電子・車載・ウェアラブル機器の防水設計・規格・動向
~スマホ/携帯/デジカメ/時計/PC/自動車部品/ウェアラブルの防水を徹底解説~

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セミナー概要
略称
防水設計
セミナーNo.
tr171206
開催日時
2017年12月14日(木) 13:00~17:00
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  47,300円 (本体価格:43,000円)
会員:  47,300円 (本体価格:43,000円)
学生:  47,300円 (本体価格:43,000円)
価格関連備考
お1人様受講の場合 43,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 56,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
講座の内容
必要な予備知識
1.特に必要なし。 
2.日頃、電子機器技術・将来動向に関心があり、携帯電話・スマートフォン、カメラ、
 PC、時計、自動車部品などの防水技技術などの要素技術の開発・検査・企画・推進に
 関われている方にお勧めします。
習得できる知識
1.電子機器の防水概要・規格・試験方法(JIS規格:携帯電話・スマートフォン、
 カメラ、PC、タブレット、時計、自動車、MIL規格)
2.最近の防水と今後の携帯端末機の動向
 (コーティング、防水シート、携帯電話の進化、実装技術動向)
3.ユビキタス(第5世代)、ウェアラブル端末、耳の中にコンピューター、
 全て無線へつながる(IoT)、電波の割り当て
趣旨
1.はじめに:電子機器の“天敵”として、利用者の前に立ちはだかっているのが「水」です。
携帯電話を洗濯したり、洗面所で水がかかり故障して大切なデータがなくなったり、カメラに雨がかかり故障したり、パソコンにコーヒーをこぼしたり、途方に暮れた経験は誰しもあることです。電子機器の防水の技術開発では、日本が最先端を走っています。高い防水性能を誇る、雨や水の中でも使用できる製品が続々と登場しています。防水技術を高めることができれば、水が“天敵”でなくなる日は近いと言えます。
2.携帯電話・スマートフォン、カメラ、パソコン、時計、自動車部品等の防水技術の現状、防水設計、防水規格、防水試験などについて解説します。
3.電子機器の防水技術と小型・軽量化は相反しており、 これを解決するためには、部品・材料技術(タッチパネル、筐体・ 電池・音響部の防水など)、実装技術、低消費電力化、無線通信技術(ヒューマンインターフェース)などの総合技術の開発が重要です。
4.今後の動向などを踏まえて詳解します。電子機器の防水技術・対策の全てを分かりやすく、かつ詳細に解説します。
5.電子機器の防水技術・対策の全てを、「動画映像」を多数使用し、わかりやすく解説します。
プログラム
第1章 電子機器の防水の概要と防水規格
   1.はじめに:電子機器の防水概要
   2.防水に関する技術開発動向・特許
   3.防水携帯電話機の防水の歴史
   4.電子機器の防水方法
   5.電気機械器具IPX規格 防塵規格
   6.水に対する保護の試験装置および主な試験条件
   7.散水および飛沫に対する試験装置
   8.ジェット噴流に対する保護の検証用試験機器
   9.時計の防水規格
   10.自動車部品の防水規格
   11.自動車部品の防水規格ワイヤハーネスコネクタ試験方法
   12.米軍防水・落下・防塵・衝撃等のMIL規格

第2章 携帯電話・スマートフォンの防水
   1.携帯電話・スマートフォンの防水構造
   2.防水技術
   3.携帯電話の筐体と防水
   4.樹脂筺体や金属筺体の動向
   5.ヒンジ接合部・音響部の防水
   6.防水携帯電話
   7.防水性能試験
   8.歪検出方式の基本構造
   9.歪検出方式の判定原理
   10.音響防水性能・加圧式水没試験機
   11.浸漬試験機
   12.防水試験・試作時・経年変化・エアリーク試験
   13.2016年度の携帯国内出荷数:Appleがトップ
   14.スマートフォンの電子部品
   15.スマートフォンのタッチパネルの感度
   16.新型タッチパネル(静電容量式・感圧センサ)
   17.iPhone6Sの分解によって防水の仕組みが判明
   18.iPhone 7 ヘッドフォン端子を廃止
   19.Appleの新たな防水特許技術

第3章 カメラの防水
   1.カメラの防水
   2.防水カメラの一覧
   3.カメラの防水構成
   4.カメラの防水試験・落下試験例
   5.身に着けられるビデオカメラ
   6.車載防水カメラ
   7.深水数mの技術課題
   8.水圧と水深の関係

第4章 その他の電子機器の防水(時計・PC・タブレット・車)
   1.時計の防水
   2.PCの防水
   3.ノートPCの水との戦い
   4.タブレットPCの防水
   5.自動車部品の防水
   6.車のECUシーリング構造・防水コネクタ
   7.エンジン/トランスミッション用ECU
   8.自動車のECUの加速試験・防水コネクタ
   9.自動車機器の環境・安全・情報例
   10.車載ミリ波レーダー・準ミリ波レーダー

第5章 防水に関する今後の動向・まとめ
   1.携帯電話の進化:ユビキタス(第5世代)
   2.携帯・自動車の実装技術(防水・高温高放熱)
   3.「ウェアラブル端末」等の推進
   4.腕時計型ウェアラブル端末の防水性能
   5.耳の中にコンピューター(防水技術)
   6.全てのものが無線でつながる(IoT)
   7.移動通信サービスの普及と電波の割り当て
   8.産業構造の変化への対応

 ・ まとめ
 ・ 参考・出典資料  ・防水映像  ・自己紹介
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