実際の業務に生かせるレオロジーとその測定に関する知識の習得を目的とし、難しい式は一切使わずに説明します!

レオロジーの測定実演付き基礎セミナー【神戸開催】
~レオメータによる粘弾性測定の実演あり~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
レオロジー実演付【神戸開催】
セミナーNo.
170309
開催日時
2017年03月10日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
神戸国際ビジネスセンター 北館 4階 C会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
・高分子・食品・化粧品・塗料など、材料の変形や流動が重要な分野の技術者・研究者
・レオロジーを業務に生かしたい人、レオメータを活用したい人
 
趣旨
 レオロジー(材料の流動・変形の科学)は、測定データを通じて理解するのが最も早道です。測定データをどう読み解くかで、製品の良し悪しの判定や製品開発につながります。本セミナーは、実際の業務に生かせるレオロジーとその測定に関する知識の習得を目的とします。難しい式は一切ありません。
 第1部のデータの見方・考え方では、食品・化粧品・塗料・スラリー・高分子を例としますので、各分野の技術者の方々に大変役立ちます。第2部は、高分子の成形加工の技術者・研究者の方々に直接役立つ内容です。成形法に適した材料の粘弾性がわかります。第3部では粘弾性測定の実際をご覧いただきます。測定についても、実演を見るのが上達の早道です。
 
プログラム
【第1部】10:30~12:10
「レオロジー測定でわかること」
1.レオロジーの基礎(すべて図示)
  1-1.応力・ひずみ・ひずみ速度
  1-2.流動曲線(応力-ひずみ速度)と粘度
  1-3.粘弾性(貯蔵弾性率G’と損失弾性率G”)
  1-4.測定法の基礎(測定時の注意点、データのまとめ方)
2.測定データの見方・考え方・活かし方
  2-1.食品の例
   2-1-1 種々の餅の弾性率
   2-1-2 ジュース・はちみつ・バターなどの流動曲線
   2-1-3 マヨネーズとケチャップのレオロジーの違い
  2-2.化粧品の例
   2-2-1 クリームの流動曲線とぬり心地
   2-2-2 レオロジーを利用した製品開発例
  2-3.塗料・スラリーの例
   2-3-1 塗料・塗装工程における粘度の変化
   2-3-2 塗料の流動曲線とたれ
   2-3-3 塗料の硬化過程の粘弾性変化
   2-3-4 スラリーの粘弾性・流動曲線と安定性
  2-4.高分子の粘弾性の測定例

【第2部】13:00~14:40
「高分子レオロジーの基礎」
1.高分子の粘弾性
  1-1.粘度:せん断速度・温度・分子量・分子量分布による変化
  1-2.弾性率:時間・ひずみによる変化、緩和弾性率の例
  1-3.粘弾性:周波数・温度・分子量・分子量分布による変化
  1-4.時間-温度換算則(弾性率や粘度の重ね合わせ方)
2.高分子の変形・流動と成形加工
  2-1.弾性と成形加工:ブロー・発泡・射出の成形性と成形不良
  2-2.第1法線応力差とダイスウェルの関係
  2-3.キャビティー内の速度とせん断速度分布:射出成形における配向
  2-4.長鎖分岐と粘弾性:ブロー・発泡成形性との関係
≪質疑応答・名刺交換≫

【第3部】15:00~16:30
「回転型レオメーター キネクサスによる粘度・粘弾性測定のデモ」
1.装置概要
 1-1. 装置構成と各構成部品の主な役割
 1-2. 測定の流れ
 1-3. ジオメトリー(アタッチメント)の種類と特長
 1-4. 測定モード
  1-4-1. ビスコメトリー(回転)の各測定モード
  1-4-2. オシレーション(振動)の各測定モード
 1-5. 未知のサンプルの測定アプローチ
2.ビスコメトリー(回転)測定のデモ
 2-1. 粘度測定
 2-2. 降伏応力測定
 2-3. 粘度の時間/温度依存性測定
 2-4. スリーステップシェア測定(チクソ性)
3.オシレーション(振動)測定のデモ
 3-1. 振幅掃引測定
 3-2. 周波数掃引測定
 3-3. 時間/温度掃引測定(ゲル化、硬化、軟化)
4.測定および測定結果における注意点
≪質疑応答・名刺交換≫
 
スケジュール
10:00~ 受付開始
10:30~12:10 講義
12:10~13:00 昼食休憩
13:00~14:40 講義
14:40~15:00 質疑応答・休憩
15:00~16:30 講義・デモ
16:30~ 質疑応答・名刺交換
解散
 
キーワード
レオロジー,粘弾性,高分子,食品,化粧品,塗料,スラリー,レオメータ,測定,講座,研修
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