★ 進化を続ける各種インキ技術を17のメーカーが解説!
★ 基本的な原理から最新技術まで、インキ開発のヒントがここに!

機能性インキの技術と応用
Technologies and Applications of Functional Inks

商品概要
個数

特定商取引法に基づく表示の内容を確認しました
略称
機能性インキ
商品No
bk7552
発刊日
2015年10月20日(火)
ISBN
978-4-7813-1091-6
体裁
B5判、228ページ
価格
68,200円 (本体価格:62,000円)
送料
当社負担(国内)
発行
(株)シーエムシー出版
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
監修
監修: シーエムシー出版 編集部
著者
吉澤純   キヤノン(株)
城内一博   東洋インキ(株)
有村英俊   石原ケミカル(株)
片山嘉則   DIC(株)
名和成明   トッパン・フォームズ(株)
鈴木恵一   東洋インキ(株)
橋本秀美   DICグラフィックス(株)
安田秀樹   東洋インキ(株)
伴亨   富士インキ工業(株)
七條吉行   富士インキ工業(株)
谷本直樹   大日精化工業(株)
澤田和秀   (株)T&K TOKA
和田竜二   女神インキ工業(株)
藪野通夫   東洋インキ(株)
市川秀寿   三菱鉛筆(株)
坂岡宏司   センショウ化成(株)
落合可江   東洋インキ(株)
川越圭生   (株)DNPファインケミカル
久保井伸輔   久保井インキ(株)
青木康充   (株)ネモト・ルミマテリアル
難波正敬   東洋インキ(株)
青山祐子   大日本印刷(株)
矢野省一   南寧哈利瑪化工有限公司
発刊にあたって
 近年のデジタル化の影響により出版用インキの需要がやや伸び悩む反面、食品や日用品向けのパッケージ用インキなどは新興国を中心に世界でも需要が拡大しており、国内のインキメーカーは海外での新工場の建設や設備の増強によって生産体制の強化を進めています。さらに、環境負荷の低減が世界的に求められており、水性インキやUVインキ、植物油を使ったインキなど、有機溶媒の使用を制限したインキへのニーズが高まっています。また、プリンテッドエレクトロニクスが広く実用化されていくに伴い、電子製品向けの特殊インキについても需要が急増しています。
 本書では、各種インキにまつわる基本的な技術や性質、原料などについてあらためてまとめるとともに、最新動向についてもご解説いただいております。本分野に関連する方々、また参入をご検討されている方々に、ぜひお役立ていただければ幸いです。
(本書「刊行にあたって」より一部抜粋)
書籍の内容
【第I編 電気・電子機能分野への展開】

第1章 インクジェットインク (吉澤純)
1 はじめに
2 インクジェットインクの構成要素
2.1 構成材料
2.2 染料
2.2.1 色ごとの代表的な構造
2.2.2 インクジェット向けカスタム染料
2.3 顔料
2.3.1 色ごとの代表的な構造
2.3.2 代表的な分散方法(自己分散,樹脂分散)
3 インクジェットインクに求められる画像性能
3.1 フォト画像性能
3.1.1 画像堅牢性
3.1.2 光沢
3.2 普通紙画像性能
4 インクジェットインクに求められる信頼性
5 まとめ

第2章 POD用インクジェットインキ (城内一博)
1 インクジェットインキの変遷
1.1 はじめに
1.2 インクジェットの開発と市場動向
2 POD印刷用インクジェットインキの技術進展と実績化
2.1 流動特性制御
2.1.1 粘度
2.1.2 顔料粒子径
2.2 表面張力制御
2.2.1 高速印字安定性
2.2.2 混色
3 PODインクジェット市場での実績化
3.1 UV系
3.2 水系
4 まとめ

第3章 プリンテッドエレクトロニクス用インク
1 導電性銅ナノインクと短時間焼成プロセス (有村英俊)
1.1 はじめに
1.2 PEに適した導電性銅ナノインクと焼成方法
1.2.1 銅インクへの要求
1.2.2 銅ナノインクと短時間焼成
1.2.3 銅皮膜の諸特性
1.3 フォトシンタリングメカニズム
1.4 各種印刷法とインク特性
1.4.1 吐出印刷
1.4.2 有版印刷
1.5 おわりに
2 銀インク,ペースト (片山嘉則)
2.1 はじめに
2.2 導電性材料としての位置づけ
2.3 物理的特徴とナノサイズ粒子
2.4 組成
2.5 おわりに
3  低温焼成可能な「銀塩インク」を用いた印刷配線形成技術 (名和成明)
3.1 はじめに
3.2 低温焼成インクの必要性
3.3 低温焼成可能な導電インクの開発の手段
3.4 有機銀錯体化合物(銀塩)
3.5 有機銀錯体化合物(銀塩)インク
3.6 80℃焼成インク
3.7 印刷配線と基材との密着性確保
3.8 銀塩インクの保管安定性
3.9 耐環境性能(信頼性)
3.9.1 クロスカット試験(碁盤目テープ試験)
3.9.2 マイグレーション試験,その他試験
3.10 印刷適正
3.11 アプリケーション
3.11.1 筐体ダイレクト印刷アンテナ
3.11.2 印刷アンテナの性能
3.11.3 アプリケーションの展開性

