併行精度、室内再現性、真度をひとつの実験系で評価する方法とは??

<Excel実習付き>分析法バリデーションにおける実験計画法の応用
データ解析を、実習を用いて体験することで理解が深まります!

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セミナー概要
略称
分バリ
セミナーNo.
191183
開催日時
2019年11月18日(月) 10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
■学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
 また、当日学生証をご持参ください。

※2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず消費税が10%になります。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
Excel機能のついたPC
※演習は講師のデモも同時進行で行いますので、PCを持参されなくても支障ありません
備考
昼食、資料付
講座の内容
習得できる知識
〇 分析法バリデーションを支える統計の基礎概念(分散分析、回帰分析)の詳細
〇 ばらつきを評価する分散分析(枝分かれ分散分析)の詳細
〇 併行精度、室内再現性、真度をひとつの実験系で評価する方法
〇 直線性を客観的に評価する方法
趣旨
 本セミナーは統計の基礎(標準偏差、信頼区間を求めたことがある程度で十分)を学習したことがあること又は分析法バリデーションの実務経験(実験または報告書作成・レビュー)があることを前提としています。
 分析法バリデーションに関する省令(ICH-Q2B)では室内再現精度の評価に「実験計画法を利用することを奨励する」と書かれていますが、実際には、真度、併行精度、室内再現精度を別々に求めているケースが大半かと思います。
 しかし、実験計画法を駆使して一つの実験系とすることで、より頑健性の高い評価結果を得ることができるのですが、このことを平易に解説した書籍はあまりありません。
 そこで、具体的にどのような応用が可能なのかの解説を企画しました。最も一般的な平均値の差の検定から出発して、一元配置分散分析、枝分かれ型分散分析へと絵解きを駆使しながら掘り下げていきます。また、直線性の当てはまりを評価するために有用な、繰り返しのある回帰分析についても解体・解説します。
 ここまで理解すれば、自由自在な応用は目の前です。統計に翻弄されず、賢く使いこなせることを応援します。

 講師デモも同時進行で行なうためPC持参は必須ではありませんが、参加者ご自身でデータ解析を体験すると理解がより高まると思います。
プログラム
 1. 分散分析の導入(平均値の比較)
  1.1 平均値の差の検定(t検定)
   ・ 何を比較しているのか、イメージの理解
   ・ 差の信頼区間
   ・ 計算式詳解(Excel関数を用いた手計算)
  1.2 3群以上の平均値の差の検定(一元配置分散分析)
   ・ 何を比較しているのか、イメージの理解
   ・ 差の信頼区間
   ・ 計算式詳解(Excel関数を用いた手計算)
   ・ Excel関数を用いたばらつきの分解
   ・ 分散分析とt検定の違い

 2. 分析法バリデーションへの応用
  2.1 併行精度、真度、室内再現性を一度に求める
   ・ 併行精度と室内再現性を同時に求める(一元配置分散分析)
   ・ 枝分かれ分散分析の視覚的理解(管理図法)
   ・ 枝分かれ分散分析の伝統的な計算過程(Excel関数を用いた手計算)
   ・ 統計パッケージの活用
   ・ 実験の工夫で真度も求まる
   ・ Satterthwaiteの等価自由度の功罪
  2.2 枝分かれデザインを用いた効率的なデザインの例
   ・ 試験デザイン(3濃度で室内再現性を評価した場合)
   ・ 併行精度の評価(管理図法、分散分析法)
   ・ 室内再現性の評価
   ・ 真度の評価
  2.3 回帰分析
   ・ 何を計算しているのか、イメージの理解
   ・ 計算式詳解(Excel関数を用いた手計算)
  2.4 繰り返しのある回帰分析
   ・ 何を計算しているのか、イメージの理解
   ・ 計算式詳解(Excel関数を用いた手計算)
   ・ 直線性に頭打ちがある場合と無い場合の比較

 3. 特論:統計的品質管理への展開
  ・ 分析誤差の許容範囲
  ・ 規格値と室内再現性との関係

 【質疑応答・名刺交換】
キーワード
分析法バリデーション,統計,実験計画法,医薬品,GMP,実習,研修,講習会,
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