設計段階から始める回路と基板のノイズ対策

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セミナー概要
略称
基板ノイズ
セミナーNo.
191129
開催日時
2019年11月15日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
■学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
 また、当日学生証をご持参ください。

※2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず消費税が10%になります。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
電子回路や基板の開発・設計経験のある方
電子機器のノイズ対策・試験をされる方
基板が原因のノイズトラブルでお困りの方
必要な予備知識
電気物理の基礎知識、電子回路の基礎知識のどちらか
習得できる知識
電気現象としてのノイズとは何か、がわかる
何故、回路基板からノイズが発生するのか、が理解でき、設計に活かせる
回路基板に実装するノイズ対策部品の使い方が分かる
アートワーク設計者に対する、有効なノイズ対策の指示が可能になる
趣旨
 電子機器のノイズ問題の多くがプリント基板に起因します。しかし、製品の上市間際に行われるEMC試験等で問題が発生すると、基板が原因と分かっていても、納期やコストの制約から、改版をせず、フェライトコア等の外付け部品で対応せざるを得ないことがままあります。さらに、回路が高速化した今日では、ノイズに加えてSI・PIの問題もあり、ツール類を使用しなければ、一発で動作する基板を作ることは容易ではありませんが、原理が分からずツールに頼ると、落とし穴にはまることがあります。
 そこで、このセミナーでは数式などは極力使わず、ノイズとは何か、や、ノイズに関わる電気物理を学んだ後、何故、プリント基板からノイズが出る(受ける)のか、どうすればトラブルを防げるのか、を回路設計、配置設計、配線設計の順を追って学んで行きます。これによって、ツールがなくてもある程度ノイズが抑えられ、また、ノイズに強いプリント基板が設計できるようになることを目指します。
プログラム
1.ノイズの基礎
 1-1 電子回路とノイズ
  (1)電子基板と電磁環境
  (2)ノイズとは何か
  (3)ノイズと干渉
  (4)ノイズの多面性
  (5)過渡的か連続的か
  (6)放射か伝導か
 1-2 ノイズの物理
  (1)ノイズと電磁気学
  (2)交流の基礎知識
  (3)周波数スペクトル
  (4)波形とスペクトル
  (5)見えないLとC
  (6)共振という現象
  (7)電磁波の発生
  (8)電磁波とアンテナ

2.プリント基板のノイズ設計
 2-1 プリント配線の基本
  (1) 基板とノイズ
  (2) 伝送線路の理論
  (3) 信号とリターン経路
  (4) 電源層・GND層
  (5) 層構成
 2-2 回路設計の要点
  (1) 回路構成の設計
  (2) 能動部品の選択
  (3) 受動部品の選択
  (4) ノイズ対策部品の選択
 2-3 配置設計の要点
  (1) 電源系の回路の配置
  (2) 伝送回路の配置
  (3) 対策部品の配置
  (4) 低ノイズアナログ回路の配置
  (5) 発熱部品の配置
 2-4 配線設計の要点
  (1) クロックラインの配線
  (2) 電源周りの配線
  (3) 高速信号線の配線
  (4) 外部接続周りの配線
  (5) アナログ回路周りの配線

3.基板設計とノイズ問題の解決法
 3-1 外部設計対応
  (1) 指示書の内容
  (2) コミュニケーション
 3-2 イズ問題の解決法
  (1) 問題の本質を掴む
  (2) 再現性を確保する
  (3) 実力アップのために

 【質疑応答・名刺交換】
キーワード
回路,基板,ノイズ,対策,セミナー,研修,講習
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