第4章 機能性ハードコートの応用展開 (鈴木恵一)
1 光学ハードコートの概要
2 光学HCの目的とその種類および機能
2.1 スマートフォンの事例
2.2 LCD-TVの事例
2.3 要求性能の事例
3 素材からみた光学ハードコート剤の特徴
3.1 フィラー系ハードコートの事例
3.1 フィラー系ハードコートの事例
3.1.1 高屈折ハードコート
3.1.2 アンチブロッキングハードコート
3.2 非フィラー系ハードコートの事例
3.2.1 帯電防止ハードコート
3.2.2 耐指紋・防汚ハードコート
4 アプリケーション事例―ITOセンサー用電極フィルムへの応用―
4.1 タッチパネルの構造:GFF方式の事例
4.2 光学特性の改善


【第II編 低環境負荷と印刷インキ】

第5章 オフセットインキと植物油 (橋本秀美)
1 はじめに
2 植物油
3 VOCの種類
4 植物油インキ
4.1 植物油インキマーク
4.2 植物油インキが環境に優しい理由
4.3 植物油インキの定義
4.4 植物油インキの使用状況
5 ノンVOCインキ
5.1 ノンVOCインキの定義
5.2 ノンVOCインキの品質
5.3 ノンVOCインキの使用状況
6 将来の展望
7 おわりに

第6章 軟包装用水性グラビアインキ (安田秀樹)
1 はじめに
2 印刷産業の市場予測
3 グラビア印刷業界に関連する法規制の強化と対応状況
4 インキの出荷動向
5 水性化の目的,メリット
6 水性化の課題 ~乾燥性~
6.1 軟包装グラビアインキの組成
6.2 水性インキの乾燥性
6.3 軟包装水性グラビア印刷の設計
7 水性化の課題 ~プラスチックフィルムへの濡れ性~
7.1 水性インキの表面張力
7.2 水性用フィルムの開発
8 水性化の課題 ~印刷適性~
8.1 版かぶり
8.2 版かぶりの要因
8.3 版かぶりのそのほかの要因
9 水性化の課題 ~塗膜物性~
9.1 水溶性樹脂
9.2 水性インキの塗膜物性
9.3 水性インキの架橋システム
10 おわりに

第7章 エチルアルコールを主原料としたグラビアインキ (伴 亨,七條吉行)
1 開発の経緯
1.1 はじめに
1.2 開発の理由
2 エチルアルコールについて
3 特徴
4 インキ組成
5 ベースインキラインナップ
6 特性
6.1 表刷用途(各種基材への適性)
6.2 ドライラミネート適性
6.3 残留溶剤比較
7 現状における課題
7.1 乾燥性
7.2 コスト
8 発売以来の経過と今後の展望

第8章 軟包装用水性フレキソインキ (谷本直樹)
1 はじめに
2 軟包装用水性フレキソインキの組成と特徴
2.1 用途と要求される性能
2.2 基本組成
2.3 着色剤
2.4 バインダー樹脂
2.5 溶媒
2.6 添加剤,硬化剤
3 軟包装用フレキソインキの印刷上の問題
3.1 色再現・濃度再現
3.2 印刷適性上のインキへの要求
4 おわりに

第9章 UVフレキソインキ (澤田和秀)
1 はじめに
2 フレキソ印刷
3 インキ組成
3.1 造膜成分
3.1.1 オリゴマー
3.1.2 モノマー
3.2 光反応開始剤
3.2.1 分子内開裂型
3.2.2 水素引き抜き型
3.3 揮発成分
3.4 着色剤
3.5 補助剤
4 UVインキの硬化機構
5 環境への対応
6 おわりに

第10章 低マイグレーションUVインキ (和田竜二)
1 はじめに
2 各国の法令・規制の状況
2.1 日本の規制状況
2.2 印刷インキに関する自主規制(NL規制)とは
2.3 欧州の規制状況
2.4 GMPとは
2.5 スイス条例:Ordinance of the FDHA on Material and Articles
2.6 欧州印刷インキ協会の自主規制
2.7 米国の規制
2.8 中国の規制
3 マイグレーションの過程
3.1 容器からの移行
3.2 印刷工程での移行
3.3 食品内包装を透過し移行
4 マイグレーションの評価方法
5 印刷インキの溶出試験
5.1 溶出試験例
5.2 ワーストケースの溶出量計算
6 今後の展望

第11章 高感度UVインキ (藪野通夫)
1 はじめに
2 近年の印刷市場と印刷インキ
3 UVインキおよび印刷の特徴と環境性(nonVOCs)
4 UV印刷の省電力化へのアプローチの課題
5 高感度UV印刷システムの誕生と特徴(LED-UV印刷システム)
6 高感度UV印刷機(省電力UV印刷機)へのさまざまなアプローチ
7 高感度UVインキの開発経緯とその特徴
7.1 UVインキの組成
7.2 高感度UVインキの設計コンセプト
8 高感度UVインキを使用するにあたって
9 おわりに


【第III編 機能付加・高機能化に向けての技術】

第12章 低摩擦油性ボールペンインク 「JETSTREAM」 (市川秀寿)
1 はじめに
2 ボールペンとその構成
3 油性ボールペンとその課題
3.1 書き味と筆記摩擦抵抗
3.2 描線乾燥性
3.3 描線濃度
3.4 逆流
3.5 直流
4 ジェットストリームの特徴
4.1 滑らかな書き味
4.2 優れた描線乾燥
4.3 濃くはっきりした描線濃度
4.4 油性ボールペンで逆流させない工夫
4.5 筆記時に直流させにくくする工夫
4.6 世界で通用するボールペン
5 おわりに

