核融合ベンチャーのイノベーション技術と産業応用【WEBセミナー】

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セミナー概要
略称
核融合ベンチャー【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr231209
開催日時
2023年12月19日(火) 13:00~17:00
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 51,700円(税込)
会員: 51,700円(税込)
学生: 51,700円(税込)
価格関連備考
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。
 
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影、スクリーンキャプチャ等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
 地球温暖化への対応として、世界は脱炭素化に向けて猛スピードで変化している。最近のEV(電気自動車)市場の急拡大はエネルギー政策に大きな転換を促している。エネルギーと脱炭素化の両課題を同時に解決するイノベーションが小型核融合(フュージョン)発電である。「夢のエネルギー」である核融合発電への数千億円単位の巨額な投資資金をベースに40社以上の核融合ベンチャー(スタートアップ)企業が約20年以内の実用炉の早期実現に向けて挑戦をしている。

 本講演では、投資資金が多く注目度の高い欧米のベンチャー企業のもつ画期的なイノベーション技術と応用展開について分かり易く紹介する。
プログラム

 1.核融合(フュ-ジョン)エネルギーとは何か?
   1-1. 脱炭素化時代の核融合エネルギー開発
   1-2. 核融合発電のしくみ
   1-3. 原子力(分裂炉)発電とどう違うのか?
   1-4. 核融合開発はどこまで進んでいるのか?
   1-5. 核融合反応を起こす高温プラズマとは何か?
   1-6. 高温プラズマを磁場で閉じ込める方法 
   1-7. レーザーで核融合発電の方法
   1-8. プラズマを高温、高密度かつ定常にする方法 

 2.核融合ベンチャーへの過熱する投資と支援
   2-1. 今なぜ核融合発電が注目されているのか?
   2-2. 核融合ベンチャーへの巨額の民間投資と波及効果
   2-3. 核融合ベンチャーの支援活動状況
   2-4. 欧米と日本の核融合ベンチャーの違い 

 3.小型で経済的な核融合炉に向けた技術課題と革新的アプローチ
   3-1. イーター国際協力で進展するトカマク型核融合炉の技術課題とは何か?
   3-2. 中心構造物のないコンパクトなプラズマ閉じ込め方式の利点
   3-3. 磁化ターゲット核融合への新しいアプローチ
   3-4. 常温超電導強磁場コイルの利用
   3-5. 中性子フリーの魅力的な核融合反応の利用と新エネルギー回収法 

 4.核融合ベンチャーのイノベーション技術
   4-1. 常温超電導コイルによるトカマクの強磁場化技術と小型化
       -Commonwealth Fusion Systems(米国)、Tokamak Energy(英国)-
   4-2. 中性粒子ビーム入射でFRC(反転磁場配位プラズマ)の加熱と定常化技術
       -Tri Alpha Energy Technologies(米国)-
   4-3. プラズモイド(FRC)の加速、衝突合体と急速磁気圧縮と誘導型エネルギー回収技術
       -Helion Energy(米国)-
   4-4. 磁化プラズマガンを用いたコンパクトトーラスの衝突合体圧縮技術
       -General Fusion(カナダ)-
   4-5. シアフロー安定化Zピンチで超高密度・高温プラズマ生成技術
       -Zap Energy(米国)-
   4-6. 液体金属用いた遮蔽、エネルギー回収と燃料増殖の炉工学技術
       -General Fusion(カナダ)、Zap Energy(米国)、First Light Fusion社(英国)- 

 5.核融合イノベーション技術の応用
   5-1. 高電圧大電流のパルスパワー装置
   5-2. 宇宙推進機
   5-3. 高温超電導モータによる電動化航空機

 6.まとめと今後の課題

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