​防水規格・防水設計の基礎、機器の小型化・軽量化と防水構造の両立、防水設計に伴い必要となる放熱設計、防水計算とCAEによる防水設計、エアリーク試験、最新防水技術など、製品ごとの防水規格に適した設計ができるようになるための基礎知識と応用技術について解説します。

電子機器の防水設計の基礎と応用・不具合対策【WEBセミナー】
~実践ノウハウや防水技術の最新情報まで~

アーカイブ配信付

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セミナー概要
略称
防水設計【WEBセミナー】
セミナーNo.
st240404
開催日時
2024年04月22日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 41,800円(税込)
会員: 39,820円(税込)
学生: 41,800円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 41,800円(税込)
会員価格:1名につき 39,820円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[4/23~4/29]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
備考
・PDFテキスト(印刷可・複製不可)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・若手設計者、構造設計既に手がけている設計者
・防水構造にお悩みの設計者
・会社として防水構造をしっかり構築したいマネージャー
予備知識は特にありません。
習得できる知識
・防水設計
・最新防水技術
・防水開発プロセス
趣旨
 スマートフォンを中心とした電子機器への防水機能の付与は、一般的に広まっています。この取り組みにより、電子基板の保護や故障率の低下などが実現され、製品の品質と信頼性が向上しています。防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。
 現在、IoT/ICT機器が身の回りで増加しています。スマートフォンも技術が成熟し、防水技術に挑戦してきた結果、全機種が防水対応となりました。今後はあらゆる電子機器が防水構造を備えることが予想されます。そのために、皆様の部署においては、確固たる防水設計の知識を築いていくことが重要です。
 本セミナーにおきましては、スマートフォンにおける防水設計確立経験に基づき、防水規格、技術の基礎から始まり、機器の軽薄短小の実現かつ防水構造の確立、そして事例やスマートフォンだけではなく様々な防水技術情報についてまで幅広い内容にて説明させていただきます。
プログラム

1.電子機器と防水規格
 1.1 電子機器と防水性
 1.2 防水規格(防塵規格)
 1.3 防水規格別の製品群
 1.4 防水規格別の試験設備
 1.5 防水規格を得るには
 
2.電子機器の防水構造設計の検討方法
 2.1 筐体設計
 2.2 キャップ・カバー設計
 2.3 防水膜・音響部
 2.4 スイッチ
 2.5 防水モジュール(USB、スピーカーなど)
 
3.止水部品の設計
 3.1 ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
 3.2 Oリング(参照値と実使用)
 3.3 防水両面テープ・接着剤
 3.4 防水ネジ
 
4.防水筐体の放熱設計
 4.1 なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
 4.2 放熱の3形態と熱伝導
 4.3 低温火傷を回避するコツ
 4.4 放熱材料の種類と選択方法
 4.5 費用対効果を考慮した放熱設計
 
5.防水計算とCAEを用いた防水設計
 5.1 ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
 5.2 両面テープ 濡れ性
 5.3 スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
 5.4 放熱シミュレーション
 
6.エアリーク試験の設定と対策方法
 6.1 エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
 6.2 エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
 6.3 エアリークの原因解明と対策実施例
 6.4 エアリーク試験機の種類と代表的な機器
 
7.防水設計の不具合例と対策
 7.1 ガスケット設計と外観不具合
 7.2 防水テープクリープ現象
 7.3 防水膜のビビリ音
 7.4 防水キャップ/カバーの操作感度
 
8.  技術紹介・まとめ​
 8.1 TOM​
 8.2 撥水コーティング、ポッティング​
 8.3 防水テープ
 8.4 防水膜
 8.5 防水ネジ
 8.6 TRI SYSTEM(筐体接合技術)
 8.7 設計支援​

 □ 質疑応答 □

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