第13章 繊維用インキ―ゆりかごから墓場までの繊維模様― (坂岡宏司)
1 はじめに
2 生後24カ月未満の乳幼児の肌着のホルムアルデヒド遊離
2.1 乳幼児肌着基準
2.2 乳幼児肌着の模様
2.3 繊維製品に関する国内外の規制
3 昔七五三着物,今Tシャツとジーパンなど,繊維素材と適性染料
3.1 繊維製品に求められる品質
3.2 繊維製品模様出しの流れのいろいろ
3.3 和服・着物の模様出し
4 フォーマルなファッション衣料とカジュアル衣料模様
5 産業資材用繊維模様(非衣料)
6 繊維独特の模様出し技術
6.1 繊維への捺染に求められる品質
6.2 防染・抜染・抜蝕
6.3 繊維業界の模様出しの装置
7 顔料捺染の色素・樹脂・塗膜・機能要約
7.1 色素について(表3の顔料捺染のみ)
7.2 バインダーについて
8 防染抜染の染料・糊・塗膜・機能要約(ポリエステル編)
8.1 染料
8.2 糊
9 機能化捺染の機能色素・ベヒクル・塗膜の問題点
10 おわりに

第14章 高演色インキ (落合可江)
1 はじめに
2 カレイド®シリーズ開発の背景
2.1 Japan Colorについて
2.2 広色域印刷について
2.2.1 ハイファイ印刷(High-Fidelity Printing)
2.2.2 ヘキサクロム印刷(Hexa Chrome Printing)
2.3 RGB→CMYKの色再現について
3 カレイド®シリーズの特徴
3.1 黄・紅・藍インキ
3.2 墨インキ
4 カレイド®印刷の手順
4.1 カレイド®適性濃度
4.2 CTP出力カーブの補正とグレーバランス確認
4.3 ICCプロファイルの作成
4.4 最終確認
4.5 印刷の注意点
5 カレイド®を使用した応用例
5.1 カレイド®最新プロファイル
5.1.1 「Kaleido® GCR」
5.1.2 「Kaleido® Vivid」
5.1.3 「Kaleido® Super Vivid」
5.1.4 「Kaleido® 3C」
5.2 カレイド®印刷に適した用紙
6 おわりに

第15章 熱転写用インキと転写方法 (川越圭生)
1 はじめに
2 熱転写記録方式
2.1 溶融型熱転写記録方式
2.2 溶融型熱転写記録用インキ構成材料
2.2.1 背面層
2.2.2 インキ層
2.3 昇華型熱転写記録方式
2.4 昇華型熱転写用インキ構成材料
2.4.1 背面層
2.4.2 インキ層
2.4.3 受容層
3 おわりに

第16章 示温インキ (久保井伸輔)
1 はじめに
2 可逆性示温インキ概要
3 示温インキの種類と温度域

第17章 香料インキ  (久保井伸輔)
1 はじめに
2 香料インキ概要
3 カプセルタイプ香料インキの製造
4 香料インキ印刷時の注意

第18章 蓄光インキ (青木康充)
1 はじめに
2 蓄光インキの種類
3 蓄光インキの特性
3.1 発光特性
3.2 残光特性
3.3 耐候特性
3.4 耐熱特性
4 蓄光インキの留意点
4.1 インキ用メジウムについて
4.2 印刷厚について
4.3 印刷下地色について
4.4 着色について
5 おわりに

第19章 インビジブルインキ (難波正敬)
1 はじめに
2 インビジブルインキの種類
3 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ)
3.1 蛍光剤
3.2 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ)を使用する際の注意点
4 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ)
4.1 近赤外線吸収剤
4.2 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ)を使用する際の注意点
5 おわりに

第20章 人工DNAを含有した偽造防止向け印刷用インキ (青山祐子)
1 はじめに
2 セキュリティーという観点から見るDNA
2.1 DNAの概要
2.2 DNAの特長
2.3 DNAの課題点
3 セキュリティーという観点から見る人工DNA
3.1 人工DNAの概要
3.2 人工DNAの特長
3.3 人工DNAの課題点
4 印刷用インキの開発
4.1 印刷方式
4.2 オフセット印刷用インキの開発
4.3 シルクスクリーン印刷用インキの開発
4.4 印刷物の評価
5 真贋判定方法
6 今後の展開
7 まとめ

第21章 オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂 (矢野省一)
1 緒言
2 ロジン変性フェノール樹脂の原料
2.1 ロジン
2.1.1 ガムロジン
2.1.2 トール油ロジン
2.1.3 ロジンの成分組成
2.2 アルキルフェノール
2.3 多価アルコール
3 製造方法
3.1 レゾール
3.2 ロジンとレゾールとの反応およびエステル化
4 ロジン変性フェノール樹脂の組成分析
5 ロジン変性フェノール樹脂の性能評価
6 ロジン変性フェノール樹脂の設計とインキ性能
7 ロジン変性フェノール樹脂の今後の課題
8 おわりに【第I編 電気・電子機能分野への展開】

