樹脂材料を中心に各積層方式における材料の要求特性とそれぞれの開発動向を紹介した後に、金属材料や無機材料まで含めた多角的な視点から俯瞰し、最新の材料テクノロジーがどのようなビジネスチャンスを生み出すのか、その将来予測と戦略的な方向性について解説する。

3Dプリンティング材料の革新と2026年以降の3Dプリンティングビジネス戦略【WEBセミナー】
各方式別に見た3Dプリンティング材料特性の現状と技術課題
3Dプリンティング材料市場予測と今後の開発方向性についても解説

セミナー概要
略称
3Dプリンティング【WEBセミナー】
セミナーNo.
st260607
開催日時
2026年06月09日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
横浜国立大学 総合学術高等研究院 客員教授 萩原 恒夫 氏

【略歴】
1974年 群馬大学大学院工学研究科応用化学修了。同年帝人(株)入社。帝人東京研究センターにて感光性樹脂、導電性高分子の研究に従事。1990年筑波大学より理学博士。1994年4月より帝人製機(株)オプトイメージ事業部樹脂開発部にて光造形用樹脂の研究開発に従事。樹脂開発部長を経て、2000年4月よりオプトイメージカンパニー社長。2001年4月より帝人製機(株)オプトイメージカンパニーとNTT-Dataシーメット社の統合によりシーメット(株)常務取締役樹脂開発部長。2010年5月退任、2010年6月〜2016年3月まで東京工業大学大学院理工学研究科(産官学連携研究員)、2011年4月〜2015年3月まで山形大学有機エレクトロニクス研究センター客員教授(兼務)。2016年5月〜2023年3月まで横浜国立大学成長戦略教育研究センター連携研究員。2023年4月より横浜国立大学総合学術高等研究院客員教授。ナノファイバー学会理事。

【Webページ】
https://thagiwara.jp/
価格
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・企業・研究機関の新規ビジネスの企画担当者、
 特に3Dプリンティングに興味を持っている企画担当者
・材料メーカ・研究機関の開発者で、自社材料、特に樹脂材料を利用して
 3Dプリンティング材料に取り組もうとしている材料開発者
・製造業・研究機関の製品設計・開発者で、
 3Dプリンティングを利用して製品開発に取り組もうとしている開発者
習得できる知識
・3Dプリンティングの基礎知識の再確認
・3Dプリンティングの最新状況の確認
・3Dプリンティングとその関連特許の状況と動向を知る
・3Dプリンティングの材料の現状と新規開発動向を知る
・3Dプリンティングによる最終製品製造の動向を知る
・3Dプリンティングの用途開発と将来動向について知る
・特に、3Dプリンティングによる最終製品製造のために求められる樹脂材料について整理し、
 今後の動向とビジネスチャンスを掴む
趣旨
 1980年の小玉秀男氏の光造形の発明を緒に各種三次元積層造形法(AM法; 3Dプリンティング)が発明されてから半世紀近くが経過し、2012年の「3Dプリンターブーム」を経て、三次元積層造形法は今や「ものづくり」の不可欠な基盤技術として定着した。2026年現在、製造業におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)はさらに加速しており、3Dプリンティングは、従来の大量生産・大量消費モデルを打破する「オンデマンド生産」や「デジタル在庫」を実現するための核心的手段となっている。
 特に注目すべきは、3Dプリンティングの用途が試作から直接最終製品製造(Direct Manufacturing)へと大きく移行し、その利用割合が全体の4割を大きく超える規模にまで拡大している点である。これまでは粉末床溶融法(PBF)や材料押出し法(MEX)が先行してきたが、顧客が求める高度な材料性能や品質・信頼性に応えるべく、材料の進化がかつてないスピードで進んでいる。現在では、欧州を中心とした世界的な化学系大企業の参入により、高機能かつ高信頼な次世代材料の開発が相次いでいる。
 本講演では、現状の3Dプリンティング材料を大きな役割を占めている樹脂材料を中心に、金属材料や無機材料まで含めた多角的な視点から俯瞰し、2026年以降の市場環境を見据え、最新の材料テクノロジーがどのようなビジネスチャンスを生み出すのか、その将来予測と戦略的な方向性について詳説する。
プログラム

1.はじめに
 1.1 3Dプリンティングの歩みと2026年の立ち位置
    AM技術の黎明期から普及まで: 歴史と基本特許
 1.2 3Dプリンティング市場の現状
      製造パラダイムの転換:オンデマンド生産とデジタル在庫
 1.3 新規参入・事業拡大のためのリソース活用戦略

2.3Dプリンティングの材料 ~各方式別・材料特性の現状と技術課題~
 2.1 3Dプリンティング材料の概説
  2.1.1 樹脂材料を中心にその進化
 2.2 3Dプリンティング各積層方式における要求特性と開発最前線
  2.2.1 液槽光重合法(VPP) 
  2.2.2 材料噴射法(MJT)
  2.2.3 材料押出し法 (MEX) 
  2.2.4 粉末床溶融結合法 (PBF) 
  2.2.5 結合剤噴射法 (BJT)
  2.2.6 指向エネルギー堆積法 (DED)
  2.2.7 ハイブリッド型積層造形法 
 
3.用途から見た今後とそのビジネス展開と市場予測
 3.1 国内外の3Dプリンティングの市場動向
  3.1.1 直接最終製品製造の深化
  3.1.2 主要方式である粉末床溶融法(PBF)や
     材料押出し法(MEX)の普及状況と品質・信頼性における現状と将来。
  3.1.3 高精度・高精細が可能な液槽光重合法への期待
  3.1.4 金属・無機材料の台頭
     :航空宇宙、医療、産業機器分野で加速する金属・無機材料の適用事例。
  3.1.5 化学系大企業の参入戦略: 欧州を中心としたメガケミカル企業の開発加速の背景。
 3.2 次世代通信(5G/6G)時代が求める3Dプリンティング技術
 3.3 2026年以降の将来予測と戦略的方向性:ビジネスチャンス
  3.3.1 材料視点での市場予測とアプリケーションの展望。
  3.3.2 日本企業への提言:高品質・高信頼性材料を軸とした勝機と戦略

4.まとめ

□質疑応答□

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