界面活性剤の基礎と、分散トラブルの解明と対策に役立つ、真の理解と知識の習得

界面活性剤概論と分散への応用(分散剤の選定法)
~研究 / 開発 / 生産現場での応用・対策に使いこなせる知識を~

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セミナー概要
略称
界面活性剤
セミナーNo.
st150409
開催日時
2015年04月22日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第1グループ活動室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48600円 ( 会員受講料 46170円 )
​​【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
昼食・資料付
講座の内容
趣旨
 現在日本では年間90数万トン、6000種類の界面活性剤が使用されている。界面活性剤はプロセスケミカルス(工程薬剤)として製品の生産プロセスで多用されおり、使用目的は生産性向上、品質向上等を目的としている。界面活性剤は、所謂“薬剤”即ち有用な作用を示す“薬”であるが、基本的な使い方を理解せずに使うと、生産工程でのトラブル(発泡、増粘・ゲル化、腐敗等)、製品の経時変化等、“毒”の部分(クレーム)が出ることもある。このセミナーでは簡単な映像、実験も用い、界面活性剤の研究現場、生産現場で応用のきく基礎知識(表面張力、ぬれ性、ミセル、HLB)の習得を目的とする。
 次に、この基礎知識をベースに分散への応用(分散の考え方、分散剤の使い方)に関し、実際にあったクレーム、誤使用の実例を紹介し、その対策法に付き説明し、何故そのような問題が起こったのか、どう考えれば、またどうすれば問題解決ができたか等、応用のきく知識を得ることを目的とする。分散については水系分散及び溶剤系分散につき紹介する。また分散の対象である粉末についてもその物性(形状、粒子径、親水性、疎水性、酸性、塩基性等)と凝集性、分散性の関連につき詳述する。
プログラム
1.分散とは・・・分散及び分散剤について

2.粉体とは
 粉体の粒子径(Particle Size)と粒子形(Particle Shape)と分散との関係
 2.1 粒子径と粉体凝集性・・・何故粉体は凝集するのか。
 2.2 粒子形と粉末凝集性・・・板状粉体(平面体)は凝集しやすい。
 2.3 微粒子の持つ表面エネルギーと凝集性
 2.4 等電点とは

3.界面活性剤とは
 3.1 界面活性剤の基本的性質と作用
 3.2 界面活性剤のイオン性とその性質
 3.3 界面活性剤の代表的な組成と物性・・アニオン、カチオン、ノニオン、両性

4.分散を理解するために必要な界面活性剤の基礎知識
 4.1 表面張力とは
 4.2 ぬれとは
 4.3 ミセルとは
 4.4 HLBとは

5.DLVO理論について
 5.1 電気二重層とは
 5.2 ゼータ電位と分散性について

6.分散の三要素について
 6.1 ぬれ(初期分散性)性
 6.2 解こう性(解きほぐし性)
 6.3 分散体(スラリー)の安定性

7.水系分散剤について
 7.1 分散を取り巻く分散因子とは
 7.2 水系分散剤選定のポイント(1)、(2)
 7.3 低分子湿潤・分散剤と高分子分散剤について

8.分散剤選定法及び評価方法について

9.ナノ粒子の分散について
 9.1 ナノ粒子の分散のまとめ
 9.2 カーボンナノチューブの分散について

10.溶剤系分散について
 10.1 分散剤/溶媒/粉体の相関による分散性の違いについて
 10.2 SP値の考え方
 10.3 酸-塩基相互作用の考え方と利用実例の紹介

11.水系、溶剤系分散剤のメーカー別品名一覧

12.参考資料、書籍一覧


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