第1章 インクジェットインク (吉澤純)
1 はじめに
2 インクジェットインクの構成要素
2.1 構成材料
2.2 染料
2.2.1 色ごとの代表的な構造
2.2.2 インクジェット向けカスタム染料
2.3 顔料
2.3.1 色ごとの代表的な構造
2.3.2 代表的な分散方法(自己分散,樹脂分散)
3 インクジェットインクに求められる画像性能
3.1 フォト画像性能
3.1.1 画像堅牢性
3.1.2 光沢
3.2 普通紙画像性能
4 インクジェットインクに求められる信頼性
5 まとめ

第2章 POD用インクジェットインキ (城内一博)
1 インクジェットインキの変遷
1.1 はじめに
1.2 インクジェットの開発と市場動向
2 POD印刷用インクジェットインキの技術進展と実績化
2.1 流動特性制御
2.1.1 粘度
2.1.2 顔料粒子径
2.2 表面張力制御
2.2.1 高速印字安定性
2.2.2 混色
3 PODインクジェット市場での実績化
3.1 UV系
3.2 水系
4 まとめ

第3章 プリンテッドエレクトロニクス用インク
1 導電性銅ナノインクと短時間焼成プロセス (有村英俊)
1.1 はじめに
1.2 PEに適した導電性銅ナノインクと焼成方法
1.2.1 銅インクへの要求
1.2.2 銅ナノインクと短時間焼成
1.2.3 銅皮膜の諸特性
1.3 フォトシンタリングメカニズム
1.4 各種印刷法とインク特性
1.4.1 吐出印刷
1.4.2 有版印刷
1.5 おわりに
2 銀インク,ペースト (片山嘉則)
2.1 はじめに
2.2 導電性材料としての位置づけ
2.3 物理的特徴とナノサイズ粒子
2.4 組成
2.5 おわりに
3 低温焼成可能な「銀塩インク」を用いた印刷配線形成技術 (名和成明)
3.1 はじめに
3.2 低温焼成インクの必要性
3.3 低温焼成可能な導電インクの開発の手段
3.4 有機銀錯体化合物(銀塩)
3.5 有機銀錯体化合物(銀塩)インク
3.6 80℃焼成インク
3.7 印刷配線と基材との密着性確保
3.8 銀塩インクの保管安定性
3.9 耐環境性能(信頼性)
3.9.1 クロスカット試験(碁盤目テープ試験)
3.9.2 マイグレーション試験,その他試験
3.10 印刷適正
3.11 アプリケーション
3.11.1 筐体ダイレクト印刷アンテナ
3.11.2 印刷アンテナの性能
3.11.3 アプリケーションの展開性

第4章 機能性ハードコートの応用展開 (鈴木恵一)
1 光学ハードコートの概要
2 光学HCの目的とその種類および機能
2.1 スマートフォンの事例
2.2 LCD-TVの事例
2.3 要求性能の事例
3 素材からみた光学ハードコート剤の特徴
3.1 フィラー系ハードコートの事例
3.1 フィラー系ハードコートの事例
3.1.1 高屈折ハードコート
3.1.2 アンチブロッキングハードコート
3.2 非フィラー系ハードコートの事例
3.2.1 帯電防止ハードコート
3.2.2 耐指紋・防汚ハードコート
4 アプリケーション事例―ITOセンサー用電極フィルムへの応用―
4.1 タッチパネルの構造:GFF方式の事例
4.2 光学特性の改善


【第II編 低環境負荷と印刷インキ】

第5章 オフセットインキと植物油 (橋本秀美)
1 はじめに
2 植物油
3 VOCの種類
4 植物油インキ
4.1 植物油インキマーク
4.2 植物油インキが環境に優しい理由
4.3 植物油インキの定義
4.4 植物油インキの使用状況
5 ノンVOCインキ
5.1 ノンVOCインキの定義
5.2 ノンVOCインキの品質
5.3 ノンVOCインキの使用状況
6 将来の展望
7 おわりに

第6章 軟包装用水性グラビアインキ (安田秀樹)
1 はじめに
2 印刷産業の市場予測
3 グラビア印刷業界に関連する法規制の強化と対応状況
4 インキの出荷動向
5 水性化の目的,メリット
6 水性化の課題 ~乾燥性~
6.1 軟包装グラビアインキの組成
6.2 水性インキの乾燥性
6.3 軟包装水性グラビア印刷の設計
7 水性化の課題 ~プラスチックフィルムへの濡れ性~
7.1 水性インキの表面張力
7.2 水性用フィルムの開発
8 水性化の課題 ~印刷適性~
8.1 版かぶり
8.2 版かぶりの要因
8.3 版かぶりのそのほかの要因
9 水性化の課題 ~塗膜物性~
9.1 水溶性樹脂
9.2 水性インキの塗膜物性
9.3 水性インキの架橋システム
10 おわりに

第7章 エチルアルコールを主原料としたグラビアインキ (伴 亨,七條吉行)
1 開発の経緯
1.1 はじめに
1.2 開発の理由
2 エチルアルコールについて
3 特徴
4 インキ組成
5 ベースインキラインナップ
6 特性
6.1 表刷用途(各種基材への適性)
6.2 ドライラミネート適性
6.3 残留溶剤比較
7 現状における課題
7.1 乾燥性
7.2 コスト
8 発売以来の経過と今後の展望

