電子機器のEMC試験と設計段階からの実践的ノイズ対策【WEBセミナー】
※本セミナーは1月22日(金)より変更になりました。

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セミナー概要
略称
ノイズ対策【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr210106
開催日時
2021年03月17日(水) 10:30~16:30
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  51,700円 (本体価格:47,000円)
会員:  51,700円 (本体価格:47,000円)
学生:  51,700円 (本体価格:47,000円)
価格関連備考
お1人様受講の場合 47,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
 電子機器の開発の中で、商品化直前に行われるEMC(電磁両立性)試験は、設計段階から対応策を考えておかないと、後戻りが大きく、適合が難しい試験の一つです。また、最近では、パワエレ回路の高効率化、大電力化に対する対策が(放射・イミュニティともに)必要性が増しています。
 一方、職場では、ノイズに詳しいベテランが退職した後、書物でノイズ技術を学ぼうとすると、難解な方程式の並んだ参考書、かゆい所に手が届かない対策本などが壁になって本質的、体系的な理解がなかなか進みません。
 本セミナーは、そのような方々を対象に、数式を極力使わず、「なぜそういう対策を取るのか」を学べるようにしました。そして、設計段階ではノイズに対処した設計が独力ででき、電波暗室では現物を前にして、どこをどう攻めれば良いかが分かる、実践的な内容としました。
プログラム

1 ノイズの基礎とEMC
  1.1 電子機器とノイズ
   1.1.1 電子機器と電磁環境
   1.1.2 ノイズとは何か
   1.1.3 ノイズと干渉
   1.1.4 EMC・EMI・EMS
   1.1.5 時間的特性
   1.1.6 伝達経路
   1.1.7 ノイズの多面性
   1.1.8 具体的ノイズ源と特性
  1.2 ノイズの物理
   1.2.1 ノイズと電磁気学
   1.2.2 交流の基礎知識
   1.2.3 周波数スペクトル
   1.2.4 波形とスペクトル
   1.2.5 見えないLとC
   1.2.6 共振という現象
   1.2.7 電磁波の発生
   1.2.8 電磁波とアンテナ
   1.2.9 コモンモードとノーマルモード
  1.3 ノイズの計測・評価
   1.3.1 ノイズ計測とデシベル
   1.3.2 波形測定
   1.3.3 スペクトル測定
   1.3.4 電波暗室とレシーバ

2 共通EMC規格とその意味
  2.1 EMC規格試験の目的
  2.2 エミッション試験
   2.2.1 雑音端子電圧
   2.2.2 雑音電界強度
   2.2.3 電源高調波
   2.2.4 フリッカ
  2.3 イミュニティ試験
   2.3.1 静電気放電
   2.3.2 無線周波電磁界放射
   2.3.3 ファーストトランジェント・バースト
   2.3.4 雷サージ
   2.3.5 無線周波電磁界伝導
   2.3.6 電源周波数磁界
   2.3.7 電源電圧ディップ・瞬停

3 ノイズ対策の基礎と実践
  3.1 ノイズ問題の特質と解決法
   3.1.1 問題の本質の掴みかた
   3.1.2 再現性の確保のしかた
   3.1.3 実力アップのために
   3.1.4 (エミッション)発生源を叩く
   3.1.5 伝達経路を断つ
   3.1.6 (イミュニティ)耐性を上げる
  3.2 設計時の対策技術
   3.2.1 回路・基板
   3.2.2 機内・機外ケーブル
   3.2.3 フレーム・筐体
   3.2.4 既製品・外部設計品
  3.3 設計後の対策技術
   3.3.1 フェライトコア類
   3.3.2 フィルタ
   3.3.3 シールド・GND強化部材
   3.3.4 電磁波吸収体

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