★磁性の基礎的概念および永久磁石を使う上で必要な考え方、磁石測定のノウハウなど基礎から応用まで幅広くご紹介いたします!

磁石/永久磁石活用のための実用特性理解と最新技術動向【LIVE配信】
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
磁石/永久磁石【WEBセミナー】
セミナーNo.
211178
開催日時
2021年11月26日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は事前にPDFで送付します。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
受講対象・レベル
・永久磁石活用のための基礎知識を得たい方
・永久磁石の開発や生産に従事する方
・永久磁石を使用したモータなど応用機器の開発や生産に従事する方
 
習得できる知識
・磁性の基礎知識(良い永久磁石とは?)
・永久磁性材料の種類や用途
・永久性材料の主な磁気特性
・永久性材料の使用上の注意点(磁気回路設計時の注意点、減磁着磁)
・磁石特性測定時の注意点
 
趣旨
 永久磁石は自動車駆動用のモータやエアコン用コンプレッサーモータ等の多くの用途に使われており電子機器の小型・高性能化および省エネルギーになくてはならない材料となっています。本講習では、永久磁石の元となる磁性の基礎的概念およびこの永久磁石を使う上で必要な考え方を紹介いたします。また磁石測定のノウハウなど基礎から応用まで幅広くご紹介いたします。
 
プログラム

1.はじめに
 1.1 永久磁石の主な用途
 1.2 市場動向(HEV, EPS, 風力発電etc.)
 1.3 減磁曲線の見方
 1.4 各種永久磁石材料の製造工程および特徴・用途
 1.5 永久磁石に使われる元素の磁性
 1.6 良い磁石とは?

2.各種永久磁石の特徴と実際
 2.1  NdFeB焼結磁石
   1) NdFeB焼結磁石の製造プロセス
   2) NdFeB磁石の設計
   3) 希土類資源の世界的現状と今後の展望
   4) NdFeB焼結磁石の保磁力について
    ・NdFeB焼結磁石の構成相概念図
    ・結晶配向度と残留磁束密度
    ・配向度と保磁力減少率
    ・NdFeB磁石の保磁力の支配要因・高保磁力化の手段
    ・Br、HcJ、異方性磁界のDy量依存性
    ・R2Fe14B 化合物の磁気特性
    ・NdFeB磁石の保磁力発現機構
    ・Dy拡散材の概念
   5) Dy拡散技術と保磁力傾斜磁石
    ・NdFeB焼結磁石の製造プロセス
    ・Dy拡散工程の概要
    ・Dy拡散による高保磁力化
    ・Dy拡散材の磁石特性
    ・Dy蒸着拡散による高Br・高Hcj化
    ・Dy拡散による傾斜保磁力磁石
    ・Dy拡散磁石の保磁力分布
    ・Dy拡散による傾斜保磁力磁石の減磁特性
    ・SPMモデル
    ・Dy拡散磁石の保磁力の粉砕粒径依存性
   6) NdFeB焼結磁石の表面処理と寿命
    ・各種表面処理とその特徴
    ・各種表面処理の特性
 2.2 フェライト磁石
   1) フェライト磁石の結晶構造
   2) フェライト磁石の特長
   3) フェライト磁石の製造工程
    ・フェライト新組成磁石の磁気特性
    ・フェライト磁石高性能化のポイント
    ・フェライト磁石の磁気特性分布
    ・ミクロ構造の適正化
    ・主相組成改良による磁気特性の向上
    ・磁気特性の温度依存性の改良
    ・高性能フェライト磁石を使用したDCモータ設計
    ・フェライト磁石の磁気特性の推移
 2.3 鋳造磁石
   1) 鋳造磁石製造工程
   2) アルニコ磁石の長所・短所・用途
   3) アルニコ磁石の構造、組織写真
   4) FeCrCo磁石の長所・短所・用途
   5) FeCrCo系磁石の状態図と熱処理条件
 2.4 これからの磁石開発の方向
 2.5 NdFeB磁石,フェライト磁石の保磁力のメカニズム
   1) これまでの保磁力のメカニズム
   2) 保磁力の配向依存性
   3) 保磁力の配向度依存性から考えられる保磁力メカニズム
   4) 保磁力の配向度依存性と保磁力の角度依存性
 2.6 その他の磁石
   1) 軟磁性材料

3.磁石使用上の注意点
 3.1 NdFeB磁石の熱膨張異常と使用上の注意
   1) 接着材使用上の注意
   2) 熱膨張異常による応力
 3.2 着目すべき特性・注意点
   1) ヒステリシス曲線、減磁曲線から得られる情報・特性
   2) 磁石単体のパーミアンス
   3) アンペールの法則、ガウスの法則
   4) パーミアンス係数決定因子
   5) 最大エネルギー積とは
   6) 永久磁石の安定性
   7) 磁気回路設計上の注意点
   8) NdFeB磁石の熱膨張異からくる問題点(接着、応力)
 3.3 減磁への対応方法・注意点
   1) 外部(コイル)からの減磁界(電機子反作用)
   2) 低温減磁、高温減磁について
   3) 永久磁石の不可逆減磁:高温減磁
   4) 永久磁石の不可逆減磁:低温減磁
   5) 経時変化:永久磁石の時間に対する磁化の変化
   6) 錆による減磁
 3.4 着磁の方法と注意点
   1) 着磁の具体的方法
   2) 着磁磁界の目安
   3) 着磁特性
   4) 着磁パターン及び着磁ヨーク形状

スケジュール
10:30~12:00 講義
12:00~12:50 昼休憩
12:50~14:30 講義
14:30~14:40 休憩
14:40~16:30 講義
※進行状況により多少変更します。
キーワード
永久、磁石、モータ、磁力、磁性、測定、軟磁性材料、フェライト
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索