第8章 軟包装用水性フレキソインキ (谷本直樹)
1 はじめに
2 軟包装用水性フレキソインキの組成と特徴
2.1 用途と要求される性能
2.2 基本組成
2.3 着色剤
2.4 バインダー樹脂
2.5 溶媒
2.6 添加剤,硬化剤
3 軟包装用フレキソインキの印刷上の問題
3.1 色再現・濃度再現
3.2 印刷適性上のインキへの要求
4 おわりに

第9章 UVフレキソインキ (澤田和秀)
1 はじめに
2 フレキソ印刷
3 インキ組成
3.1 造膜成分
3.1.1 オリゴマー
3.1.2 モノマー
3.2 光反応開始剤
3.2.1 分子内開裂型
3.2.2 水素引き抜き型
3.3 揮発成分
3.4 着色剤
3.5 補助剤
4 UVインキの硬化機構
5 環境への対応
6 おわりに

第10章 低マイグレーションUVインキ (和田竜二)
1 はじめに
2 各国の法令・規制の状況
2.1 日本の規制状況
2.2 印刷インキに関する自主規制(NL規制)とは
2.3 欧州の規制状況
2.4 GMPとは
2.5 スイス条例:Ordinance of the FDHA on Material and Articles
2.6 欧州印刷インキ協会の自主規制
2.7 米国の規制
2.8 中国の規制
3 マイグレーションの過程
3.1 容器からの移行
3.2 印刷工程での移行
3.3 食品内包装を透過し移行
4 マイグレーションの評価方法
5 印刷インキの溶出試験
5.1 溶出試験例
5.2 ワーストケースの溶出量計算
6 今後の展望

第11章 高感度UVインキ (藪野通夫)
1 はじめに
2 近年の印刷市場と印刷インキ
3 UVインキおよび印刷の特徴と環境性(nonVOCs)
4 UV印刷の省電力化へのアプローチの課題
5 高感度UV印刷システムの誕生と特徴(LED-UV印刷システム)
6 高感度UV印刷機(省電力UV印刷機)へのさまざまなアプローチ
7 高感度UVインキの開発経緯とその特徴
7.1 UVインキの組成
7.2 高感度UVインキの設計コンセプト
8 高感度UVインキを使用するにあたって
9 おわりに


【第III編 機能付加・高機能化に向けての技術】

第12章 低摩擦油性ボールペンインク 「JETSTREAM」 (市川秀寿)
1 はじめに
2 ボールペンとその構成
3 油性ボールペンとその課題
3.1 書き味と筆記摩擦抵抗
3.2 描線乾燥性
3.3 描線濃度
3.4 逆流
3.5 直流
4 ジェットストリームの特徴
4.1 滑らかな書き味
4.2 優れた描線乾燥
4.3 濃くはっきりした描線濃度
4.4 油性ボールペンで逆流させない工夫
4.5 筆記時に直流させにくくする工夫
4.6 世界で通用するボールペン
5 おわりに

第13章 繊維用インキ―ゆりかごから墓場までの繊維模様― (坂岡宏司)
1 はじめに
2 生後24カ月未満の乳幼児の肌着のホルムアルデヒド遊離
2.1 乳幼児肌着基準
2.2 乳幼児肌着の模様
2.3 繊維製品に関する国内外の規制
3 昔七五三着物,今Tシャツとジーパンなど,繊維素材と適性染料
3.1 繊維製品に求められる品質
3.2 繊維製品模様出しの流れのいろいろ
3.3 和服・着物の模様出し
4 フォーマルなファッション衣料とカジュアル衣料模様
5 産業資材用繊維模様(非衣料)
6 繊維独特の模様出し技術
6.1 繊維への捺染に求められる品質
6.2 防染・抜染・抜蝕
6.3 繊維業界の模様出しの装置
7 顔料捺染の色素・樹脂・塗膜・機能要約
7.1 色素について(表3の顔料捺染のみ)
7.2 バインダーについて
8 防染抜染の染料・糊・塗膜・機能要約(ポリエステル編)
8.1 染料
8.2 糊
9 機能化捺染の機能色素・ベヒクル・塗膜の問題点
10 おわりに

第14章 高演色インキ (落合可江)
1 はじめに
2 カレイド®シリーズ開発の背景
2.1 Japan Colorについて
2.2 広色域印刷について
2.2.1 ハイファイ印刷(High-Fidelity Printing)
2.2.2 ヘキサクロム印刷(Hexa Chrome Printing)
2.3 RGB→CMYKの色再現について
3 カレイド®シリーズの特徴
3.1 黄・紅・藍インキ
3.2 墨インキ
4 カレイド®印刷の手順
4.1 カレイド®適性濃度
4.2 CTP出力カーブの補正とグレーバランス確認
4.3 ICCプロファイルの作成
4.4 最終確認
4.5 印刷の注意点
5 カレイド®を使用した応用例
5.1 カレイド®最新プロファイル
5.1.1 「Kaleido® GCR」
5.1.2 「Kaleido® Vivid」
5.1.3 「Kaleido® Super Vivid」
5.1.4 「Kaleido® 3C」
5.2 カレイド®印刷に適した用紙
6 おわりに

第15章 熱転写用インキと転写方法 (川越圭生)
1 はじめに
2 熱転写記録方式
2.1 溶融型熱転写記録方式
2.2 溶融型熱転写記録用インキ構成材料
2.2.1 背面層
2.2.2 インキ層
2.3 昇華型熱転写記録方式
2.4 昇華型熱転写用インキ構成材料
2.4.1 背面層
2.4.2 インキ層
2.4.3 受容層
3 おわりに

