1章 電気・電子機器の信頼性と安全性の原理・原則
1.電気・電子機器の分類と特徴
1.1 電気・電子機器の定義、信頼性、安全性
2.信頼性と安全性に関わる故障事例
2.1 製品寿命、電気・電子部品の故障
3.電気回路設計時の原理・原則
3.1 電気回路設計時の勘どころ、境界領域
3.2 信頼性は安全性の基礎
先輩からの教訓:フェールセーフ
3.3 電気・電子部品の経年劣化
4.電気・電子部品、プラスチックの選定の原理・原則
4.1 電気定格の定義
4.2 使い方の基本、ディレーティング
4.3 プラスチックの選定
5.品質確認の原理・原則
5.1 品質確認の原理・原則の意味
5.2 品質確認の事例
世界18カ国を訪問し電源品質(サージ、過電圧等)の測定と未然防止対策
6.量産時の信頼性と安全性の確保
6.1 サイレントチェンジへの対応
6.2 サイレントチェンジへの解決、変化点からリスクを見抜く力を付ける
7.販売後の信頼性と安全性の確保(保守・点検)
7.1 保守・点検は電気・電子機器の信頼性と安全性を保つ重要作業
7.2 産業・工場用機器、通信・情報機器、家庭用・事務用機器の保守・点検
2章 電気・電子機器の発火防止の設計思想
1.事務機の世界の安全規格(IEC、UL)の推移と実質安全の活動
1.1 安全規格の変遷と認証制度の限界
1.2 基準の項目と基準値のレベル違い
2.キヤノンの本質的な安全技術の活動
複写機の発火防止の設計思想 ~本質から対策を考える~
2.1 重要部品のメーカとの協同開発
サージに強いフィルムコンデンサの作り込み
無発火アルミ電解コンデンサの開発、メーカが量産
難燃バリスタの実用化
2.2 ヒータ・ランプは二重の電気保護回路で対応する
2.3 電子部品とプラスチックの隔離距離で延焼の連鎖を断ち切る
電子部品の発火時の炎の高さと継続時間のモデル
シミュレーションの導入で不安定現象を再現
発火源のあらゆる方向に対し「隔離距離」を確保
3.実質安全とIEC62368-1のHBSE アプローチ
実質安全は先進的な安全理念の推進