・化学耐久性
3.高耐久アニオン交換膜の開発動向
3.1 アニオン交換膜の開発の歴史
3.2 アニオン交換膜のアルカリ劣化機構
3.3 高耐久アニオン交換膜の開発
3.3.1 高耐久イオン官能基の開発
3.3.2 エーテルフリー電解質膜の開発
4.非貴金属触媒の開発
4.1 酸素発生(OER)触媒の開発動向
4.2 水素発生(HER)触媒の開発動向
5.高耐久アニオン伝導膜を用いた水電解セルの開発動向
5.1 アニオン交換膜型水電解のセル構造
5.2 アニオン交換膜型水電解の供給液・供給方法
5.3 アルカリ溶液供給型の水電解セルの開発動向
5.4 純粋供給型の水電解セルの開発動向
6.今後の展開・課題
□質疑応答□