第16章 示温インキ (久保井伸輔)
1 はじめに
2 可逆性示温インキ概要
3 示温インキの種類と温度域

第17章 香料インキ (久保井伸輔)
1 はじめに
2 香料インキ概要
3 カプセルタイプ香料インキの製造
4 香料インキ印刷時の注意

第18章 蓄光インキ (青木康充)
1 はじめに
2 蓄光インキの種類
3 蓄光インキの特性
3.1 発光特性
3.2 残光特性
3.3 耐候特性
3.4 耐熱特性
4 蓄光インキの留意点
4.1 インキ用メジウムについて
4.2 印刷厚について
4.3 印刷下地色について
4.4 着色について
5 おわりに

第19章 インビジブルインキ (難波正敬)
1 はじめに
2 インビジブルインキの種類
3 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ)
3.1 蛍光剤
3.2 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ)を使用する際の注意点
4 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ)
4.1 近赤外線吸収剤
4.2 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ)を使用する際の注意点
5 おわりに

第20章 人工DNAを含有した偽造防止向け印刷用インキ (青山祐子)
1 はじめに
2 セキュリティーという観点から見るDNA
2.1 DNAの概要
2.2 DNAの特長
2.3 DNAの課題点
3 セキュリティーという観点から見る人工DNA
3.1 人工DNAの概要
3.2 人工DNAの特長
3.3 人工DNAの課題点
4 印刷用インキの開発
4.1 印刷方式
4.2 オフセット印刷用インキの開発
4.3 シルクスクリーン印刷用インキの開発
4.4 印刷物の評価
5 真贋判定方法
6 今後の展開
7 まとめ

第21章 オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂 (矢野省一)
1 緒言
2 ロジン変性フェノール樹脂の原料
2.1 ロジン
2.1.1 ガムロジン
2.1.2 トール油ロジン
2.1.3 ロジンの成分組成
2.2 アルキルフェノール
2.3 多価アルコール
3 製造方法
3.1 レゾール
3.2 ロジンとレゾールとの反応およびエステル化
4 ロジン変性フェノール樹脂の組成分析
5 ロジン変性フェノール樹脂の性能評価
6 ロジン変性フェノール樹脂の設計とインキ性能
7 ロジン変性フェノール樹脂の今後の課題
8 おわりに【第I編 電気・電子機能分野への展開】

第1章 インクジェットインク (吉澤純)
1 はじめに
2 インクジェットインクの構成要素
2.1 構成材料
2.2 染料
2.2.1 色ごとの代表的な構造
2.2.2 インクジェット向けカスタム染料
2.3 顔料
2.3.1 色ごとの代表的な構造
2.3.2 代表的な分散方法(自己分散,樹脂分散)
3 インクジェットインクに求められる画像性能
3.1 フォト画像性能
3.1.1 画像堅牢性
3.1.2 光沢
3.2 普通紙画像性能
4 インクジェットインクに求められる信頼性
5 まとめ

第2章 POD用インクジェットインキ (城内一博)
1 インクジェットインキの変遷
1.1 はじめに
1.2 インクジェットの開発と市場動向
2 POD印刷用インクジェットインキの技術進展と実績化
2.1 流動特性制御
2.1.1 粘度
2.1.2 顔料粒子径
2.2 表面張力制御
2.2.1 高速印字安定性
2.2.2 混色
3 PODインクジェット市場での実績化
3.1 UV系
3.2 水系
4 まとめ

第3章 プリンテッドエレクトロニクス用インク
1 導電性銅ナノインクと短時間焼成プロセス (有村英俊)
1.1 はじめに
1.2 PEに適した導電性銅ナノインクと焼成方法
1.2.1 銅インクへの要求
1.2.2 銅ナノインクと短時間焼成
1.2.3 銅皮膜の諸特性
1.3 フォトシンタリングメカニズム
1.4 各種印刷法とインク特性
1.4.1 吐出印刷
1.4.2 有版印刷
1.5 おわりに
2 銀インク,ペースト (片山嘉則)
2.1 はじめに
2.2 導電性材料としての位置づけ
2.3 物理的特徴とナノサイズ粒子
2.4 組成
2.5 おわりに
3 低温焼成可能な「銀塩インク」を用いた印刷配線形成技術 (名和成明)
3.1 はじめに
3.2 低温焼成インクの必要性
3.3 低温焼成可能な導電インクの開発の手段
3.4 有機銀錯体化合物(銀塩)
3.5 有機銀錯体化合物(銀塩)インク
3.6 80℃焼成インク
3.7 印刷配線と基材との密着性確保
3.8 銀塩インクの保管安定性
3.9 耐環境性能(信頼性)
3.9.1 クロスカット試験(碁盤目テープ試験)
3.9.2 マイグレーション試験,その他試験
3.10 印刷適正
3.11 アプリケーション
3.11.1 筐体ダイレクト印刷アンテナ
3.11.2 印刷アンテナの性能
3.11.3 アプリケーションの展開性

