EV(電気自動車)用空調の最新技術動向と課題

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セミナー概要
略称
EV用空調
セミナーNo.
stb160308
開催日時
2016年03月24日(木) 13:00~16:40
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,759円 (本体価格:37,963円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 会員価格 41,000円 ※資料代を含む
  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
講座の内容
プログラム

【第1部】 EV(電気自動車)および将来車両に要求される空調システムの特徴と将来展望

 【13:00~15:00】
電気自動車や燃料電池自動車のように効率の高い駆動源をもつ車両が市場投入されている。またガソリン車よりもCO2排出量の少ないディーゼルエンジン車も復活している。このような状況においては,小さい熱源による空調システムが要求されている。またエンジン熱効率が低いため,その排熱を利用する研究も進んできている。これら将来の空調システムと熱マネジメントについて概説する。

【講演項目】
1. 地球環境からの要請
 1.1 地球温暖化とCO2排出量
 1.2 原発停止とシェール革命の影響

2. 車両駆動源の変遷
 2.1 ガソリン車の燃費向上技術
 2.2 クリーン・ディーゼル車の復活
 2.3 ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車
 2.4 燃料電池自動車
 2.5 電気自動車とガソリン車との比較

3. 駆動源ごとの空調システムの課題

4. 電気自動車用空調システム
 4.1 方式の比較
 4.2 低外気温対応

5. ハイブリッド車用空調システム

6. クリーン・ディーゼル車用空調システム

7. 燃料電池自動車用空調システム

8. 熱マネジメントの改善
 8.1 排熱回収システム
 8.2 蓄熱・蓄冷システム
 8.3 空調シート
 8.4 ランキンサイクル
 8.5 ターボ・コンパウンド
 8.6 熱電素子
 8.7 ケミカルヒートポンプ

9. バッテリの温度管理

<質疑応答・名刺交換> 
 

【第2部】 EV(電気自動車)用デシカント空調システムの技術動向と課題

【15:10~16:40】 
電気自動車に代表される次世代自動車は走行時の排熱が皆無あるいは少ないと言う特徴を有します。これはリニア新幹線や電気飛行機など次世代車両、移動体においても同様です。その結果、これらの次世代車両では暖房や除湿、防曇に用いるエネルギーを最小に抑え、かつ快適性を損なわないコンパクト空調システムが要求されます。ここでは電気自動車に焦点を当て、デシカント調湿技術を用いた空調技術に付いて紹介します。

【講演項目】
1. デシカント空調システム
 1.1 吸湿剤の動作原理
 1.2 ローター型デシカントシステム
 1.3 ブロック型デシカントシステム

2. 電気自動車に要求されるデシカント(吸湿剤)
 2.1 自動車搭載時の要求事項
 2.2 自動車空調システムに使用される調湿装置としてのデシカント
 2.3 電気自動車に向くデシカント(高分子収着剤)

3. 電気自動車向け空調システムの課題と提案
 3.1 防曇(除湿)性能
 3.2 暖房補助性能
 3.3 冷房補助性能
 3.4 システム提案(各社特許に見るシステム構成)
 3.5 用途別電気自動車向けのデシカント空調システム

<質疑応答・名刺交換>
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