非会員:
50,600円
(本体価格:46,000円)
会員:
50,600円
(本体価格:46,000円)
学生:
50,600円
(本体価格:46,000円)
お1人様受講の場合 49,680円(46,000円+税)/1名
1口でお申込の場合 61,560円(57,000円+税)/1口(3名まで受講可能)
従来の6GHz以下の低マイクロ波帯を用いる無線に加え、30GHz以上のミリ波帯を用いる無線技術に注目が集まっています.スマートフォンの普及により、携帯端末で扱うデータ量が爆発的に増加し、従来の周波数帯域では無線容量の増加に対応できなくなっているのが理由です.
ミリ波帯では、大幅な無線伝送速度の向上が期待できる一方で、その周波数の高さからの扱いずらさにも留意が必要です.近年、次世代無線LANとして知られる60GHzのミリ波帯を用いる製品が増えています(WiGig/802.11ad/ay).60GHz帯では1ストリームで40Gbps以上の伝送速度を実現でき、スマートフォンやノートパソコンへの標準搭載が期待されています.また、次世代携帯電話技術5Gにおいても、従来の低い周波数帯にあわせてミリ波帯の利用が計画されています.
本講義では、これらの技術動向を踏まえ、ミリ波無線機の基礎から最新技術動向、市場動向など、その最前線を徹底解説いたします.
1.ミリ波の特徴
2.ミリ波のアプリケーション(通信、レーダ、イメージング)
3.ミリ波無線機の技術背景
4.ミリ波無線機のアプリケーション
5.ミリ波伝播特性(伝播損失、指向性、回折、干渉)
6.60GHz帯無線規格(WiGig, IEEE802.11ad/802.15.3c, WirelessHD)
7.5G携帯技術
8.ミリ波無線機の回路技術動向
9.ミリ波無線機の課題と将来展望・実用化スケジュール