第4章 機能性ハードコートの応用展開 (鈴木恵一)
1 光学ハードコートの概要
2 光学HCの目的とその種類および機能
2.1 スマートフォンの事例
2.2 LCD-TVの事例
2.3 要求性能の事例
3 素材からみた光学ハードコート剤の特徴
3.1 フィラー系ハードコートの事例
3.1 フィラー系ハードコートの事例
3.1.1 高屈折ハードコート
3.1.2 アンチブロッキングハードコート
3.2 非フィラー系ハードコートの事例
3.2.1 帯電防止ハードコート
3.2.2 耐指紋・防汚ハードコート
4 アプリケーション事例―ITOセンサー用電極フィルムへの応用―
4.1 タッチパネルの構造:GFF方式の事例
4.2 光学特性の改善


【第II編 低環境負荷と印刷インキ】

第5章 オフセットインキと植物油 (橋本秀美)
1 はじめに
2 植物油
3 VOCの種類
4 植物油インキ
4.1 植物油インキマーク
4.2 植物油インキが環境に優しい理由
4.3 植物油インキの定義
4.4 植物油インキの使用状況
5 ノンVOCインキ
5.1 ノンVOCインキの定義
5.2 ノンVOCインキの品質
5.3 ノンVOCインキの使用状況
6 将来の展望
7 おわりに

第6章 軟包装用水性グラビアインキ (安田秀樹)
1 はじめに
2 印刷産業の市場予測
3 グラビア印刷業界に関連する法規制の強化と対応状況
4 インキの出荷動向
5 水性化の目的,メリット
6 水性化の課題 ~乾燥性~
6.1 軟包装グラビアインキの組成
6.2 水性インキの乾燥性
6.3 軟包装水性グラビア印刷の設計
7 水性化の課題 ~プラスチックフィルムへの濡れ性~
7.1 水性インキの表面張力
7.2 水性用フィルムの開発
8 水性化の課題 ~印刷適性~
8.1 版かぶり
8.2 版かぶりの要因
8.3 版かぶりのそのほかの要因
9 水性化の課題 ~塗膜物性~
9.1 水溶性樹脂
9.2 水性インキの塗膜物性
9.3 水性インキの架橋システム
10 おわりに

第7章 エチルアルコールを主原料としたグラビアインキ (伴 亨,七條吉行)
1 開発の経緯
1.1 はじめに
1.2 開発の理由
2 エチルアルコールについて
3 特徴
4 インキ組成
5 ベースインキラインナップ
6 特性
6.1 表刷用途(各種基材への適性)
6.2 ドライラミネート適性
6.3 残留溶剤比較
7 現状における課題
7.1 乾燥性
7.2 コスト
8 発売以来の経過と今後の展望

第8章 軟包装用水性フレキソインキ (谷本直樹)
1 はじめに
2 軟包装用水性フレキソインキの組成と特徴
2.1 用途と要求される性能
2.2 基本組成
2.3 着色剤
2.4 バインダー樹脂
2.5 溶媒
2.6 添加剤,硬化剤
3 軟包装用フレキソインキの印刷上の問題
3.1 色再現・濃度再現
3.2 印刷適性上のインキへの要求
4 おわりに

第9章 UVフレキソインキ (澤田和秀)
1 はじめに
2 フレキソ印刷
3 インキ組成
3.1 造膜成分
3.1.1 オリゴマー
3.1.2 モノマー
3.2 光反応開始剤
3.2.1 分子内開裂型
3.2.2 水素引き抜き型
3.3 揮発成分
3.4 着色剤
3.5 補助剤
4 UVインキの硬化機構
5 環境への対応
6 おわりに

第10章 低マイグレーションUVインキ (和田竜二)
1 はじめに
2 各国の法令・規制の状況
2.1 日本の規制状況
2.2 印刷インキに関する自主規制(NL規制)とは
2.3 欧州の規制状況
2.4 GMPとは
2.5 スイス条例:Ordinance of the FDHA on Material and Articles
2.6 欧州印刷インキ協会の自主規制
2.7 米国の規制
2.8 中国の規制
3 マイグレーションの過程
3.1 容器からの移行
3.2 印刷工程での移行
3.3 食品内包装を透過し移行
4 マイグレーションの評価方法
5 印刷インキの溶出試験
5.1 溶出試験例
5.2 ワーストケースの溶出量計算
6 今後の展望

第11章 高感度UVインキ (藪野通夫)
1 はじめに
2 近年の印刷市場と印刷インキ
3 UVインキおよび印刷の特徴と環境性(nonVOCs)
4 UV印刷の省電力化へのアプローチの課題
5 高感度UV印刷システムの誕生と特徴(LED-UV印刷システム)
6 高感度UV印刷機(省電力UV印刷機)へのさまざまなアプローチ
7 高感度UVインキの開発経緯とその特徴
7.1 UVインキの組成
7.2 高感度UVインキの設計コンセプト
8 高感度UVインキを使用するにあたって
9 おわりに


【第III編 機能付加・高機能化に向けての技術】

第12章 低摩擦油性ボールペンインク 「JETSTREAM」 (市川秀寿)
1 はじめに
2 ボールペンとその構成
3 油性ボールペンとその課題
3.1 書き味と筆記摩擦抵抗
3.2 描線乾燥性
3.3 描線濃度
3.4 逆流
3.5 直流
4 ジェットストリームの特徴
4.1 滑らかな書き味
4.2 優れた描線乾燥
4.3 濃くはっきりした描線濃度
4.4 油性ボールペンで逆流させない工夫
4.5 筆記時に直流させにくくする工夫
4.6 世界で通用するボールペン
5 おわりに

