2025年09月17日(水)
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株式会社FT-Net 代表取締役社長
青崎 耕 氏
【略歴】
【AGC株式会社(旧社名:旭硝子) 化学品カンパニー】
1979年~1989年 工場(鹿島、千葉)の生産技術部門
1989年 中研転属、透明フッ素樹脂「サイトップ」の開発リーダー
1992年 世界初の連続ウェット法による反射防止フィルムを開発、上市
1996年 本社転属、PDP用光学フィルターを開発、上市 (BU長)
2002年 新事業推進部 (開発リーダー、マーケティングリーダー、プロダクトマネージャー)
2018年4月 定年退職(62歳)
【株式会社FT-Net】
2018年6月 取締役として事業に参加、2024年代表取締役
技術士(応用理学部門、物理及び化学)
(NPO)日本フォトニクス協議会 理事
(公社)日本技術士会応用理学部会 常任顧問
【専門】
光・電子など先端産業向けに主としてフッ素化学の新素材の開発企画および事業化。
世界で初めてのWet法ロール to ロール連続式反射防止フィルムを開発、
大型フラットパネルディスプレイの光学フィルム・フィルターを製品化するなど、
光学材料・部材・フィルム分野において先駆的役割を果たした。
【公的受賞】
・日本化学会 第49回化学技術賞(先端的電子・光学向け材料の開発)
・日本化学工業協会 第37回技術特別賞
(連続ウェット法反射防止フィルム、およびPDP光学フィルターの企業化)
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)
※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
アーカイブ配信について
視聴期間:【9/18PM~9/25】を予定しております。
※アーカイブは原則として編集は行いません。
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
※資料付
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL
(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・光学フィルムや光学用樹脂(フォトニクスポリマー)関連の技術開発者
・マーケティング担当者、あるいはそれらを活用するデバイス開発者
・光学フィルムの機能および原理
・光学フィルムの市場および将来動向
・次世代ディスプレイ方式における光学フィルムの役割
ディスプレイ向け光学フィルムは、液晶ディスプレイに欠かせない機能を果たしており、全世界で年間約数兆円という巨大な市場を形成している。
本セミナーでは、現在の光学フィルム技術の基礎を把握したうえで、将来のトレンドを展望する。まずは光学フィルムおよびそれを構成するフォトニクスポリマーの基礎原理及び高度な諸機能について解説を行い、併せて講師の専門である「フッ素化学」が果たす役割についても紹介する。次に、次世代である有機EL、マイクロLEDや車載ディスプレイなどへの光学フィルムの応用の可能性について紹介する。
1.光学フィルムを構成するフォトニクスポリマーの概要
1.1 光学機能とフォトニクスポリマーの分類
1.2 フォトニクスポリマーの個別紹介(分子構造、光学特性)
・PMMA、PC、PS、PET、PVA、TAC、COP、PI 等
1.3 フッ素系フォトニクスポリマーの紹介
2.ディスプレイ光学フィルムの基礎と市場
2.1 フラットパネルディスプレイ及び光学フィルムの沿革
2.2 ディスプレイ光学フィルムの種類・機能と市場動向
2.3 ディスプレイ光学フィルムの原理と特徴(個別紹介)
・偏光板(位相差、直線偏光、円偏光、楕円偏光)
・反射防止フィルム(光学薄膜による多層コート原理)
・輝度向上フィルム
・複屈折制御フィルム(複屈折ゼロ、超複屈折)
・その他のディスプレイ光学フィルム
3.今後のディスプレイに向けた光学フィルムの応用
3.1 ディスプレイに共通する光学フィルムの高機能化技術トレンド
・フレキシブル・フォルダブル対応
・指紋付着防止(防汚)
・モスアイ反射防止
・ナノインプリント、など
3.2 次世代ディスプレイに向けた光学フィルムの応用の可能性
・車載用ディスプレイ
(大型化、曲面化、電子ミラー、ヘッドアップディスプレイ 等)
・透明ディスプレイ
・量子ドット
・有機ELディスプレイ
・マイクロLEDディスプレイ
・XR(スマートグラス)の最近のトレンド紹介
□質疑応答□