第13章 繊維用インキ―ゆりかごから墓場までの繊維模様― (坂岡宏司)
1 はじめに
2 生後24カ月未満の乳幼児の肌着のホルムアルデヒド遊離
2.1 乳幼児肌着基準
2.2 乳幼児肌着の模様
2.3 繊維製品に関する国内外の規制
3 昔七五三着物,今Tシャツとジーパンなど,繊維素材と適性染料
3.1 繊維製品に求められる品質
3.2 繊維製品模様出しの流れのいろいろ
3.3 和服・着物の模様出し
4 フォーマルなファッション衣料とカジュアル衣料模様
5 産業資材用繊維模様(非衣料)
6 繊維独特の模様出し技術
6.1 繊維への捺染に求められる品質
6.2 防染・抜染・抜蝕
6.3 繊維業界の模様出しの装置
7 顔料捺染の色素・樹脂・塗膜・機能要約
7.1 色素について(表3の顔料捺染のみ)
7.2 バインダーについて
8 防染抜染の染料・糊・塗膜・機能要約(ポリエステル編)
8.1 染料
8.2 糊
9 機能化捺染の機能色素・ベヒクル・塗膜の問題点
10 おわりに

第14章 高演色インキ (落合可江)
1 はじめに
2 カレイド®シリーズ開発の背景
2.1 Japan Colorについて
2.2 広色域印刷について
2.2.1 ハイファイ印刷(High-Fidelity Printing)
2.2.2 ヘキサクロム印刷(Hexa Chrome Printing)
2.3 RGB→CMYKの色再現について
3 カレイド®シリーズの特徴
3.1 黄・紅・藍インキ
3.2 墨インキ
4 カレイド®印刷の手順
4.1 カレイド®適性濃度
4.2 CTP出力カーブの補正とグレーバランス確認
4.3 ICCプロファイルの作成
4.4 最終確認
4.5 印刷の注意点
5 カレイド®を使用した応用例
5.1 カレイド®最新プロファイル
5.1.1 「Kaleido® GCR」
5.1.2 「Kaleido® Vivid」
5.1.3 「Kaleido® Super Vivid」
5.1.4 「Kaleido® 3C」
5.2 カレイド®印刷に適した用紙
6 おわりに

第15章 熱転写用インキと転写方法 (川越圭生)
1 はじめに
2 熱転写記録方式
2.1 溶融型熱転写記録方式
2.2 溶融型熱転写記録用インキ構成材料
2.2.1 背面層
2.2.2 インキ層
2.3 昇華型熱転写記録方式
2.4 昇華型熱転写用インキ構成材料
2.4.1 背面層
2.4.2 インキ層
2.4.3 受容層
3 おわりに

第16章 示温インキ (久保井伸輔)
1 はじめに
2 可逆性示温インキ概要
3 示温インキの種類と温度域

第17章 香料インキ (久保井伸輔)
1 はじめに
2 香料インキ概要
3 カプセルタイプ香料インキの製造
4 香料インキ印刷時の注意

第18章 蓄光インキ (青木康充)
1 はじめに
2 蓄光インキの種類
3 蓄光インキの特性
3.1 発光特性
3.2 残光特性
3.3 耐候特性
3.4 耐熱特性
4 蓄光インキの留意点
4.1 インキ用メジウムについて
4.2 印刷厚について
4.3 印刷下地色について
4.4 着色について
5 おわりに

第19章 インビジブルインキ (難波正敬)
1 はじめに
2 インビジブルインキの種類
3 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ)
3.1 蛍光剤
3.2 インビジブルインキ(紫外線吸収タイプ)を使用する際の注意点
4 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ)
4.1 近赤外線吸収剤
4.2 インビジブルインキ(近赤外線吸収タイプ)を使用する際の注意点
5 おわりに

第20章 人工DNAを含有した偽造防止向け印刷用インキ (青山祐子)
1 はじめに
2 セキュリティーという観点から見るDNA
2.1 DNAの概要
2.2 DNAの特長
2.3 DNAの課題点
3 セキュリティーという観点から見る人工DNA
3.1 人工DNAの概要
3.2 人工DNAの特長
3.3 人工DNAの課題点
4 印刷用インキの開発
4.1 印刷方式
4.2 オフセット印刷用インキの開発
4.3 シルクスクリーン印刷用インキの開発
4.4 印刷物の評価
5 真贋判定方法
6 今後の展開
7 まとめ

第21章 オフセット印刷インキ用ロジン変性フェノール樹脂 (矢野省一)
1 緒言
2 ロジン変性フェノール樹脂の原料
2.1 ロジン
2.1.1 ガムロジン
2.1.2 トール油ロジン
2.1.3 ロジンの成分組成
2.2 アルキルフェノール
2.3 多価アルコール
3 製造方法
3.1 レゾール
3.2 ロジンとレゾールとの反応およびエステル化
4 ロジン変性フェノール樹脂の組成分析
5 ロジン変性フェノール樹脂の性能評価
6 ロジン変性フェノール樹脂の設計とインキ性能
7 ロジン変性フェノール樹脂の今後の課題
8 おわりに
キーワード
インク, エレクトロニクス, コーティング, 高機能化
個数

特定商取引法に基づく表示の内容を確認しました
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索